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北朝鮮のミサイル発射で生じた日韓での発表の違い、そこではっきりしたのが韓国枠組み外しの刑だw

これまで、日本やアメリカの嫌韓な空気は何度も記事にしてきたが、はっきりと韓国がオミットされているということがわかる事態が目立ってきた。
今日は、北朝鮮が発射した「飛翔体」についての発表から、韓国へ軍事情報が渡されていないことがわかった、おいら的には記念すべき日になった件をお伝えしたい。
テーマは「何も与えられなかった韓国」でどうだろうか?
まず、一発目はハンギョレの記事になる。


韓国は「1発」、日本は「2発」…北朝鮮のミサイル発射めぐり情報分析が正しいのは?
10/20(水) 7:09配信 ハンギョレ新聞
北朝鮮、19日午前にSLBMとみられる弾道ミサイル発射 韓日軍当局の情報判断、微妙に異なる
19日午前、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定される弾道ミサイルを発射したことを受け、岸田文雄首相は遊説の日程を取り消し、急遽東京に戻るなど、敏感な反応を示した。防衛省レベルで対応する一般的な「弾道ミサイル」の際の対応とは異なり、自身の動線を分単位で公開し、日本の徹底した対応態勢を強調しようと努めた。
岸田首相は発射後約1時間後の午前11時16分、福島市内で記者団に対し「2発が発射された」とし、北朝鮮が連続的にミサイルを発射していることについて「大変遺憾に思う」と述べた。岸田首相は、31日に行われる衆院選のため、宮城県仙台駅で街頭演説をしてから秋田県に移動する予定だったが、午後3時頃、急遽首相官邸に戻り、今後の対応について協議した。首相官邸のホームページを見ると、岸田首相が北朝鮮のミサイル発射から6分後の10時24分、「不測の事態に備え、万全の態勢を取ること」などを指示した。それから52分後に記者団に対し、北朝鮮に対する遺憾の意を表明したことが確認できる。
岸田首相は国家安全保障会議(NSC)を開いた後、午後4時ごろ再び会見を行い、「北朝鮮による核ミサイル関連技術の著しい発展は、我が国と地域の安全保障にとって、見過ごすことができないものであると考える」としたうえで、「こうした状況に備え、いわゆる敵基地攻撃能力の保有を含め、あらゆる選択肢を検討するよう、改めて確認した」と強調した。
米国も懸念を共有した。米インド太平洋軍司令部は声明を発表し、「我々は北朝鮮の弾道ミサイルが今朝日本海(東海)に発射されたことを把握しており、韓国と日本はもちろん地域の同盟、パートナーとも緊密に協議している。我々はこうした行動を糾弾し、北朝鮮にこうした不安を助長する行動の自制を求める」と述べた。米国務省も、立場について質問した「聯合ニュース」の書面質疑に対し、「米国は北朝鮮の弾道ミサイル発射を糾弾する。これは多数の国連安全保障理事会決議に違反しており、地域にとって脅威となる」とし、「さらなる挑発を自制し、持続的かつ実質的な対話に出ることを北朝鮮に求める」と強調した。
同日、改めて浮き彫りになった問題は、韓日間の意思疎通の不在だった。韓国合同参謀本部は北朝鮮の短距離弾道ミサイル「1発を(発射したことを)把握した」と発表したが、岸田首相と防衛省の発表を引用したNHKなどは「2発が発射された」と報じた。これに対し合同参謀は午後、国防部記者団に対し「韓米が事前動向を注視しており、韓米情報資産が1発を探知した」と説明した。韓日軍当局間で疎通はなかったが、韓国の情報分析が正しいという意味に解釈できる。
中国は予想どおり関係国の自制を求めた。中国外交部の汪文斌報道官は定例記者会見で「最近の朝鮮半島問題関連国の軍事動向も注目している」とし、「現在、朝鮮半島情勢が決定的な時期を迎えた。関係諸国は大局的に考え、自制を維持し、朝鮮半島の平和安定の守護に力を入れるべきだ」と述べた。さらに「各国が対話と交渉という正しい方向を守り、『双軌並進』(非核化プロセスと朝米平和協定交渉の同時推進)と段階的かつ同時的原則に基づき、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスを共同で進めることを望んでいる」という中国の従来の立場を繰り返した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/807d382fd819a3d3bfcf029cba32e1f08f330c2f


