【子連れセブ旅行】1歳も楽しめたアイランドホッピングツアー
6歳と1歳を連れた、4泊5日のセブ旅行。
航空会社はセブパシフィック、滞在先はプランテーションベイで、旅行会社は通さず個人手配です。
基本的にはホテルの中で過ごす旅だったのですが、1日だけツアーに参加しました。
利用したのは、滞在先プランテーションベイリゾートアンドスパのBipolar Island Experience。
所謂アイランドホッピングです。
行き先はヒルトゥガン島とパンダノン島。
出発は午前9時で、解散は多少の変動があるようですが、私たちの時は午後2時半頃でした。
ホテル主催ツアーのおすすめポイント
ホテル主催ツアーの魅力は、なんといっても発着がホテルのプライベートビーチであること。
外部ツアーでは送迎のために複数のホテルをまわる分、拘束時間が延びる傾向がありますが、こちらはホテルの部屋から徒歩で集合してすぐに出発できます。
もしかしたら外部ツアーのほうがリーズナブルかもしれませんが、子連れで移動が大変な方、時間を有効に使いたい方には、ホテルのツアーがおすすめです。
アクセスの良さに加え、入島料・コテージ使用料・ランチ・船上でのドリンク・タオルやライフジャケットなどの貸出も含まれていて、ほぼ手ぶらでもなんとかなるくらい、至れり尽くせりのツアーでした。
あったら良いのは、塗り直し用の日焼け止めと子ども用のおやつくらいかな。
料金
2024年7月時点での料金は、3人で7,500ペソ。
4人目以降は、大人が1,500ペソ、子供(4〜12歳)が750ペソ、3歳以下は無料です。
大人2人、子供は2人で6歳と1歳の我が家の場合は、7,500ペソでした。
6歳の上の子も年齢に関係なく「3人目」としてカウントされたようです。
1ペソ2.7円で計算すると、20,250円くらい。
ちなみにチェックインの際、ツアーの請求書へのサインを求められたのですが、よく見たら1歳の下の子の分として750ペソが加算されていました…
ホテルの公式サイトを開いて「3歳以下は無料と聞いています」と伝えたところ、修正テープで金額を直してくれました。
請求書の確認、大切ですね。
船での移動は快適
乗ったのは大きなバンカーボート。
屋根の下で日に当たらずに過ごすことができ、移動中は風が吹き抜けてとても気持ちが良いです。
クーラーボックスには、水、缶ジュース、缶ビールなどが用意されていて、自由に飲めるスタイル。
1歳10か月の娘は、ここで人生初めてのジュースを飲みました。
彼女のお気に入りは、フォーシーズンズという4種類のトロピカルフルーツの果汁ジュース。
なお、缶の飲み口で口を切らないかヒヤヒヤしたので、紙コップを持っていけば良かったな…というのが反省点です。
ホテルには持ってきてあったのに、ツアー参加時の荷物へ入れ忘れてしまいました。
ヒルトゥガン島周辺でのシュノーケリング
最初に行ったのは、ヒルトゥガン島。
ここでは上陸せず、はしごを使って船から直接海に入りました。
持っていって良かったもの
ツアーでは、ライフジャケットとシュノーケルを貸し出してもらえました。
ライフジャケットには子どもサイズがあり、身長82cmの娘も着用できました。
一方、貸出用のシュノーケルは1サイズとのこと。
子どもには大きすぎたので、6歳の息子は使い慣れた自分のゴーグルを使いました。
同乗した他のご家族は、こういうフルフェイスタイプのシュノーケルマスクを持っていて、とても便利そうでした。
1歳の娘はゴーグルもシュノーケルもサイズの合うものがなさそうだったので、のぞきめがねを持参。
これが大正解でした!
