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防衛システム

あるYouTuberさんへの質問で、モモ哲さんの言ってる事はどうですか?
という質問出てたよ。という話を聞きました。

うわぁ。何言われるんだろう?怖い〜🤣
と思ったんです。

この「わー…怖い」は完全に自己防衛システム、自我の働きであると言えますね。
でもこれは要らん防衛ですね。

なぜならば、ここにいない誰かに何を言われていようと、
この体という存在を脅かされることはありませんから。

しかし「私」というものは(これも自我の働きとして生じるものだけど)
この体がやってきたストーリー、物語を含め「私」だと思っているのですね。

つまり、体を含め「記憶」を「私」と思っています。

だから、それを否定される事は存在そのものを否定されたように感じてしまう。

否定されたら存在できない!と防衛が起こるのですね。

やってきた業績、すなわち、ここにはもうない「記憶」を「私の」という冠をつけて所有して同一化しています。

同一化すると、それも全て「私」になってしまう。

体も実はそうですね。「私の、体」な訳ですから
体は私じゃないわけですが、同一化してしまう。

じゃあ私は何?
とういう質問がどうしても出てきてしまうのですが、私という主体はどこを探してもないのですね。

「私」とは、基本的にはこの体を存在し続けようとする、防衛システムから生みだされた実体のないものです。

「私」とは単なる言葉。概念であり、単なる名前です。




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