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「非日常の冒険」は日本酒とともに…【仙台 壱弐参横丁はしご酒】

「知らない街で日本酒と肴を楽しむ」それは旅の中で最もワクワクする時間です。

仙台の『壱弐参横丁(いろはよこちょう)』には、そんな楽しみがギュッと詰まっていました。
ハロヲタ的には、モーニング娘。に昨年まで仙台生まれの石田亜佑美さんがいたため、遠征しやすい仙台を訪れるたび「横丁」の存在が気になっていたけれど、一人で暖簾をくぐるのに勇気が出ず・・・

でも、2024年は日本酒にどっぷり浸かった一年で旅先の酒場で日本酒を知り、肴を味わい、店主やお客さんと会話をするうちに少しずつ「一人飲み」へのハードルが下がってきました。

「今年やりたいことは?」と自分に問いかけてみると、やっぱり浮かぶのは酒場での出会い。見知らぬ土地で見知らぬ日本酒を飲み、見知らぬ人と話す。それこそ最高な非日常の冒険。

そうと決まれば、いざ!
ライブ遠征で仙台へ来たついでに、壱弐参横丁一人飲みチャレンジ へ。

…と、ちょっといい話風にしてみましたがただ日本酒が飲みたいだけです。笑

いざ!横丁チャレンジ

ライブ前に初めて行った酒屋のお姉さんにいろいろ情報をいただいたこともあり、一軒目はハイコスパの牡蠣小屋さんから。

旅先の酒場で世界が広がる!仙台・壱弐参横丁の一夜

1軒目:「牡蠣小屋ろっこ いろは横丁店」さん、1個110円の蒸し牡蠣ではしご酒開幕

一歩己の地元銘柄「超」

16:30頃、ライブ終わりで既に気分が良いところに日本酒で乾杯!

1軒目に選んだのは、110円で蒸し牡蠣が楽しめる「牡蠣小屋ろっこ」さん。生でも蒸しでも牡蠣が1つ110円で気兼ねなく牡蠣を食べられて、いつでも110円なのが素晴らしい。

カウンターでセルフで注ぐスタイルで、日本酒は「超」を選び、ギリギリまで注いでみます。

…うん、これ、最初の一杯に最高!

蒸し牡蠣3つ

「超」は東京の立ち飲みで出会ったことがあって、旨味あるのにすごい後味のキレで重くないから最初の一杯にピッタリ。

蒸し牡蠣をいただくと、磯の香りと蒸しの旨味がぎゅっと詰まってて、塩気がちょうどよくそのままでも美味しい。爽やかなキレが牡蠣の旨みと絶妙に合うな。うん、合うよ。

「牡蠣には白ワイン」が定番かもしれないけれど、さっぱりとした日本酒も相性抜群と思います!

まだまだ夜は始まったばかり。
次へ向かいます。


2軒目:「居酒屋あらじる」さん!岩手の日本酒と繊細な肴がバチクソにうまい

トイレ行った後、ふと目に入った小さなお店。店先に情報はないけれど、光に吸い寄せられるように入ってみました。ちらっと見える隙間から先客いなさそうで、17:15を過ぎたあたりはまだ人通り少なく店の前に何も情報がない。

日本酒があるかわからないけど、まあ行ってみよう精神で扉を開けました。

光に吸い寄せられる

店内はカウンターのみの落ち着いた空間。店主ひとりで切り盛りしているためドリンクはセルフ式。食べ物のメニューはなく、あるのは「おまかせ3品、5品、7品」のみで潔ぎよい感じ。とりあえず3品コースを頼んで日本酒のメニューを見ます。

 日本酒メニュー

年末に「にいだしぜんしゅ 純米吟醸」が冷でもぬる燗でも美味しくて万能かよ!という発見があり同じ銘柄なら間違いないだろと「じゃあ7番で~」と、言ったら店主さんが「うちは岩手推しなので、できれば1番の方から…」とちょっと申し訳無さそうにおっしゃる。
あ、確かに岩手並びだ。
ならば素直に従いましょう。

紫宙で!!!