北朝鮮が飛翔体を発射したのは10月19日の午前中だった。これについて日本、韓国それぞれが発射されたのは事実だと報じたのだが、ここで両国で言い分が違うという事態が起きている。
韓国は1発だったとしているのだが、日本は2発で、ハンギョレはどっちが正しいのか?という論調で記事にしている。どっちが、と言っている時点でハンギョレのわかってなさも大概だが、他に書きようがなかったのが正直なところだろう。要するにこれ、日本はアメリカからの情報も照らし合わせて2発だとしていたところ、韓国にはその情報が渡されず、おそらくあてずっぽで1発だ、と発表したようなのだ。

北朝鮮情報は、特にアメリカの国防上最重要な国に分類されており、それは在日米軍を攻撃から守るというテーマの元、慎重に扱われるものだ。だから、日本側との共有が図られ、当然発表も同じ内容になる。同盟国なのだから、これも当たり前の話でしかない。
そして岸田さんは、北朝鮮の動きを受けて即座にNSCを招集し、こういう支持を出している。
テレ朝の記事になる。


岸田総理 NSCで敵基地攻撃能力の保有検討を指示
10/19(火) 20:05配信 テレビ朝日系(ANN)
岸田総理大臣は北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けてNSC(国家安全保障会議)を開き、防衛力の強化に向けて敵基地攻撃能力の保有も含め、検討するよう指示しました。
岸田総理大臣:「私からすでに国家安全保障戦略等の改訂を指示しており、いわゆる敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を検討するよう本日、改めて確認を致しました」
そのうえで、岸田総理は「防衛力の抜本的な強化に取り組む」と強調しました。
また、今回の弾道ミサイル発射について「国連安保理決議違反で強く非難する」としたうえで、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の可能性も含めて分析中だと説明しました。
一方、岸防衛大臣は北朝鮮が発射した2発の弾道ミサイルのうち、1発が日本のEEZ(排他的経済水域)の外に落下したことを明らかにしました。
もう1発については距離なども含めて分析中としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fc11e04a5e58e707ce42f4fc332fbcce86a5487


これが同盟国同士、敵国へ向けた普通の対応であり備えだ。日本側が、韓国の発表との違いに関係なく「自分の持つ情報が正しい」と信じるからこそ、迷いなくここまで事を進められる、ということだった。

日本側の流れを追った後で、今一度ハンギョレの記事で韓国側の対応を読み返してみると、あまりにお粗末な内容で驚いてしまう。この記事の中でもはっきりと「日本との意思疎通はなく」と書かれているだけでなく、アメリカからも情報が渡されていなかったことが暗に示されている。ここからだけで、韓国が完全に日米防衛の枠組から外されていたことがわかるのだ。
だから、「1発だ」も確証があったわけではなく、1発以上(でも、いくつかははっきりわからない、言えない)というごにょごにょと口ごもった上での発表だった印象が強い。韓国の国防など、全然役に立っていない、ということなのだ。

だって韓国、自力では北朝鮮の動きなど何も検知できないことが今回いきなりバレたのだからね。

まぁ、こうなるからこそ安倍さんや当時は官房長官だった菅さん、外相だった茂木さんたちが、GSOMIAの破棄はやめるべきだ、と何度も韓国へ通告していたのだ。それを文在寅やカンギョンファBBAは、日本が困っていると勘違いして、ホワイト排除を撤回させようと執拗に破棄を叫び、最後はアメリカ政府から強く「やめろ」と通告され、破棄期限の6時間前に、安倍さんへ直接電話をして「破棄の時計を止める」という協定破りをした。
あの一件以降、カンギョンファは執拗に韓国はいつでもGSOMIAを破棄できると強弁を続け、日本へホワイト復帰せよと脅しにならない脅しをかけ続けてきたのだが、自分から破棄を持ち出した以上、日本へ北朝鮮のミサイル発射情報を問い合わせることができず、遂に今回、韓国だけが情報戦に取り残されていたことが露呈した、ということなのだ。

面白いのは、日本の親韓メディアで、時事通信は今もまだ韓国が発表した1発が正しいという報道視線を崩していない。他にも、1発だと書いているメディアがあれば、それは全部「汚鮮」された組織だと思えばいいだろう。そう、奇しくも情報を与えられなかった韓国を推すことで、自分たちが韓国寄りだと自白している、ということなのだ。そういう観点で見ておけば、信用に足るメディアかどうかも一発で把握できるはずだ。地方新聞など、洗ってみたら面白い結果が得られるかもしれないのだよ、西日本何とかとか沖縄何とかあたり・・・、なんてねw

