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【レシピ】アサリごはん

 1ヶ月ぶりの投稿です。思えば7月は、父が亡くなり通夜や葬儀のあと落ち着かないうちに、ノドの痛みから肺炎になり、右足首を捻挫し内出血で腫れ、包帯固定具で皮膚アレルギーのように赤くただれて・・・様々な出来事がありました。体調だけでも平穏な日常を取り戻して、お料理を開始したところです。
 昨年秋にとれた新米も、この暑さでは味も落ちるし虫も湧きます。白飯よりは味付けごはんの方が食べやすいかとも思いますので工夫していきたいと思います。
 市販の弁当の「アサリご飯」は、醤油味の飯の上にアサリがトッピングされてるだけで、見た目には良いのですが、ご飯に貝の味がしないのでは美味しくありません。
このアサリご飯は加熱済みのむきアサリで作りますので、生アサリのように砂ぬきで失敗して砂を噛むリスクはありません。米に浸水させ含ませる貝の旨味汁は、お値段が手頃な生シジミの煮汁を使います。スーパーの食材でも作れる最高に美味しいアサリご飯です。1番だしのエキスを取ったシジミの殻や身は、顆粒だしを加えてシジミたっぷりの味噌汁にしてください。

材料
米 4合
A むきアサリ 180g
 根生姜 50g
 油あげ 1枚
 めんつゆ素 50c c
 酒 25c c
 顆粒だし 小さじ1
B生シジミ(殻付)
 酒 50c c
 水 200c c

作り方
1 お米はといでザルにあげておきます。
2 根生姜は千切り、油あげは小さく切り、Aの材料を鍋に入れて10分くらい煮またら
 鍋の中身と煮汁をザルに入れて分けて冷ましておきます。
3 生シジミはよく洗ってから0.3%塩水に半日浸して砂ぬきをします。
 鍋にBの酒と水と共に火にかけ5分程度沸かします。貝のエキスがでて水が白っぽくなります。浮いてきたアクは取り除きます。鍋の中身と煮汁をザルに入れて分けて冷ましておきます。煮汁の下に砂が残っていたら砂の部分は捨てます。
4 1の米を炊飯器に入れ、2の煮汁と3の煮汁を入れます。炊飯機の水加減の線まで、足りない分は水を入れて調整し、30分以上浸水させたら炊飯のスイッチを入れます。
5 炊飯器のスイッチが切れる10分前、炊飯の蒸らしが始まった頃に、2で取り置いた味付の煮たアサリを、炊飯器内のご飯の上に置いて蓋をします。
炊飯の工程が終わったら、蓋をあけてご飯をほぐしアサリの具とよく混ぜます。
(生の具アサリを生米から炊き込むと、ご飯に具の旨味が染みてご飯は美味しくなりますが、具アサリ自体の味は薄くなってしまいます。お好みだとは思いますが、私は飯と具の両方が美味しく感じられるように、あらかじめ煮て味をつけた具を、味付け炊き込みご飯と蒸らしの段階で合わせるようにしています)

※3の残った殻付シジミは捨ててはもったいないので、身の外れた殻は捨ててカサを減らしてから、別鍋に少なめの水と顆粒だしを加えて味噌汁にしましょう。

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