紫宙 ストロベリーラベル

紫宙は、神戸三宮の浅野日本酒店で知ってから好きなんです。一口飲んでやっぱり好きだなと思う。
関東であんまり見かけないけど、また出会いたい銘柄の一つ。

その後店主さんとお話しして、日本酒好きならこのお店もおすすめですよと情報をいただきました。ココからすぐ行けそう!
人から店をおすすめされたら「迷わず疑わず信じて行ってみる民」として生きてるので、次に行くお店が決まりました。

さて、一品目が到着。

じゃじゃ麺の味噌とせりと大根の煮物

なんと繊細なお味でしょうか!控えめで美味しい。美味しい。好き。

塩辛いものや甘じょっぱいもの、味付けしっかりなものだけが酒の肴ではないのに保存食とか漬けだと濃いめの味付けになってて、それはそれで美味しいけども濃すぎると感じることも多くて……だから、この繊細で穏やかな味付けめちゃくちゃ私好み。

大根の上に乗っているのは自家製で作っているお味噌だそうで、これだけでもおつまみになります。肉味噌っぽいけどめちゃくちゃスルスル食べられて、柔らかく見た目ほどガツンとしない味噌。
わーなんこれ美味しい!!


2品目です。

たたき蕨とシマアジのなめろう

塩に漬けた蕨をもどして出汁につけて叩いたとか何とかって聞いて「え、しょっぱいのかな?」って思ったけど全然そんなことない。
蕨、シマアジが叩かれてお味噌系の味でまとまる中、ねぎとみょうがで驚くほど爽やかな味わいのただただ美味しいなめろう。穏やかなうまさに、濃ゆくないキレイな日本酒と合わせるのもいいな。

去年ちゃんとやっと認識したんですけど、なめろうという食べ物はとても美味しい。
今のところはずれなし!ウマ!!!

2杯めは初めて飲む銘柄「吾妻嶺」きれいなお味

日本酒は2杯目をいただきます。
最後水みたいに終わるからスイスイ飲んでしまう味わいだった。適度にお水もいただきつつ、おいしーおいしーと思いながら3品目へ。

季節の肉団子

バラ肉が団子状に巻かれていて、中に意外な食材が入っています。中身は季節によって異なるそう。

何も考えずにパクっといくと、口の中で中身、ソースとお肉が混ざってなんだかわからない!!
肉の脂がジューシーで、黒酢ソースなのかな、酸味の効いたソースでさっぱりさもあって美味い。

あとから来たお客さんと、なんですかね?と食材言い合うも誰も正解せず・・・でした。私にとっては普段全く食べない驚きの食材が入ってて、正解を知っても存在に気づけず。
初見を大事にしていただきたいので正解は書きませんが、また別の中身になるんでしょう。

楽しみです。
5品バージョンも食べてみたいからまた来よ。

▼おいしかったなめろう


3軒目:「並行複発酵 かけはし」さんで謎の"マフェ"に出会う!


「あらじる」の店主に教えてもらった店へ。
18:30頃に伺うと、カウンター空いてて行けました。

外観

おまかせ日本酒2種とおつまみ3種盛りの丸投げセットを注文。見知らぬ日本酒へ出会いたいのです。

常温で並ぶ日本酒を見ながら飲めるの嬉しい
川鶴 新米新酒 讃岐乃ふなくち生原酒

香川のお酒ですね。穏やかに旨い系の味わいに、後味結構アルコール感じる思ったら17度あった…!

おつまみ三種盛り

ソーセージ的なのと鮭の何か、梅と長芋でしょうか。肉、肴、野菜てのがいいですね。

メニュー

気になるおつまみばかりなのですが、丸投げでの出会いを選択しました。

隣に店主と話しながら飲んでいるお姉さんがいて、仙台の方ですか?って話しかけてみたら出身は秋田だけど今は仙台にいる常連の方でした。私が関東からハロプロのライブで来ていると話すと、そっからいろいろ話せて楽しい時間でした。


過去にも、ライブ遠征で関東からモーニング娘。のライブで来たとか、西川貴教のフェスのために来たとか言うと、大体の食いつき悪くないです。
知名度とツッコめる余地があるからなのかなって思っており、割と初対面の場では隠さず言ってます。話すよりは文字の方が得意な方ですが、初対面の場って自己開示+話しかけるちょっとの勇気でいろんな話が聞けて面白い。

赤なまことホヤを食べてみるなら横丁ではこの店でとか、店主さんから伺った日本酒のお店もメモりました。でも変態酒を取り扱っているとか何とか。
変態酒とは…??


