あの日から #寄せ文庫
猫野サラさんのこちらの企画に参加します。
入院しているふみぐらさんへの #寄せ文庫 。
ぜひぜひ、冒頭のふみぐらさんのページを読んでから、また戻ってご覧になってくださいませ。
*
とくん、とくん、と母の命の音をきいた
どうして行きたくないの?って だってそれはね
空にも、風にも、緑にも
ぼくをとりまく宇宙の音がききたくて
ぼくの命もきいてほしくて
命と宇宙をずっと眺めていたくって
きっと、あのときの気持ちが 人生という名前なのだろう
がっこう? 今ぼくは生きるのに夢中なんだよ
しごと? ねえぼくたちは命なんだよ
生きてるんだ ぼくもあなたも、今だって
ここはどこだろう あなたはだあれ?
たぶん、ここは宇宙で あなたは命
母の命の音をきいた、あの日から
緑のなかであなたを見つけた、あの日から
ぼくはずっと命でいる
あのときの気持ちが、人生という名前なのだろう
あの日からずっとにぎりしめて生きている
今だって、ほら
*
あ。
えーっと弁解させてください。
詩じゃん。ってね。いやすいません。でもこれは私なりの感想文でもあるんです。この形が一番、気持ちを込められたんです。なんならサラさんの企画発表の前から、ふみぐらさん宛の詩を書きたい気持ちがわき起こっていたんです。宇宙からのエナジー。
頼む、編集チーム。許して。でも無理そうなら書き直します。色んな事情もあるだろうし、ね。
選んだnoteは、私が「あ〜〜〜〜〜、ふみぐらさんっぽいなあ。これが一番ふみぐらさんだなあ」と感じたもの(そして私が一番好きな)。私の中でふみぐらさんはこういう感じです。だからこの詩は、ふみぐらさん(イメージ)をそのまま詩にしたみたいなところもあります。
ふみぐらさんの根幹をなすもの。命と宇宙を見つめる、その眼差しが好きだなあ(大好物だなあ)、と思っていつも読んでいました。小手先の技術で書けるものじゃなく、ふみぐらさんという人間だから出てくる、ふみぐらさんの切れはし。
だから毎度読みにいくたびに、「良いの分かってんだよなあ」と思いつつページを開いて、「だから分かってたんだって良いのは…」という謎のぼやきでハート押して出てくる、みたいな感じでした。(素直に読め)
祈りを込めて。