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奈良国立博物館の正倉院展に行ってきました

皆さん正倉院展ってご存知でしょうか?
毎年奈良国立博物館で開催されていて今年は76回目にあたります。

◯正倉院とは
正倉院とは奈良時代に建立された東大寺の正倉です。校倉造の建築で3部屋に分かれていて北倉、中倉、南倉と呼ばれています。

光明皇后によって東大寺に献納された聖武天皇の遺愛の品、また東大寺の法要にまつわる品などの宝物が納められていました。
現在は宮内庁正倉院事務所が管理されているようです。

正倉にて守られてきた宝物の一部を毎年正倉院展にて私たちは見ることができます。
一部と書きましたが年によって展示される宝物が異なります。
初出陳(初出展)の宝物もあります。

◯いざ、正倉院展へ
私は中学生の時に友達に誘われて行った以来2回目になります。約20年ぶりの正倉院展。
行く前から楽しみで仕方ありませんでした。

昔と違って事前予約で入れる時間帯も決まっています。それでも凄い人でしたね。

展示物を見るのにあそこまで時間かかったのは初じゃないかしら?

前に行った時は創立記念日の平日に行ったのでお年寄りの方が多かったのですが、今回はそうじゃなかったので色々な層の方が来ていて新鮮でした。

私は利用しませんでしたが案内ガイドは声優の能登麻美子さん。大好きな声優さんなので悩みました‥。

◯宝物
どの宝物も素敵でした。
ですがやはり今回のメインである黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいじゅうにりょうきょう)がとても綺麗で心に残っています。
時間を忘れて見てられました。ひとつひとつが繊細で美しかった‥。千年以上前に作られたとは思えません。公式HPで写真を見れますが実物の方が何倍も綺麗だったので是非自分の目で見てほしい品です。

他にも緑地彩絵箱(みどりじさいえのはこ)も素敵でした。色がね、綺麗なんです。まさしく名前の通り。

古文書を見るのも楽しかった。現代でいう戸籍や決算書などがありテンションがあがってしまいましたね(笑)

後、字が本当に綺麗。そしてよく見るとどの古文書も綺麗で上手いんですが書き手による癖が見えてきてそれも面白かったです。


◯最後に
今回の正倉院展は11日までとなっています。
今年の残り期間はあまりありませんが行ける機会がありましたら行ってみてほしいです。

人は多く混雑していましたが貴重な宝物を見るのはとてもいい経験だと思います。

私は千年以上前に生きた人々と繋がりを感じて不思議な気持ちになりました。毎日生きることに必死ですが少し肩の力が抜けリラクッスした気分に。本当に行けて良かった。

正倉院展のグッズも販売されています。
種類の多さに驚きました。欲しくなるような品がたくさん。
毎年宝物が違うのでよい思い出になることでしょう。

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