目標を失ってしまっている時、アイドルは心の支えなんだなあ、という話。
とある仕事のきっかけで、
ジャニーズのSixTONESをひたすら調べなくてはならなくなり
去年の10月ぐらいから、すごくジャニーズに詳しくなりました。
私は女子校だったし、中学も高校もジャニーズのことが大好きな子達が
たくさんいたのですが、わたしはなぜかスレていて
「イケメンというだけで、ちやほやさてていいね。興味ない」
とおもっており、まったくジャニーズを通らずに28歳まですごしていました。
調べ出した時、
ちょうど会社3年目で、そろそろ自分らしい仕事を求められる時に
なかなか自分らしさをみつけられていなかったし
どうすればいいか、大学院のころの好きな作品作りをしたいとか
結構思い悩んでました。
正直どうすればいいか、結構、もんもんとしちゃってました。
簡単に言えばプチ鬱期。
そんなときにSixTONESと出会ったんだからそれは、もうね。
ちょうど出会った時はデビュー決定したあとのデビュー前のときで、
俺らは苦労人でした!みたいなプロモーションが多かったと思いますが、
恐れ多くも自分に少し重ねちゃってました。
そこでアイドルの本質を初めて知るんですよね。。。
1:ただの顔だけのやつに、顔だけじゃないやつが勝っていく世界
これ、どっかでみたんですけど、たしかあまちゃんに出てくるセリフ?
らしいです。でもまさしくこれ。
ほんと、やっぱり日の目をみていくキンプリとかジャンプの人たち
セクゾもですけど、とにかく、彼ら切り返しとかが
芸人さんなみの頭の回転の良さで本当に尊敬しました。
こういう切り返し方の頭の使い方ができれば
きっと上司からいわれる皮肉にも上手に対応できたのにな、
とか今なら考えられます。
SixTONESだったらジェシーちゃんと慎ちゃんの発想のジャンプに
YouTubeみながら感動してました。
そうおもってからアイドルを見る目が変わるというか、
尊敬する存在になりました。いやーほんと選ばれし人々なんだなあ。
2:一瞬すると馬鹿げてるかもしれないけれど、振り切ってやり切れば形になるということをわかってやっている人たち。
大人ですよね。
ジャニーズの人たちってぱっと見
「そういうのタリー、やってらんねー」みたいな見た目じゃないですか。
でも、やり切らないと面白くならないから本気でやる。
SixTONESとかみてて多分、もしかしたら中学とか高校の時に反抗期を経て
知ってるからだとは思うけれど、ちゃんとわかってますよね。
最初きょもとか、絶対本気でやらんタイプやろと
勝手におもっちゃってましたけど、まじでちゃんとやりきってくるから、
すごい尊敬しました。
わたしも仕事そういう風に本気でやり切らないとな、と反省です。
だから目標がなくなっちゃってる時に
やりきることをやってる人をみると、かっこいいなーってなるんだろうな。
3:受け入れてくれる、コンテンツの多さ。
ほんと、そんなこんなで、結構心が折れている時、
彼らはどうしてるんだろうって気になりまくるんですよ。
めっちゃ調べるし、知りたいってなる。
でも、ふと考えると、赤の他人にこんなことって
正直ストーカー的じゃないですか。
アイドルの人権とかも考えると
異様な状態かもしれないんですよね。だけど、
それを受け入れてくれているコンテンツの多さですよ。
アイドル雑誌には本人たちも忘れちゃうほどのマイナーな本音が出てたり
毎週YouTubeは更新、ブログもほぼ毎日やってくれてるし
インスタのストーリーもまるで、彼女かっていうアングル。
あと、ラジオでも電話しているように錯覚させるコンテンツも。
ほんと、まじで、本当は赤の他人に恋をするって
若干気持ちの悪いことなんですけど、
その気持ちをわかってて受け入れてくれてるってすごいな。
普通にすごい人たちだなと思いました。
特にライブ行ってみておもったんですが、
6対1万人でデートしているっていうか、カレカノだよな、俺ら。
みたいな構図を作り出しているのジャニーズ以外みたことないんで
(AAAはぜんぜん違ったし、宝塚も全然違う)
これは、この、ファンの気持ちをぶつけられても受け止めるよ、
みたいな体制がすごいとおもっちゃいました。
心が弱ってたりする時には効きます。
そんなこんなで、わたしは今徐々にやりたいことを
ちょっとずつ見つけ出して動き出してきました。
そんないま、SixTONESとの心の距離がうすれたことに気づきました。
それでも、あの鬱期に頼れる場所をくれたのはSixTONESだし
なにより、アイドルも一つの薬かもしれないなあとおもっちゃいました。
(だって、この頼り方を彼氏にしてたらほんと多分、うざがられる。)
アイドル文化ってすごいほんと。