まあいいや、2種類目の日本酒をいただこう。

シュタルクカイザー越前岬

メニューでマフェの隣に「今年はこれで行きます!!」って書いてあって、どういう意味かと聞いたら、店主さんが毎年煮込みのメニューを変えていて、今年は「マフェ」っていう煮込みで行くそう。去年はイマイチだったのか人気なくて、でも、一人だけ常に頼む人がいるからやめるにやめられなくて・・・・・・と話し出すと隣のお姉さんが爆笑。そうそうって。

今年は鶏肉とチリトマト煮込みと書いた「マフェ」にしたら順調に注文が入ってて手応え感じてるとのこと。味が想像しやすく、わかりやすいからだとお姉さんは指摘。

確かに、鶏肉×トマト=間違いなく美味しい!
ってことで、注文してみました。

マフェ

うまっ!!コクとスパイス感のあるトマトでモテる味をしている。お麩のサクッとしたような軽いパンみたいなのも美味しい。
店主さんにマフェめっちゃ美味しいです、これはモテます!と伝えてお店を出ました。お燗も飲んでみたかったな。日本酒ハシゴ酒は一つの店で飲みすぎると他のお店へ行く時間がなくなるので、1,2杯で切り上げるのがいいかなって思ってます。でも、かけはしさんは楽しくて結構居ちゃったので、出た時は20:40を回っていました。

Atsushi Onodera on Instagram: "祝☆にごり酒の日 いつもお世話になっております。 かけはしの小野寺です。 にごり酒(薄いの〜濃いの)各種取り揃えてます☃️ 今日は連絡事項を幾つか… ①『肉の日』追加 2/28,3/1の他に2/9も肉の日でした。 何かお肉様メニューを作ります。 ②営業時間 ・2/9は誠に勝手ながら15:30〜22:00と致します。 ・本日は諸々の状況を総合的に判断して早仕舞い するかも知れません。 以上、宜しくお願い致します🙇 それでは本日も 寒々しさ全開の壱弐参横丁でお待ちしてまーす。 ◎かけはしでは小さな貸切営業も受け付けております。まずは小野寺までご相談下さい。 #仙台 #壱弐参横丁 #居酒屋 #日本酒の店 #並行複醗酵屋かけはし #並行複醗酵 #架け橋 #旧裏ヴァカンツェ #日本酒推し #熟成酒推し #燗酒推し #仙台横丁会 #一人呑みのできる店 #唎酒師のいる店 #杉玉のある店 #肉好きのいる店 #クミン好きのいる店 #ぽかぽかの部屋で冬にアイスを食べるのと冷え冷えの店内で夏に燗酒を呑むのは同じこと #旭興百 #川鶴Olive #篠峯ろくまる #七本鎗 #玉櫻とろとろと #辨天娘 #にごり酒 #燗酒も美味しい #肉の日 #2月9日も #肉メニュー #営業時間変更" 84 likes, 0 comments - atsushi_onodera720524 on February 4, 2 www.instagram.com

お姉さんと店主さんに教えてもらった店に行ってみようと、横丁を飛び出して仙台の夜を歩きます。


4軒目:「和醸良酒 ◯たけ」さんで気になる日本酒と出会う (※横丁じゃない)

いりぐち

夜の仙台さすがに寒い…またナメた格好で旅にきております。冬も身軽でいたい。

しばらく歩いてたどり着き、中で盛り上がっている声が外まで聞こえます。ここまで来てみたけど、やっぱ開けるの勇気いるなぁと少しビビっていたところ、扉が開いて店員さんが出てきたので「1名大丈夫ですか?」と聞いたらOK。よかった。

