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世界がロシアを足蹴にし、ウクライナへ暖かい目を向ける中、ゼレンスキーがアヴェンジャーズになったw

いやー、驚いた。遂にウクライナ侵攻が、アメコミのアヴェンジャースと重ねて語られる展開にまでなってきた。ゼレンスキーの必死さ、男気に触れた世界のネット民が、導かれるようにヒーローの姿に重ねて見るようになってきたということだろう。こんな光景、過去に見たことがない。さすがは元俳優にしてコメディアン、画面を通しての人心掌握はお手の物ということか。
当然、今日もロシア関連の話題を経済面から炙り出していきたいと思う。本当に面白いことになってきぜぇ。

●アエロフロート全便飛行停止、民間人のロシア脱出ルートが一気に減少●
さぁ、ロシアに本当の非常事態だ。理由は明かされていないが、ロシアのフラッグキャリアであるアエロフロートが全便の飛行停止となった。おそらく欧米からの制裁により飛びたくても飛べない事態ということなのだろうが、これでまだロシアに残っている外国人の脱出ルートが大きく制限されることになった。
大変恐縮だが時事通信の記事になる。


ロシア航空、国際線全便停止 8日から
3/5(土) 23:56配信 時事通信
【ロンドン時事】アエロフロート・ロシア航空は5日、8日以降のすべての国際便を一時停
止すると発表した。
欧米諸国の対ロシア制裁で航空便の運航が制限される中、ロシア在住者の国際的な交通手段が一段と乏しくなりそうだ。
アエロフロートをめぐっては、欧州各国が領空の飛行禁止や着陸禁止を打ち出すなど、ウクライナ侵攻の制裁対象となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b26ad45a9ac198f699240605523fe9fee1eb4e5b


更に飛行機関連では、アメリカのボーイング社がロシアの各航空会社が使用しているボーイング製の旅客機について、整備をボイコットすることを決めている。つまり、アエロフロートが飛ばないと決めた背景には、こうした製造会社による整備を受けられないという事情があるものと思われる、
そして大国であるはずのロシアは、旅客機の整備さえ自国で賄う技術がなかったということだ。これは相当恥ずかしいw
こちらはCNNの記事になる。


米ボーイング、ロシア航空会社へのサポートを停止
3/2(水) 16:00配信 CNN.co.jp
(CNN) 米航空機大手ボーイングはロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアの航空各社に対するサポートを停止する。同社の報道担当者がCNNに確認した。
ボーイングはすでにロシアの首都モスクワでの主な業務を停止し、ウクライナの首都キエフの事務所を一時的に閉鎖した。ロシアの航空会社に向けた部品、整備、技術サポートのサービスも停止する。
同担当者は「現地にいる仲間の安全確保に注力する」と強調した。
ロシアの航空会社に対しては、これまでに多くの国が領空閉鎖の措置を取っている。バイデン米大統領は1日の一般教書演説で、ロシア航空機の米領空乗り入れ禁止を発表した。同国発着の国際線の運航を停止した航空会社もある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/884ffe097cd352d38cc602e2d5fc117f772e85eb

もうほとんどの外国人はロシアから脱出しているという話もあるが、まだウロウロしている人間は陸路でロシア国外を目指すことになりそうだ。これも相当キツい展開だが、早く逃げろと勧告されながら従わなかったのだから仕方がない。日本人でも、慶応大学生がウクライナから退避せよ、と外務省の勧告が出た後にポーランドから入国し、いきなり爆撃を受けて怖い思いをしたとツィートし、大炎上したケースもあるが、マジで起きているのは戦争なのだ。自由とか権利とか叫ぶ余裕などない場所に望んで残るなら、死んでも自己責任だと割り切っておけと言いたい。

ちなみに、経済不振から政情不安となったロシアには困窮生活が避けられないが、そうなると外国人は邪魔だ、お前らのせいで食い扶持が減る、と民間人が外国人に牙を剥く可能性が高い(ロシアはそういう国だ)。なので、まだ残っている諸君は、本当にそういう部分を理解しておかなければならない。幸運を祈る。

