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盟友ベルルスコーニからも見放され、国家予算の3倍以上もウクライナで無駄にして、プーチンに行き場なし。

日本がロシア斬りを宣言して以降、一気にロシアネタが市中へ流れ出しているように感じるのは気のせいだろうか?なんとなく、ロシア工作員の動きが抑え込まれたことで、ロシアの真の姿を晒さぬよう張られていた煙幕が、一緒に全部消えてしまったからだとも思えるのだが。
今日は、再びロシアをクローズアップし、どん欲に笑いを貪っていきたいと思う。

●元イタリア首相のベルルスコーニなんて懐かしい名前が出てきたと思ったらw●
いやぁ、なんとも深読みしたくなるネタだ。プーチンと仲がよかったはずのベルルスコーニ元イタリア首相が、ここまで嫌ロシアな気運が高まってしまったことに耐えられない!とばかりに今更のタイミングでプーチンとの決別宣言を口にしたようだ。これでますますプーチンの凋落とか孤立感といった空気が際立つが、そもそもこの二人、単なる首脳友達では済まない間柄だったはずなのに?ということで、ちょっと昔の話まで掘り下げて見てやろうという趣向だ。
朝日の記事になる。


盟友ベルルスコーニ氏もプーチン氏批判「平和な男と思ってきたのに」
4/10(日) 12:50配信 朝日新聞デジタル
ウクライナに侵攻しているロシアのプーチン大統領について、同氏の盟友といわれるイタリアのベルルスコーニ元首相は9日、「20年前に知り合い、民主主義と平和の男だと思ってきたのに、何という残念なことだ」と批判した。所属する政党の大会での発言をロイター通信が伝えた。
ロイター通信によると、侵攻後、ベルルスコーニ氏がプーチン氏について公の場で発言したのは初めて。ベルルスコーニ氏は、侵略の全責任をプーチン氏が取らなければならないと強調し、「ウクライナを攻撃したことでロシアはヨーロッパに加わることなく、中国の手中に落ちることになった」とも述べた。
ベルルスコーニ氏はプーチン氏と互いに行き来する仲で知られ、「世界のリーダーの中で間違いなくナンバーワンだ」と称賛したこともあるという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c010e92855ec332b32703f87974692619f8b1a


ベルルスコーニと言えば「フォルツァ!イタリア!(がんばれ!イタリア!)」というスローガンで支持を集め、1994年から2011年まで、四次まで政権を維持し人だ。もともとはメディア企業経営からのし上がったこともあり、演説に集まった聴衆を乗せるのがとにかくうまいイメージで、おいらは「そういう宰相」だと見ていた人でもある。
2013年に政界引退を表明し、以降は大人しく余生を楽しむのかと思っていたら、2019年に欧州議会議員として復活して、と結局は日の当たる場所を忘れられないようだ。まぁ、在任中は女性スキャンダルもあったりなかったり、といういかにもなイタリア親父的一面もあったので、そういう部分も含めて忘れられない人だと言える。

そんなベルルスコーニは、プーチンにべた惚れだった。単なる首脳同士という堅苦しさもなく、会えば旧友とか盟友という雰囲気さえ漂わせていて、ツーショットになれば映画のワンシーンのようだとまで言われた関係だ(実際、同じイタリア系ということもあってベルルスコーニはロバート・デニーロっぽい雰囲気があり、まだまともだった時代のプーチンと並べばマフィアの会頭が含み笑いで顔を合わせる、みたいな空気になっていたのが懐かしい)。ベルルスコーニは「世界のリーダーの中で間違いなくナンバーワンだ」とプーチンを評したこともあるが、この言葉だけでどれほど親密だったのかも伝わってくる。