21:15くらいに入店すると、外で聞こえた通りテーブル席のお客さんがめっちゃ盛り上がってる。

日本酒メニュー

飲んでみたかった「山和星」があるので注文。
あとで書きますが、最近とても気になる銘柄「山和」と「伯楽星」のコラボ酒。

山和星 純米大吟醸  おりがらみ 生酒

旨味つよつよ甘みがしっかりで、後味が爽やかになくなるキレイなお酒です。ボトルもカッコいい。

しかし、カウンターから見える冷ケース内や常温で並んでいる日本酒、全然メニューに乗ってないやつばっか。おすすめとかおまかせで注文したほうが変態酒の店とおすすめされた理由がわかるかも。
次また来る機会もあるでしょう。

お店を出ると22時過ぎ。
朝ご飯だけ買ってホテルへ戻り、案の定飲みすぎてすぐ寝てしまいました。

仙台はしご酒2日目 〜松島で出会う朝、横丁で溶ける夜〜

「旅先でその土地の日本酒を飲む。帰りにお気に入りの銘柄を持ち帰る。」っていうのも私にとっての遠征の醍醐味です。今回、主目的はライブなんですけど「山和」か「わしが國」の小瓶を買って帰りたい!という野望で仙台へ。

松島へ!日本酒を求めて朝の小旅行

なんで「山和」が気になるのか?って話です。
昨年、名古屋で飲んだ「山和」のお燗が好みの味わいすぎて「山和 うまい」をインプット。

「山和 燗純米」と塩ベースの牛すじ煮込み


その後、11月の石田亜佑美さんラスト仙台ライブの帰り、新幹線改札内のNewDays酒サーバで飲んでない銘柄の「わしが國 純米吟醸」を選びました。

仙台駅のNewDaysなら日本酒80ml 300円
わしが國 純米吟醸

カップ片手にライブ帰りのハロヲタで溢れる仙台駅のホームを歩きました。歩いていくと揺れてこぼしれるので、少し飲んでみたんですよ。

一口飲んで「うまっ!」という嬉しい出会いが。私の中で、これ好きって思う味わいは一口目で決まります。透明感と落ち着きある酸味甘味旨味のバランスが好みで美味しい!良き出会いにニヨニヨしながらホームを歩いてしまいました。

こんなんコンビニで手軽に買えて新幹線で飲めるの最高かよ…とライブの余韻に浸りながら東京へ。


調べたら、「山和」と同じ蔵元で驚きです。どちらも好きな味わい!もっと飲んでみたい!と興味が沸きました。

公式HPによれば特約店にしか取り扱いがなく、関東では手に入りづらいようです。通販はありますけど試飲したことのない日本酒を720ml瓶で買う勇気はなく、できればもう少し種類を試したい。

どうやら松島の酒屋さんには、300mlで2種類取り扱いがあるらしい。ならば、仙台にいるうちに買うしかないし今日は松島へ行くしかない!


チェックアウト後、ホテルに荷物預かりサービスを利用して軽装で向かいます。今までもよくチェックイン前、チェックアウト後の荷物預かりサービス利用してます。朝イチで使用しない限り、駅のコインロッカーはどこも埋まってて難民になりませんか?空いてるロッカー探すよりホテルを利用した方が楽です。

仙台駅からJR東北線で松島駅へ電車で向かい、駅で降りてしばらく歩きます。駅を降りると、観光地らしさは皆無で私以外誰も海方面を目指す人がいません。この時間帯の徒歩ルート勢がいないのか、みんなJR仙石線の松島海岸駅から行ってるのか?


冬くらいからエレベーターあろうが登れる階段は全部上る、歩けるなら歩くようにしてるので徒歩30分は特に問題なしという暇人感覚があります。
普段運動しないので血流悪いゆえに。

地層がすごい

割と車がビュンビュン通る中、ところどころに地層が丸見えでびっくりします。時間の流れがそのまま大地に刻まれてます。何万年、何十万年という積み重ねの上に立っているしここは島なのね、岩なのねという事実を目の当たりにしました。

20分くらい歩いて、観光地の賑わいを感じ始めたところに酒屋さんがありました!