●ロシアのデフォルト発生は16日、ここから順次不渡りが連発する模様●
償還、利払いどちらも停止されたロシア国債は、3月16日から支払い期限が順次始まるようだ。一発踏み倒しが起きる度に、国家破産へ近づいていくことになるわけだが、つまりそれまでの間にウクライナ侵攻を終わらせることができなければ、ロシアは実質的に負けることになる。
産経の記事になる。


露国債、デフォルト迫る 16日から相次ぐ支払い期限 通貨ルーブル失墜も
3/5(土) 19:39配信 産経新聞
ウクライナ侵攻を受けた日米欧の包囲網で、ロシア国債のデフォルト(債務不履行)が迫ってきた。制裁による外貨不足で外貨建て国債の利払いができなくなるためだ。国債が〝紙くず〟になれば通貨ルーブルの信認が失墜し、物価が急騰してロシア国民の生活が破壊されかねない。いわば人為的に危機を作り出し、プーチン政権への批判を強めて撤退を促す強硬策。首都キエフ攻防戦が続く中、今月16日から大きな支払期限が相次ぐ予定で、まさに時間との戦いになっている。
「(西側の)厳格かつ協調的な制裁とロシアの債務返済意志に関する重大な懸念から、国債の返済が中断されるリスクが高まった」
格付け会社の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは3日、ロシアの国債格付けを投資に適さない「投機的水準」まで6段階引き下げた際の声明で、こう指摘した。まずは16日に期限を迎える1億1700万ドル(約135億円)の利払いを監視するという。
マネックス証券の大槻奈那チーフ・アナリストによると、年内に元本や金利の支払期限を迎えるロシアの外貨建て債券(社債含む)は2兆円超。返済原資があっても制裁で送金処理ができず利払いが滞るなどすれば債務不履行を認定されるケースもあり、「いずれにしてもデフォルトになる可能性が高い」と分析する。
ロシア国債がデフォルトすれば通貨ルーブルの価値も暴落する。ロシア国内で輸入品の価格が上昇し、急激なインフレが進む。制裁の効果で既に外国為替市場ではルーブルが急落し、輸入に頼るデジタル製品などの値段が毎日のように上がっているという。国際金融協会(IIF)によるとロシアは今年、物価上昇率が2桁に達し、2桁のマイナス成長になる恐れがある。
一方、実は数年前からロシアは制裁に備え、対外債務の支払いや為替介入に使う外貨準備を過去最大規模(今年1月時点で6302億ドル)に積み上げてきた。その過程で制裁に弱いドル建て資産を減らし、友好国である中国の人民元や、北方領土返還交渉を抱えた日本の円に振り替えている。
先進7カ国(G7)は今回、各国中銀が保管するロシアの外貨準備を一斉に凍結し、為替介入によるルーブル買い支えを防いだ。日本が〝抜け道〟にならなかったのはロシアにとって想定外だった可能性がある。
今後の焦点は制裁に加わらない中国の動向だ。人民元決済システム「CIPS」を経由すれば国際決済が可能との見方もあり、制裁の実効性にほころびが出る恐れがある。ロシア国民の不満にプーチン大統領が追い詰められるのが先か、ウクライナがロシアの手に落ちるのが先か。世界が固唾をのんで見守っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f58532a8cb8b55ea8786f94690325e3eadcbc67


資料がなくて現時点でははっきりわからないのだが、中国の恒大集団デフォルトの場合、不渡りとなったところから30日間の支払い猶予が設定されていたケースがあり、もしかしたらロシア国債にも似たような措置が施されているのかもしれない。だが例えそうであっても、30日以内に支払いが完了し、制裁が全て解除されてルーブルの信用が回復している、とは思えない。なので、産経のいう最短デフォルトの展開が現実的だと言っていい。
恐ろしいことではないか、ウクライナ侵攻から1か月も経たない間にデフォルトだもの。本当にロシア経済が脆弱だったことをここまで見せつけられるとは、だ。