で、もう一つの焦点として、そもそも韓国の持っている軍事レーダーの性能はどうなんだ?という話も出ている。というのも、日本とアメリカの発表は、北朝鮮の発射した2発のミサイルの着水までをしっかり把握できている。だが、韓国は1発の上に途中で見失っているようなのだ。ここからだけで、GSOMIAは韓国の為にアメリカが日本に協定を結ばせたという背景がよくわかる。日本は、韓国から得られる情報など皆無だ、という説の正しさがまた証明されたと言ってもいい。

まぁ、今回は潜水艦から発射する弾道ミサイル(SLBM)だったということだが、もし北朝鮮が韓国を攻撃するなら、別に潜水艦など使わなくても事は足りる。38度線に並べた大砲からソウルを狙い撃ちすることができるし、逆にソウルに核ミサイルを落とせば北朝鮮にも被害が及んでしまう可能性があるほど近いのだ。だから、韓国軍は北朝鮮のミサイルに無頓着なのだ、という言い方もできる。

その一方で、韓国ではこういう話も記事になっている。
朝鮮日報の記事になる。


【独自】韓国政府傘下機関主催の講演で「在韓米軍の存在、話にならない」(朝鮮日報)
 野党・国民の力の趙太庸(チョ・テヨン)議員室が17日に明らかにしたところによると、統一部の全羅南道統一敎育センターが主管した「平和統一リーダーシップ・アカデミー」で、円光大学名誉教授のA氏が今年6月10日に講演者として登壇した際、質疑応答で「北朝鮮の国内総生産(GDP)は韓国の国防費にもならない。そのような北朝鮮を相手に、米軍がいなければならないなんて、話になるものか」と述べた。さらに、「米国が平和協定を結ばないのは中国のせいだ。在韓米軍が残るには、北朝鮮の脅威をあおらなければならない。これが戦争を終わらせない背景だ。北朝鮮の核兵器のせいで戦争が終わらないというのは話にならない」とも語ったという。
 A氏は、2014年の統合進歩党・李石基(イ・ソッキ)元議員による「内乱陰謀事件」控訴審の第8回公判に証人として出廷し、「(韓国海軍哨戒艦)天安(爆破・沈没)事件は韓国と米国が大規模な軍事合同演習を北朝鮮の目と鼻の先で行おうとして、北朝鮮を刺激して起こった。延坪島(砲撃)事件も同じだ」と主張した人物だ。
・・・

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/18/2021101880045.html


実際にセミナーでこの話が語られたのは今年の6月のことらしいので、直近の、というわけでもない。だが、韓国左派の物の考え方がよくわかる内容になっているので紹介することにした。
ここでは、いわゆる学生運動に執心した世代が教授になり、彼らの主張するお花畑理論を得意気に披露しているわけだが、これ、文在寅や仲間たちも同類なのだ。
ここでは①「米軍は中国牽制を狙いとして駐留している」、②「北朝鮮の核兵器が問題で終戦宣言が出せないのは建前だ」、③「北朝鮮は脅威ではない」が焦点とされているのだが、まさにこの言いぐさ、文在寅の反米思想、従北路線そのまんまで、失礼ながら爆笑してしまった。

この中で注目点は②「北朝鮮の核兵器が問題で終戦宣言が出せないのは建前だ」で、韓国の側でキチガイが刃物を持ってうろついているのが問題ではなく、キチガイが刃物を持ち歩くように仕向けている在韓米軍が悪い、というロジックになっていることだ。在韓米軍はキチガイが暴れ出さないように派遣されている、という事実を捻じ曲げて北朝鮮を正当化しているのがよくわかる。
アメリカが韓国を本当に見限ったのであれば、その理由はいくつもあるはずだ。だが、最もアメリカを韓国から遠ざけているのは、こういう希望、願望を真実だと思い込み、それで政権運営までしてしまったキチガイ国家だから、が一番大きいような気がする。まともじゃない奴を相手に正論を投げても意味がない、だからアメリカは、もう北朝鮮のミサイル情報さえ韓国に渡さなくなった、こう考えれば納得もいくように思うのだが、いかがだろうか?

まぁ、いずれにせよ、韓国は完全に日米防衛の枠組みから外された、その事実は記憶しておくべきだと言っておきたい。

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