むとう屋さん
300ml瓶

来た甲斐があった!わしが國 純米吟醸酒 瞑想水、わしが國 特別純米 酒一筋の2種類ある!両方買う!

目的は午前中早々に達して満足。720mlサイズは、昨日酒屋さんでおすすめしてもらったお燗に合うお酒を買うため、ここではどうしても300mlサイズで2種類入手したかったんです。

こちらのお店、10時前に入店したからやってなかったけど角打ちもありました。酒器やおつまみ、日本酒以外も揃ってたんでまたじっくり見に来たいです。熱燗器いいなぁと思って眺めてしましました。



松島散策 〜美しすぎる自然と“萩の月完売事件”〜

朝の日本酒ハントを終え、心も身体もふわりと軽く少し散歩をいました。近くの松島おさかな市場、お土産屋さんを物色してたらこんな光景が。

萩の月 完売

観光物産館のそこそこ大きめのお土産売り場で結構いい位置に陳列されている仙台銘菓…
実は宝塚の方がCMキャラを務めていたりするあの「萩の月」が根こそぎなくなってて、まだ11時前なのに何事かと。入荷ミスったのか、観光客が大量買いしたのか・・・?あまりにも不自然な光景で、事件かと笑ってしまいました。


しばらく海沿いを散歩すると、穏やかな海面に小さな島が遠くの方までポコポコ見えます。

赤い橋がかかってる
遊覧船がいくつも
西川貴教と松島の海

予備校の友達が進学後仙台にいて会いに行った時、松島の花火大会へ行った思い出があります。夕方着いたから人ばっかで何が何やらって感じで景色を全く覚えておらず…ホントはこういう風景だったのか!

自然すごいな、美しさのバランスが意図せず勝手に整っています。こんなに島が集まっているとは。海外の方もたくさん訪れており、観光船めちゃくちゃ人気じゃんと遠目に見ながら散歩しました。

松島海岸駅から仙台駅へ戻ろうと駅へ向かうとすると、おかしいほど小綺麗な建物が。

…え、これ駅か!?

!?!?!?
シックな配色
ホームもキレイ…だと……?!

記憶の中の駅とは全く違っていて時の流れを感じました。こんなキレイになっちまったとは。

友達に、松島海岸駅がこんなにキレイなってるよと連絡して諸行無常。仙台の海で泳いで謎に占ってもらったりして遊んだことはプライスレスよ。


⋯さあ、仙台へ戻ってはしご酒しようぜ!


1軒目:「ミヤギノ純米酒センター」さんで美味しいおつまみと共に飲み比べ

tekute diningの中にあって、この裏は居酒屋ゾーンですがサクッと立ち飲みの方でいただきます。

冷ケースが見えていい
日本酒の瓶見ながら飲むのが好き
3種(各50ml)飲み比べ 1,300円

県内の25蔵の日本酒が50mlから楽しめます。この量がいい。セットは銘柄が決められてて山和があったので選びました。

おつまみ三種盛り

昼ご飯なので豪華に三種のおつまみも頼んでしまう。おつまみの中から3種チョイスしました。枝豆とうずらの山椒漬け、サーモンの塩麹漬け、アジの南蛮漬け・・・みな美味しい!

やっぱり、ここのおつまみはハズレなしと確信。安心安心間違いない。ちょっとしたアテが秀逸なお店はそれだけでリピ確定です。

実は11月にライブ遠征で来た時、帰りの新幹線まで30分余裕があったのでサクッと飲みに来てました。2種はお店のお任せのおつまみですが、その時なめろうになったお魚に脂がのってて美味しかったし、枝豆に山椒と出汁なのかな、味ついてて美味しかったんです。ウマーてなりのがらの帰りの新幹線までタイムアタックに満足。

11月来た時の

今日は、おつまみが盛り付けまで豪華だったんでお酒追加です!

追加で山和を頼みました

ライトで穏やかにキレイ。
山和、完全に好き。美味しい!