もちろん、最初から踏み倒すつもりだったという声もあり、おいらもそれを否定しない。そもそも、戦争を仕掛けるだけの財資がないくせに19万人も兵士を動かすとか、正気の沙汰ではない。石油や天然ガスと同じように、領土内を掘ればドル札が湧いてくるとでも思っていたのだろうか?まぁ、キチガイ親父プーチンの頭の中がお花畑になっているなら、それもあいうるのかもなぁ。怖い怖い。

何にせよ、ロシア国債がデフォルトすれば、ロシアの国際金融決済は停止されルーブルは今以上に下落することになる。マジで、トラック一杯のルーブル札でコーヒー一杯、のハイパーインフレがロシアを襲うことになる。ロシア軍が軍票を発行するのか?(旧日本軍じゃないってのw)。

●人だけじゃない、海外企業もロシアを見切っていく●
プーチンがいくらウクライナ侵攻の正当性を国民へ叫ぼうとも、慣れ親しんだイケアがモスクワから姿を消せば、世界がロシアをどう見ているかがわかるだろう。
ロイターが、センチメンタルなタイトルでロシアから海外企業が去っていく様を報じている。


さよならイケア、別れを惜しむ客がモスクワなどの店舗に殺到
3/4(金) 11:24配信 ロイター
家具大手のイケアは3日、ウクライナ侵攻後に科された制裁措置を受けて、ロシアでの事業停止を発表した。モスクワとロストフナドヌの店舗では、閉店前に買いだめをしようという大勢の買い物客が殺到した。
だが商品の売り切れが相次ぎ、お目当ての商品が手に入らなかった人も多いようだ。
ウクライナ侵攻以来、ロシアとのビジネスを見直す欧米企業が相次ぐ中、イケアもその仲間入りをした。
国際的な銀行間ネットワークSWIFTからロシアの一部銀行を排除するなど、西側の一連の制裁によってロシアでの業務を停止するグローバル企業が相次いでいるほか、ロシアの通貨ルーブルの暴落など経済への影響が続いている。
(ナレーションなし)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e906822a283d1c59c223c964a00a9aab9dae31e


アメリカが主導し「パートナー32か国」が賛同した対ロシア制裁を見て、各国の企業が迅速にロシア撤退を決め、次々に去っているという。
ロイターの記事ではスウェーデンの家具チェーンであるイケアのケースが取り上げられているが、他にもアップルやグーグル、マイクロソフト、ボーイング、ネットフリックス、ビザ、マスターカード、H&M、レゴ、ルイヴィトン、コカコーラがロシアを後にしている。日本でもトヨタがロシア工場の操業を停止した。まだまだ拾い切れていない企業はいくつもありそうだが、これだけでもただ事ではないという空気は伝わるだろう。

イケアの場合は、スウェーデンがロシアに逆らう事それ自体が従来では考えられないものであることから、ロシア国民が受けた衝撃は大きかったはずだ。加えて、イケアで販売されていた高品質で上品なデザインの家具などが姿を消し、以降はおそらく中国製の安くちゃちな物を買うしかなくなる現実で、もう一度ショックを受けることになるはずだ。ロシアにイケアショック、なんて記事が流れるかもしれない。

