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真実と事実の違い〜私はいるのか?〜

真実と事実の違いとはなんだろう???

辞書で調べてみると
事実:実際に起こった事柄。
真実:嘘や飾りのない、本当の事。

事実は起きていることそのままのこと
真実は起きていることの解釈

とざっくりというとそんな感じだろうか?

その違いの例えるとしたら
「百代は旦那のビールを断りもなく飲んだ」のは事実だが
「百代は旦那のビールを飲んだが、後で補充しようと思っていた」
のは真実だ。

みたいな。

誰もが共有できるのが事実、みたまま。
「真実」には「主観」が含まれているという違いがあるんだね。

同じ起こったことを見ても、その解釈は各々違う。
なので、真実は人の数だけある。

いづれにせよ、
事実も真実もいつだってその人にとっては「はっきり」しているものだ。
事実はみたままだし、真実はその人が思ったそのままのことだから。
「事実は〇〇だけど、〇〇に思えない。」のなら、
「〇〇に思えない」というのがその人の今の真実なのだ。

私は非二元探求の際に、
事実だけをみてみましょう〜という。

「私」っていう実体はどこを探してもいないですよね?
という質問に
「「私」を探しても実体はないけど、いるような気がする」
なら、
「実体を探してもない。」が事実であり、
「いるような気がする」が真実なのだ。

事実だけをみるのは難しい。
私たちは、みたものを言葉で解釈するように癖づけられていて、
解釈したものが真実だと思ってしまう。

というより、解釈されたものが真実なのだった。笑

思考を介さずに。と言われたり、
知識じゃないよ。と言われたりするけれど、

「解釈する前をみてね。」と言われているのと同じことなので、難しいのだ。

「解釈される前」をみて、その後、言葉にしたものは、もう「解釈」だもんね。笑

あるものはあるし、ないものはない。
とてもシンプルな話なのですが、解釈メインで生きてきた私たちには難しい。
解釈ができるから、このような文章を書いて、伝える。ということが出来るんだけどね。

面白いな。






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