こちらの立ち飲みスペース(といっても座れるけど)の方では、各日本酒を少量づつ頼んで飲めますし、30分間飲み放題メニューもあるようです。


余談ですが、もっと奥へ進むと生のクラフトサケを作っている小さな醸造所、お店があります。以前来た時ちょっと飲んでみたのですが、すごい面白かった。ガス感すごくてビチビチなジュースみたいで定番から季節の味わい、時期によって変わるものまで、↓みたく少量ずつ醸造できるからなんだろうけど行く度に発見がありそうなメニューでした。

つくられてるお酒たち

コーヒー味のクラフトサケを試飲させていただいたら、すごい大人な複雑な味わいで懐の広さを感じました。このお店もおすすめです!

サケベイビー


1.5軒目:「酒やイイジマ」さんでお燗におすすめな日本酒を購入

昨日下見的に来店して、東北以外の日本酒の品揃えが面白かったんです。ホテルに預けていたリュックを回収して酒屋さんへ。昨日おすすめしていただいたこの中から1種類買うぞ!

店長さんセレクト

純米吟醸も温燗にしてみると面白いなど教えてもらいつつ、一番左のひやおろしを選びました。なんとなくラベル的に、オレンジのメンカラなハロプロの子たちを思い浮かべながら。

会計時、新幹線内で何があるかわからないから・・・と、プラカップ2個ラップに巻いてつけてくれました。ホスピタリティに感激です!

こちらの酒屋さんもまた来たい場所になりました。角打ちもできるし。

奥に入口があります



2軒目:「タイガー商店」さん、驚きのコスパ酒場で熱燗を

横丁は15時から始まるお店が多いので、時間つぶしにどっかに入ってみようと目に入ったお店に行ってみました。地下で全く何も見えない、冒険だっ!

地下1階

全部安くて、え、大丈夫なの!?というメニューの中、間違いなさそうな湯豆腐、なめろう、熱燗を頼みました。
あったかいものと熱燗を飲みたかったのです。

揚げだし豆腐と熱燗

見た目の色ほど濃ゆい味付けじゃなくて良かった揚げだし豆腐。

今日のなめろう頼んだらマグロだった

なめろうって美味しいなと再確認する味でした。
熱燗もホッとする。銘柄わかんないけどなんかの本醸造っぽい。熱燗って本醸造や純米酒でいいのでめちゃくちゃコスパ良い事に気づいた最近。
店員のお兄さんたちも気持ちいい感じで、こんなに価格お安いのにすごい。



・・・では、壱弐参横丁へ!

3軒目:壱弐参横丁へ行き、「牡蠣小屋もういっこ」さんで今日も蒸し牡蠣!

今日もハイコスパの牡蠣を食べます。昨日行ったお店から近くに姉妹展みたいのがあります。

牡蠣を食べておこう
みんな大好き 仙禽 雪だるま

日本酒と牡蠣の組み合わせ、やっぱり最高。

先客のお兄さんに話しかけられたので、また素直に答えました。
「ライブ遠征で来ました!」
「あ、昨日からすごいですよね!キンプリの…」
「いや、ティアラではないんですよ~、ハロプロっていうあの~モーニング娘。とかのアイドルです」
「モーニング娘。…!?」

そう、この土日はハロプログループ総出演の通称ハロコンとキンプリさんとはドン被りのライブ日程。仙台駅のNewDaysでティアラのみなさまは歓迎されておりました。

ティアラのみなさま ようこそ仙台へ

確か年始に出会った富士宮の居酒屋やってるお姉さんもキンプリで仙台行くって言っていたので、今日あたりどこかで近づいたかもしれません。

今日も蒸し牡蠣

2個頼んだら1個おまけしてくれました。やったー!多分身が小さかったんでしょう。

ホタテの醤油バターかな

ホタテは裏切らない。うま!
サクッと次へゆきます。

4軒目:「あべ酒場」さんで東北の人気銘柄をいただく

15:30をまわった頃、どこかやってないかなーと見たら明かりがついてるお店を発見。

ブレブレ

ご夫婦でやってらっしゃるような感じで、アットホームだけど日本酒がお手軽な価格の提供な気がします。写真撮ってなくて記憶ですけど。3種類の飲み比べセット800円くらい(もう記憶が…)を注文。

関東からハロプロライブ遠征できましたと伝えると、宮城の日本酒チョイスじゃないけど東北と言えば!という日本酒を出しましょうと選んでくれました。え、もしかしてこの3種類セット、人によって変えてる?お隣の常連さんと違う3種類のチョイス。人力のパーソナライズすてき!