水につけてのぞくと、水の中がとてもクリアに見えます。
唯一の難点はかさばること。
スーツケースに入れたら閉まらなかったので、機内持ち込み手荷物に入れていきました。
内側にはおむつをぎっしり詰めて、スペースをなるべく有効活用…マミーポコのLサイズが8枚入りました。笑
我が家はもう買ってしまったので、次以降もこれを使うつもりですが、コンパクトに持ち運びたい方には、こういう空気で膨らませるタイプも良いかもしれません。
この他、塗り直し用の日焼け止め、子ども用のおやつ、船の上で羽織るためのパーカーなどは持っていきました。
泳いだ後、濡れた水着でいるのは寒くてかわいそうかな、と思い、子どもたちの分だけ替えの水着を持って行きましたが、この日は快晴で30度くらいあったので、結果的には不要でした。
すぐに乾いてしまいます。
パンに群がる大量の魚!
泳ぐのが大好きな息子は、ハシゴから何の躊躇もなく海へドボン!
ガイドの方が1家族に1人つきました。
私たちが浮き輪につかまると、それを引っ張りながら泳いで、ちょうど良いポイントまで誘導してくれます。
ガイドさんが水中でまいたパンへ、魚がわらわらと寄ってきました。
あまりの勢いに、息子ははじめ
「いやー!すごい来る!怖い!僕も食べられそう!パンと間違えないでよ!?」
とビビリ散らかしていましたが、徐々に慣れ、数分後には自分でもパンを持って魚を集めるように。
私はというと、そんな息子の姿を水中から撮ろうとしたのですが、ライフジャケットを着ていると潜れなくて…
"Can I take off my jacket?(ジャケット脱いでも良いですか?)"
と聞いてみたところ、
"Are you a master swimmer? OK!(泳ぐの上手いですか?いいよ!)"
とのこと。
ライフジャケットを脱いで自由の身になり、ついでに足につけるフィンも貸してもらい、グイグイ潜って撮りました。
(※筆者は日頃から海で泳ぐことに慣れています。そうでない方はくれぐれも真似をしないでください…)
ちなみに、1歳の娘もライフジャケットを着て海に入ったのですが、いつのまにか水面で仰向けになってスヤスヤ。
波の揺れが心地良かったのかも。
日頃から水に慣れているとは言え、なかなかの大物です。
海水が顔につくのを嫌がりそうな子には、足入れタイプの浮き輪を持っていってあげると良いかもしれません。
パンダノン島でのランチとフリータイム
2つ目の目的地は、パンダノン島。
ここでは上陸してすぐにランチ、食べ終わった人からフリータイムという流れでした。
ランチはボリューム満点
バーベキューは調理済みの状態で配膳されました。
ポーク1本、チキン1本、白身魚1切れ、エビ2尾、ライス1包みで1人前。
この他、おかわり用のライスや漬物、マンゴー、スイカ、オレンジが、タッパーの中にたっぷり。
無料で参加した1歳の分はありませんでしたが、シェアして食べても十分な量でした。
大食い揃いの我が家ですら、バーベキューとマンゴーは完食したものの、おかわりライスとスイカとオレンジには手をつけられず。
6歳のお気に入りは、串焼きのお肉。
1歳は、白身魚とご飯をよく食べました。
ちなみに、屋外なので仕方がないことなのですが、食べているとハエが集まってきます。
バーベキューはアルミホイル、ライスは紙で包んであり、フルーツはタッパーの中にあるのですが、包みやタッパーを開けっぱなしにしてしまうと、食べ物に直接止まってしまうかも。
そんなわけで、その時に手にとって食べる分だけ、包みを開くようにしていたので、開いてある状態の写真は撮れませんでした。
犬もウロウロしていますが、テーブルの上にあるものまで奪いにくることはなく、地面の食べこぼしを静かに探している程度です。
子どもたちには、大声を出したり無理に追い払ったりしないよう伝えました。
ベンチは高さがあるので、犬が近くにいる間は、足をブラブラさせずベンチの上に上げておくと、より安心です。
フリータイムも充実!
