幼少期の仕返し方法
僕は、小さい頃からケンカをしている人を見ると凄く恥ずかしい気持ちになりました。なぜかと言うと、必死感が出て、余裕がないように見えるから。
僕は小さい時から余裕がある人の方がカッコいいと思っていました。だから僕はケンカをしたことがありません。ただ、どうしてもムカついた相手に仕返ししてやりたいという気持ちはあったんです。
そんな幼少期の僕が編み出した仕返しの方法は
「最後に相手に触った方が勝ち」というルールを自分の中で決めること。
どういうことかと言うと、
例えば、
①悪口や手を出されて、ムカついたとする。
②僕は相手には何も言わないし、手も出さない。
③僕は我慢する。
我慢する。
ひたすら我慢する。
④相手の気が済んだら相手は僕のそばから離れ、
後ろを向き、歩き出す。
⑤僕は相手が気づくか気づかないぐらいの絶妙な
フェザータッチで相手の背中を触り、
その場から走って逃げる。
⑥僕の勝ち。
なかなか意味わからないと思いますが、これで僕の勝ちなんです。満足するんです。僕はこれが相手にも気づかれず自分は満足できる最高の解決方法だと思いました。しかし、今では何事にも熱い人間の方がカッコいいと思うようになったし「最後に触った方が勝ち」というなんとも臆病者のやることっぽい解決法が凄く悲しくなりました。
大人になったらなかなかケンカはできません。熱い人間になりたいと思った時には周りにケンカをするような相手はもういませんでした。世のお母様方、絶対に大学までにはお子様に喧嘩させてあげでください。