3種類きたらマジでThe東北の人気銘柄!

全部キレイでバランスよくうんまい人気銘柄のチョイスよ。東北の日本酒ってキレイだなと感じることが多くて、中でもほんとこの3銘柄はバランスよく、クセなく素直に整ってるシリーズて感じ。

田酒ってどうあがいても美味しくて困る。私の中で純米吟醸や特別純米だろうがなんだろうが、問答無用で間違いなくうまい日本酒銘柄の一つです。

おでん50円からなんですけど、コンビニより安くていいの?

おでんが来たということはお燗を召喚しないと失礼に当たるから、穏やか目なのをお願いしました。

日高見のお燗(ぬる燗リクエスト)

来ました日高見!宮城県石巻の蔵元です。こんなに辛いのにお燗にすると甘みがゆるゆる広がって美味しい。しかも店主さんのチョイスでちょっと豪華な金色のおちょこも嬉しい。

ちょっと関東から来たことで歓迎していただき感謝です。会話の詳細を覚えちょいないけど常連さんとハロプロの話をした気がする。
飲みすぎてもう記憶が…


このお店に限らずですけど、ライブ遠征や旅先で居酒屋に入ったら遠くから来たアピールを素直にするとかなり歓迎ムードで迎えていただけます。
もったいぶらずに恥ずかしがらずに「どこから来た」と言うのが良し。

帰ろう・・・


はい、結構ベロベロです!

フラつきはしないけど消化されてきたらくるなという感覚があったので、お店を出て仙台駅までサクサク歩きます。絶対に新幹線に乗らねば…帰れない!

その思いのみで乗車できたはいいものの、飲みすぎた気持ち悪さもありつつすぐ爆睡。東京駅着いたことすら気づかずスタッフの方に起こされて目覚めました。「エッもう東京!?」と、軽くワープした気分。その後も電車内で寝て帰り家につく頃にはなんとか回復。
あー日本酒飲み続けるのってよくないな……寝落ちの早さと深さのレベルが高い。

だからまた、横丁へ行ってみよう

ひとりでお店へ入ることは勇気がいるもので、中がよく見えない扉を開けるのもドキドキするし、満員で断られたらどうしようとか、そもそも一人で飲んで浮かないかな?とか。考え出すとキリがない。

でも、暖簾をくぐってみると意外と大丈夫なもんで、店主さんが優しく声をかけてくれたり、大きくはない店内に個性やこだわりを感じます。カウンターメインの店内で一人客はふつうだし、隣のお客さんとたまたま話が弾んだりして、気づけばお酒と一緒にその場の空気に溶け込んでいるような、初めて来ても不思議と心地よさがあったりする。

横丁での一杯って、単なる「お酒を飲む時間」以上のものがあるんだと思う。知らない街で誰かと話していると、ちょっとだけ世界が広がって楽しくてもっと別の世界も覗いてみたくなります。

去年の今頃一人で居酒屋に入るとか、酒屋さんに行って角打ちするとか、日本酒をこんなにはしご酒するなんてなかったんですよ!?
それが今や、日本酒を片手に横丁をはしご酒して店主さんやお客さんと自然に話ができるようになりました。いろんな人のおかげでビビってる以上に素敵な出会いがあったから、次もまた嬉しいことがあったらいいなと、勇気を出して扉を開けます。

次の場所でも知らないお酒に出会って、知らない誰かと話せたらいい。記憶をなくさない程度にね。

仙台、また来ます!

文化横丁も行ってみたい

ハロプロでは年始に生田衣梨奈さん、その後八木栞さん、島倉りかさんの卒業発表を知って気分がちょっと難しいんで旅の話にしました。


ちょっと複雑な気持ちを抱きつつ、今日は名古屋公演行ってきます!

仙台パルコのタワレコ


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