一方、アップルの撤退も相当にインパクトがあったようだ。
初めて取り上げることになったギズモード・ジャパンの記事になる。


ロシアでアップル製品がエゲツない値段に…
3/4(金) 12:30配信 ギズモード・ジャパン
さらに値上がりしそう…。
この記事執筆時点でもロシアとウクライナの情勢は予断を許さない状態が続いていますが、そんなロシア国内ではApple(アップル)製品がとんでもない値段にまで値上がりしているようです。
この値上がりの原因は、なんといってもアップルが自社製品のロシア国内での販売をストップしたことにあります。そもそもロシアにはアップルストアは存在していなかったのですが、この措置によりロシアにおけるアップル製品の入手が非常に難しくなることが予測されているのです。
MacBook Proが100万円超え?
iPhones.ruが伝えるところによると、ロシアでは「MacBook Pro」の値段が100万ルーブル(約100万円)以上になっているとか…。どのモデルかはわかりませんが、これがたとえ最上位機種の16インチMacBook Pro(M1 Max搭載)だとしても、2倍以上の値上がりということに…ホント、エゲツないです。
さらにiPhone 13 Pro Max(1TB)は30万ルーブル(約31万円)以上、Apple Watch Series 7は20万ルーブル(約21万円)…と、とても手が出る価格ではありません。
戦火に晒されている方々からすれば、「アップル製品が何なのだ!?」という気持ちかもしれませんが…。私のウクライナ人の配偶者も、国に帰る目処はまったく立っていません。1日も早く、この情勢が好転することを願っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e9403619b4303f5935c61dfc1c090e4f729101


消えるとわかり、アップル商品を求めてロシア国民が店頭へ殺到しているだけでなく、取引価格も急騰しているそうだ。きっとロシア版の転売ヤーも暗躍を始めているのだろう。
・・・ただ、そうしていくらルーブルを手に入れたところで、どんどん価値が下がっている現実を変えることはできないのだがw

まぁ、そのルーブル下落が海外企業の撤退に拍車をかけている背景もある。いくらがんばってロシアに踏みとどまり商売を続けたところで、売り上げが全部紙くずになる可能性があるのだから、さっさと帰国した方がいいに決まっている。制裁に参加するかどうかではなく、そういう事情をわかっているからどこもロシアを捨てているわけだ、プーチン、ここは悲しむべき所だぜ?w

●脆弱過ぎるロシア経済はマレーシアと似たレベル●
日本のメディアでも、ロシアを鼻で笑う記事が出始めている。何せ、TBSのサンデーモーニングではウクライナ批判を展開したのを見て、おいらはロシアの出先機関だ、と書いたほどなのだ。どこも似たようなものだろうと期待していなかった、だが現代ビジネスが、プーチンを小ばかにした記事を配信したので取り上げたい。