だが、ウクライナ侵攻が始まって38日目に、ベルルスコーニが立ち上げた政党「フォルツァ・イタリア」はロシアを批判する声明を発表、それに合わせてベルルスコーニもプーチンを見捨てるコメントを出したわけだ。イタリア北部同盟のサルヴィーニには、かつてロシアからの献金疑惑がかけられたこともあったほどの親密さだったにも関わらず、イタリアの親ロシア派ももはやプーチンを擁護し切れないと離脱していった姿には、哀愁を感じたりもする。
それにしてもベルルスコーニの「20年前に知り合い、民主主義と平和の男だと思ってきたのに、何という残念なことだ」という言葉から滲むものは軽くなく、「ロシアは中国レベルに落ちた」と断じた点はさすがの弁舌とも言えるだろう。

本当にプーチンは、独りぼっちになってしまったのだなぁ。

●プーチンよ、それでもお前にはウクライナからの撤退という選択は思いつかないのか?●
こんなザマじゃ、ロシア軍が後退を余儀なくされても仕方ない、ということか。今回は西側の発表なので、盛りまくっているはずのロシア発表よりは遥かに信ぴょう性は高いだろうが、最初の時点で19万人も兵士を投入した規模だったことを思うと、ここでいう使い物にならない1/4が、決して軽度の損傷だとは言えないのではないか、と思う。
もちろん、いやいや、まだ3/4は動くじゃないか、と見る向きもあるだろうが、野球でいえばDHも含めたスタメン10人のうち2人が既に消え、もう一人もベンチへ下がりそうだ、となっている場面を思えば、まぁ、普通にヤバいんじゃね?と。
CNNの記事になる。


侵攻のロシア軍部隊の4分の1、「事実上使えず」 欧州当局者
4/10(日) 14:29配信 CNN.co.jp
(CNN) ロシア軍がウクライナ侵攻に動員した大隊戦術群(BTG)のうちの約4分の1が、多くの人的損失、貧弱な後方支援態勢や部隊の維持管理などが原因で「事実上、作戦に投入出来ない」状態にあることが10日までにわかった。
欧州の政府当局者が明らかにした。CNNは侵攻が始まる前の時点で、ロシア軍が待機させている大隊戦術群は約120と報道。同当局者によると、侵攻が6週目に入り、このうちの約29が任務から外れたとした。
ロシア軍はこのなかで、実戦から除外されたBTGの残存兵力の一部を活用し、結束力ある戦闘部隊の編成を試みている。2~3の大隊戦術群の残余の兵力を使い、一つの部隊として再生させる対策などとなっている。
ロシアのペスコフ大統領報道官は7日、ロシア軍はウクライナで「多大な損失を被った」と認め、ロシアにとって「大いなる悲劇だ」との考えを表明した。
英テレビ局スカイニュースとの会見で、ウクライナの首都キーウ(キエフ)や北部チェルニヒウからのロシア軍撤退は両国間の交渉が続いていることを踏まえた「善意の行動」とも形容。ロシアが交渉の継続に好適な環境づくりの用意が実際にあることを示すため、緊張緩和を図った措置だったと主張した。
ロシア侵攻軍の死者数については、プーチン政権寄りのタブロイド紙コムソモリスカヤ・プラウダが先月、9861人と報道。ロシア大統領府が示している公式数字よりはるかに多い水準だった。
同紙はロシア国防省の情報としてこの人数を報じていたが、後になって死者数の部分を削除した。ハッキングの被害も伝えていた。
米政府や北大西洋条約機構(NATO)の当局者は先月、ロシア軍兵士の死者数は3000人から1万人の間と推定。ウクライナ政府当局者は、実際の人数はさらに多いと主張した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/14c81ca15cb6ed560dd48001ef071765f271087e


この記事によると、ロシア軍は120の大隊戦術軍がウクライナへ投入されていて、そのうち29が戦線離脱したということになっている。1大隊のレベルが戦車1台というわけでもないはずなので、やはり受けた損害は小さいとは言えそうもない。しかも、そこまで犠牲を払ってなおウクライナへ致命的な打撃を加えられていないのだから、そりゃ現場にいる兵士たちの士気も上げようがないだろう。

