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【職人図鑑】彩画職人部類(3)工匠(たくみ)

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『彩画職人部類 上

工匠 たくみ
日本紀 ニ 神武天皇元年 つくり     はじむ 帝宅於橿原ノ宮 ニ
此時 天 ノ 明 ル 日 命 掌 ルト 工匠 ヲ

釿(ておの)

荘子云 郢人 しらつち以て   ぬりて 其 ノ 鼻端 ニ 
若 ニ● 蠅翼 使 フ  二レ匠石 ヲ けづら  一レ之ヲ
●●● てをのを  成 風盡堊  堊 ヲ 而不 

※ 「郢人」は、春秋時代の楚の人。「えい」は楚の都。

曲尺(かねじゃく)と墨壺(すみつぼ)



工匠たくみについて

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『倭漢三才図会 上巻
番匠(ばんさう)
出典:国立国会図書館デジタルコレクション『職人尽歌合 [1]
番匠(ばんさう)
出典:国立国会図書館デジタルコレクション『職人歌合画本 [1]
番匠師
出典:国立国会図書館デジタルコレクション『職人絵尽 人


工匠の道具について

釿(てをの)
矩(まがりかね) すみつぼ
出典:国立国会図書館デジタルコレクション『宝船桂帆柱2編4巻

※ 『宝船桂帆柱』は過去に翻刻しているので、よかったらそちらのnoteを見てみてくださいね。👀
  → 【職人図鑑】宝船桂帆柱(1)十遍舎一九×歌川広重
  → 【道具図鑑】宝船桂帆柱(4)十遍舎一九×歌川広重

釿(てをの)
出典:国立国会図書館デジタルコレクション『和漢三才図会 巻之10
縄墨(すみなは)
出典:国立国会図書館デジタルコレクション『和漢三才図会 巻之10



参考:『金華山房詩鈔 続編 第1』『広文庫 第12冊(たくみ)』『趣味の建築講話』(国立国会図書館デジタルコレクション)

筆者注 ●は解読できなかった文字、□はパソコンで表示できない漢字を意味しています。
新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