なぜウクライナに侵攻したのか、極端に臆病で貧しい軍事大国ロシア
3/6(日) 6:02配信 現代ビジネス
ロシアの1人当たりGDPは日本の4分の1で、マレーシアと同じくらい。先進国には入らない。輸出の大半が原油なので、原油価格が下落すると、経済が痛手を受ける。それに加えて西側の経済制裁があったため、経済が大きく落ち込んだ。それにもかかわらず、なぜウクライナに侵攻したのか?
ロシアは何と貧しい国!
ロシアは、多くの日本人が想像しているよりずっと貧しい国だ。
百聞は一見にしかず。グーグル・ストリートビューで歩いて見ると、よくわかる。どんな都市に行っても、都心部には立派な建物が並んでいるが、そこから離れると、驚くほどの貧しい町並みになる。
シベリア鉄道の終点ハバロフスク中央駅は、壮大な建物だ。しかし、一歩裏に回ると、道路は水溜まりだらけで、掘立て小屋のような家もある。…
中央の遠景に、中央駅の壮大な建物が見える。ここは、東京でいえば皇居前広場や大手町あたりになる。回りを歩いて見ると、道が舗装されていないところや、ゴミが収集されずに積み上げられているところもある。
もう一つは、マガダン。これは、オホーツク海に面する海港都市だ。樺太の北、カムチャツカ半島の付け根の近くにある。
スターリンの時代には、流刑者は船でマガダンに送られ、ここからシベリア各地の強制労働に送られた。第2次世界大戦での日本軍の捕虜も、マガダンに送られてから、300キロ北にあるコリマ鉱山などでの強制労働に送られていった。
こちらの「風景」(クリックすると開示)はスターリン時代のものではない。現代のものだ。あまりの状態に、多くの人は仰天するだろう。
キャサリン・メリデール『イワンの戦争』(白水社、2012年)は、第2次大戦の独ソ戦を描いたものだ。ドイツ軍を押し戻して西方に進撃するソ連軍が国境を越えると、美しい白い家並みが連なっている。それを見てイワン(ソ連軍兵士の代名詞)は泣く。「戦いに勝ったところで、これほどの豊かさは絶対に手にはいらない」と知っているからだ。
この場面はとても印象的だ。そして、これは、いまでも変わらないことなのだ。
ロシアの1人当たりGDPはマレーシアと同じくらい
ロシアの貧しさは、統計でも確認できる。1人当たりGDPは、2020年で約1万ドルだ。これは日本の約4分の1で、マレーシアと同じくらいである(図1参照)。エストニア、チェコ、ハンガリー、ポーランドなどは、ロシアより遥かに豊かだ。IMFは世界で40ヶ国・地域を先進国としているが、ロシアはその中に入らない。
なお、ウクライナはもっと貧しく、インドネシアと同じくらいだ。
それにもかかわらず、ロシアは軍事力増強に多大の資源を投入している。だから、国民の生活はこの数字で見るよりもっと貧しくなる。ロシアの町並みが上で見たような状態になってしまうのは、当然のことなのだ。
世界第2の軍事大国であることや、宇宙開発を積極的に行っていることなどから、ロシアの経済力は強いと錯覚してしまう人が多い。しかし、実態は、以上で述べたとおりだ。
輸出できるのは原油くらい
ロシアには、他国と競争できる現代的な産業はない。
ロシアの最大輸出品目は原油などの鉱物性燃料で、輸出全体の半分近くを占める。それについで、鉄鋼(5%程度)、貴金属等(3%程度)などがある。輸入品目では、一般機械が20%程度。そして、電気機器(12%程度)、車両(10%程度)となっている。
つまり、原油などを輸出して工業製品を輸入するという形であり、この点でも先進国的とは言えない。
注目すべきは、2014年に輸出が急激に減少したことだ。
これは、原油価格の下落による。2014年に1バレル100ドル近くだった原油価格は、2015年には約53ドルと、およそ半減した。
ロシアの原油は生産コストが高く、原油価格が1バレル当たり50ドルに達しないと利益を上げることができない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aba197b61d1783b8cb8b98baf99cddc148c26121


この件、そもそもマレーシアの経済状況がわかっていないと面白さが半減してしまうのが玉に瑕だ。だが、おいらは元々ロシア経済は韓国経済に似ていると書いてきた手前、マレーシアを韓国に置き換えて読んでいただければ、ぐっと理解の幅が広がるものと思われる。

そう、ロシアはまるで韓国なのだ。え?原油と天然ガスを豊富に産出するロシアと資源が何もない韓国が?と思われるかもしれないが、国内産業だけで1から製品を作り上げる技術がないことや、産業用の素材や部品などは全て輸入に頼らなければならないこと、できることは結局組立工程だけなこと、日常の消耗品から自動車に至るまで、結局輸入しなければ市民生活が成り立たないこと、などロシアと韓国は本当によく似ているのだ。なので、その点を頭に入れてもう一度現代ビジネスの記事を読んでいただければと思う。笑えますw今や、ルーブルもウォンのように安定しない通貨になってしまったしね、どんどんそっくりになっていくぜw

しかし、ネット民の「ロシアにマレーシア、シアとシアだから似てて当然」には笑ったwインドネシアの立場がないじゃないかwポリネシアにミクロネシアってのもあるぞ、おいw