というか、この後とんでもない話が明らかになり、ロシアはこのまま侵攻を続けていると、国家破産が避けられなくなりそうなのだ。

●ウクライナ侵攻は金の無駄遣い戦争w一発撃つ度にロシアの首が締まるw●
戦争とはそういうものだ、と言われればそれまでだが、経営者的な視点でいえば、営業損益が年間売上を超えてしまうとわかった時点でそのプロジェクトから手を引くと決めるし、債務超過を解消する手立てもないのなら今すぐ夜逃げに走らなければならない、それくらいロシアの財務はボロボロだ。
まず、現代ビジネスの記事をご覧いただこう。


プーチン、ついに“自滅”か…戦費「3兆円」ムダ遣いで、これからロシアが辿る「壮絶な末路」
4/11(月) 8:02配信 現代ビジネス
ウクライナ情勢は泥沼化の様相を呈している。そして、苦戦続きのロシアが「自滅」するというシナリオも現実味を帯びてきた。ロシア軍の一日の戦費に関して、日本円でおよそ3兆円にのぼり、すでに国家予算の3倍以上のカネがかかっているという。
では一日3兆円ものカネは一体何に使われているのか…? 前編記事『ここにきて「プーチンの自滅」が現実味を帯びてきた…ロシア「一日3兆円の戦費」の衝撃中身』引き続き、その内訳を明かそう。
徴集兵の月給は3000円
東京大学先端科学技術研究センター専任講師で、ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする小泉悠氏はこう解説する。
「かつて行われたロシア軍の大演習では、1週間で10万トンの弾薬を使用しています。ちなみにこの消費量は、自衛隊の備蓄弾薬(推定11万トン)に匹敵します。
ロシア軍が、ウクライナ侵攻を演習レベルで行っているとすれば、1週間で10万~20万トン使っていても不思議ではありません」
’15年に陸上自衛隊が行った「富士総合火力演習」では、3億7000万円相当の弾薬35・6トンが費やされたと記録されている。
この数字を参考にして、ロシア軍が週に10万トンの弾薬を使ったと仮定してみよう。あくまで単純計算ではあるが、3月末までに約5兆3421億5625万円もの弾薬費をかけたと考えてもおかしくはない。

ウクライナ侵攻では陸軍が目立っているが、戦闘機などを扱うロシア航空宇宙軍も戦費を垂れ流していると言っていい。
たとえば、最新鋭戦闘機「Su-35」は一機約122億7600万円もする。現在、ロシア軍の主力とされている「Su-30」の価格は約45億9700万円、「Su-34」は約44億1300万円とおしなべて高い。そして、そのすべての機種がウクライナ軍によって撃墜されたことが確認されている。
また、主力の戦闘ヘリコプターも、「Ka-52」は約42億9100万円、「Mi-28」は19億6000万円する。
戦闘機や戦闘ヘリコプターは飛行するだけでも整備費や燃料費など飛行コストがかかる。たとえば、「Su-34」と同程度の性能を持つとされている米戦闘機「F-15E」の一時間あたりの飛行コストは約242万円だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/16c9186b2779c07b393974f3dfdc649107f69eca


そもそも、ロシアの国家予算は「たった」35兆円規模しかない。それなのに1日3兆円も戦費として無駄にしてきたという。ここまで開戦から1か月余りをかけているので、費用の総額は優に100兆円を超えている計算になる。つまり、国家予算の3倍を費やして、まだロシア軍は何も戦果を挙げられていないのだ。ね?支払えずに夜逃げ、へ持ち込むしかないでしょ?w
参考として、3月末までの中間決算的な記事も配信されているので、こちらも紹介しておきたい。
日刊ゲンダイの記事なので、眉唾でご覧いただければよろしいかと思うw