大人よりも先に満腹になった息子は、コテージ付近で生き物探し。
すぐにヤドカリを見つけ、手のひらに乗せて大はしゃぎしていました。
うっかりヤドカリに指を挟まれて泣きべそをかくハプニングもありましたが、数分で心身ともに立ち直り、またヤドカリ探しを再開。
生き物が好きな子には、特に楽しい場所です。
食後は、ガイドさんが海を背景に写真を撮ってくれました。
とても綺麗な景色なのですが、後から写真を見たら、まぶしすぎて誰一人として目が開いていませんでした。笑
サングラスをつけたまま撮ったほうが良かったかな。
写真撮影もそこそこに済ませ、子どもたちは浮き輪を持って海に猛ダッシュ!
浮き輪で浮かんだり水中を覗いたりして、30分ほど遊びました。
海底には大小の岩があり、ゴツゴツしていました。
パンダノン島で海に入るなら、マリンシューズは絶対にあったほうが良いです。
遠浅なので、浜からだいぶ離れたところまで歩いて、ようやく岩にぶつからずに遊べる深さになりました。
雨季のせいなのか、浅くて砂がまきあがっているせいなのか分かりませんが、海水の透明度はいまひとつ。
それでもお魚を見つけることができて、子どもたちは大喜び。
綺麗な色のお魚を追いかけて、たくさん泳ぎました。
トイレだけは苦戦
島でお手洗いに行ったのですが、ここは噂で聞いたことのある「自分で水を汲んで流すトイレ」でした。
トイレの個室を出たところに、水の入った大きなポリバケツがあり、その中に小さな桶がプカプカ浮いています。
先客として出てきた方から「流し方が分からないんです」と助けを求められたのですが、私も「自分でどこかに水を入れて流すって聞いたことがある」くらいの知識しかなく…2人で「どこに水を入れたら良いの?」と右往左往。
そこへ現地の方が現れ、困っている私たちを尻目に、桶で水を汲むと、便器の中にザッバーーーン!!と豪快に放水すること数回。
え、便器の中の水かさが増してあふれるんじゃないの?
とハラハラしていたのですが、そんなことはなく、新しい水に入れ替わりました。
ちなみに、トイレットペーパーはなく、紙を便器に流すこともできません。
紙を持ち込み、使用後は隣のゴミ箱に捨てます。
潔癖目線で言うと、ハンドソープとアルコールジェル(またはスプレー)もあると安心です。
私はかさばらないペーパーソープを持っていきました。
普段は災害用グッズとしてストックしています。
個室内には照明がなく、ドアを閉めると真っ暗で、鍵も見当たらなかったので、なるべく複数人で一緒に行き、交代で入ると良いと思います。
男女は分かれていました。
帰路は爆睡
遊び疲れた子どもたちは、帰路の船で爆睡。
船の中央にある大きなベンチの上で、他のご家族のお子さん達とともに雑魚寝していました。
海風に吹かれてとても気持ち良さそう…!
大人もビールやジュースを飲んだり、写真を撮ったり、うとうとしたり。
移動時間は長くて退屈なのではと懸念していたのですが、そんなことはなく、終始楽しいツアーでした。
タイムスケジュール
しっかり記録はしていないのですが、撮った写真の時刻情報から分かる範囲で、だいたいこんな感じでした。
9:00 ホテルのビーチ集合
〜移動〜
10:00-10:40 ヒルトゥガン島でシュノーケリング
〜移動〜
11:00-13:00 パンダノン島でランチ、フリータイム
〜移動〜
14:30 ホテルのビーチ着、解散
船の上でお昼寝をたっぷりした息子は、戻ってきてすぐに、またホテルのラグーンで泳いでいました。
体力さえ残っていれば、ツアー後に遊んだりショッピングに出かけたりもできそうなスケジュールです。
まとめ
・集合場所へのアクセスが楽でタイパが高い
・ライフジャケット、シュノーケル、フィン、タオルは貸し出しあり
・子連れなら、サイズの合うシュノーケルやゴーグル、のぞきめがね、浮き輪、紙コップなど持っていくと◯
・水に慣れていれば、幼児でも楽しめる可能性大
・食事はボリューム満点
・ドリンクもたっぷり
・船は屋根の下にいれば快適でお昼寝可能
・トイレだけは難易度高、トイレットペーパーやティッシュ必携、ハンドソープやアルコールジェルも使いたい方は持参