●ゼレンスキーが必死の訴え「生きて会えるのはこれが最後」●
ウクライナのゼレンスキー大統領が、アメリカの議員とオンラインで意見交換を行った。その中で、核による被害を受ける可能性があることなどを伝えた上で「生きて会えるのはこの機会が最後になるだろう」と発言し、これを知った人たちがアベンジャーズの「ホークアイ」にそっくりじゃないか!という声を挙げているそうだ。日本でもヒーローもののアニメや特撮劇に出てくる「命を賭す覚悟を決めた男の姿」そのもので、多くの共感を与えたようだ。ゼレンスキー、カッコよすぎるよ、あんた・・・。
大変恐縮だが、毎日の記事になる。


ゼレンスキー氏、米議員に支援訴え 「生きて会えるのは最後かも」
3/6(日) 12:23配信 毎日新聞
ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、米連邦議会の超党派の議員らとオンライン形式で意見交換した。米メディアによると、280人以上の超党派の上下両院議員が参加。ゼレンスキー氏は、これまで求めてきたロシア産原油の禁輸措置に加え、制空権をロシアに握られないようにするため、東欧諸国から戦闘機の提供を受けることを許可することや、ウクライナ上空への飛行禁止区域の設定などを求めたという。
ゼレンスキー氏は、ロシアによる原発への攻撃などで「ヨーロッパ大陸全体に影響を及ぼす核の惨事が起こりかねない」と指摘し、北大西洋条約機構(NATO)と米国が追加の行動をとらなければ「ウクライナ侵攻は欧州の問題になる」と訴えた。また、「生きて皆さんに会えるのはこの機会が最後かもしれない」とも発言したという。
米紙ワシントン・ポストは参加者の話として、ゼレンスキー氏は戦闘機の提供か飛行禁止区域の設定か、どちらかを求めたとしている。下院外交委員会のブラッド・シャーマン議員(民主党)はツイッターで「主な要請は、ポーランドやルーマニアが旧ソ連時代の戦闘機をウクライナに提供することを米国が許可することだった」と投稿。飛行禁止区域を設定するよりも「はるかに安全だ」と書き込んだ。
飛行禁止区域の設定は、バイデン政権は「ロシアとの軍事衝突につながる」として消極的な姿勢を示している。一方で、民間人の犠牲者が多数出るなど、ロシアが「無差別」(バイデン大統領)に攻撃する姿勢を強めるに従い、ウクライナを直接的に支援すべきだとの声も出ている。
下院外交委員会のキンジンガー議員(共和党)は4日、米CNNテレビのインタビューで「飛行禁止区域の設定にリスクはある。ただし、ウクライナの人々の命を守り、ロシアの侵攻を押し返すためには最も容易な方法だ」と訴えている。
この日、バイデン氏もゼレンスキー氏と約30分間、電話協議した。ホワイトハウスによると、バイデン氏は米国や同盟国が民間企業も巻き込んでロシアに対抗措置を取っていることを説明。米議会と緊密に連携し、追加の支援を進めていることも強調した。両首脳はロシアとウクライナの停戦協議についても議論した。【ワシントン】
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f8bf8cb5c753bd8cc785e6d51eac06e2d003e8


ツィッターでもこの件はバズっている。
その中から代表してさや氏のツィートだ。


ゼレンスキー大統領、生きて会えるのは最後かも…なんて悲しいこと言わないでほしい😢子供たちが生きているのを見たいっていってたじゃん
死も覚悟してるんだろうな。でも大統領はウクライナに絶対に必要な人。どうか生き抜いて。ウクライナを復興まで導こうよ
https://twitter.com/CtbOnwOdbsDf9l3/status/1500426533143388166?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1500426533143388166%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220306-00233840506-ukraine


おいら的には、ゼレンスキーがホークアイなら、プーチンは悪の枢機卿という図式が出来上がってしまった。というか、ゼレンスキー、アツい男だよなぁ、大統領じゃなくても好きだよ、うん。一緒に仕事したいよね。

というわけで、今日はここまでw

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多々野親父
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