プーチン大統領が直面する金欠地獄 かさむ戦費すでに87.5兆円で国家予算の2.5倍以上!
3/30(水) 16:22配信 日刊ゲンダイDIGITAL
ロシアのウクライナへの軍事侵攻は31日、開始から6週目に突入する。1カ月以上に及ぶロシア軍の攻撃は、やむ気配がなく、戦費は垂れ流し状態だ。対面交渉が29日に再開したものの、停戦合意には至っていない。このまま攻撃を続ければ、プーチン大統領は金欠地獄に落ちる一方である。
◇  ◇  ◇
トルコのイスタンブールで再開した停戦交渉はロシアとウクライナ双方に歩み寄りが見られたものの、一時停戦の結論は得られなかった。ロシアがウクライナに要求している「非武装・中立化」を取り下げる気配はないが、かといって侵攻を続けられるかは疑問だ。ズバリ「金欠」だからだ。
英コンサルティング会社の試算によると、ロシア軍のウクライナにおける戦費は1日あたり200億ドル(約2兆4700億円)。しかも、この金額は「少なくとも」であり、実際は推計以上の可能性がある。
1日2.5兆円の戦費がどれだけ異常かは、ロシアの国家予算と比べるとよく分かる。ロシア連邦上院が昨年末に可決した連邦予算案によると、今年の歳出は23兆6942億ルーブル(約35兆円)。侵攻開始から丸5週間で、かかった戦費は87.5兆円。国家予算の約2.5倍だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99c3c03c70f919446466ef1dcd33f881328a7094


この時点で87.5兆円が消えているということなので、無駄遣いペースとしてはこれで合っているはずだw

ロシアにとって痛いのは、戦争で出ていく金を補充する為に国債発行で賄おうとしても、現状では引き受け手がいないことだ。だから、おいらも速攻で夜逃げしかないと書いたのだが、それ以外の穴埋め方法はウクライナを降伏させて賠償金を得ることくらいしかない。制裁で物を売ることがそもそもできないので、ここまで事を進めてしまった以上、ロシアには勝ち以外の着地点はない。なんだよこの「帰りの燃料を積まずに飛んでいけ」な神風特攻状態はwお前らいいから死んで来い!としか言わないこんな奴が社長やってる会社になんて、そら誰だっていたくはないよね、ブラックどころの騒ぎじゃないぜ。

●はぁ?デフォルトしたら西側のせい?プーチン、お前は韓国人か?●
こりゃマジでひどい話だwデフォルトは、やめろと言われていたウクライナ侵攻を強行した結果で、まさに自業自得なのだよプー太郎くんw
ロイターの記事になる。


ロシア、デフォルトに追い込まれれば法的措置へ─財務相=現地紙
4/11(月) 7:22配信 ロイター
[11日 ロイター] – ロシアのシルアノフ財務相は11日、西側が国債をデフォルト(債務不履行)に追い込もうとすれば法的措置を取るとの考えを示した。現地紙イズベスチヤのインタビューで述べた。
同相は「われわれは投資家が支払いを受けられるようあらゆる措置を講じているのだから、当然提訴する」と語った。
外貨と自国通貨ルーブルの両方で支払う努力を行ったと確認できる書類を裁判所に提出するとし、「さまざまな困難にもかかわらず、非常に精力的にわれわれの主張を証明する必要があるだろう」と語った。法的選択肢に関して詳しい言及はなかった。
ロシアは先週、ドル建て国債の元利払いをルーブルで行ったと明らかにしており、100年余りぶりに対外債務のデフォルトに陥る可能性が高まった。
シルアノフ氏によると、対外債務は4兆5000億─4兆7000億ルーブル程度に上り、約21兆ルーブル(2617億ドル)の公的債務総額の2割程度を占めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66980a7732763cf4687e40589ee8d80dd00c5b2c

これがまた、ロシア司法が本気で決定したというのだから、韓国とまんまそっくりだ。何度かこの両国が似ている点は過去記事で笑ってきたが、こうして国内へ向けてロシアは悪くない、破産したのは西側のせいなんだ、と喚いてかわそうとか、ここまでそっくりだったとは、だ。

しかし、ここからでもわかるではないか、ロシアがウクライナイに勝てない理由とは、万年負け組の韓国とツルんでいただけでなく、韓国同様にお花畑理論で戦争を始めたからだ。それで国家破産だものなぁ、惨めなことこの上なしだわw

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