神明宮は、 天満西寺町 の 南に在て、世俗、入日の 神明宮といふ。本社は 西向にして近世北の方に築山をきづき、末社かづ/\ 粤に 鎮めて、其 風景いはんかたなく、且 鳥居 前は 新屋敷の 青楼つらなりて、妓婦 ● 妙音 絶るときなく、常に 繁昌なすこと皆これ 神慮の 余沢なるべし。
※ 「余沢」は、先人のおかげという意味。先人の恩沢。
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筆者注 ●は解読できなかった文字を意味しています。
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