おかって

つれづれなるままに映画への呟きをかいたりします。 ※レビューではないどす 毎日何かしら…

おかって

つれづれなるままに映画への呟きをかいたりします。 ※レビューではないどす 毎日何かしらの映画にお世話になってます。

最近の記事

ふざけやがって【宮本から君へ】

なめんじゃねぇ。って。 犯罪とか、弱い人たちがどうにもならないことだよって諦めてることなどに対して、そんなクソみてえなものに負けてたまるかよ、って電柱で壁倒立しちゃう宮本に、ぶち抜かれた。壁倒立懐かしいね。みんな、夏休みやったよね。エゴと言われれば完全にそうだし、宮本に憧れはしないけど、尊敬はする。 みんなが諦めてること、吐きそうになりながら腹の中におさめていることをかき消すように言った、俺は全部信じてるぞ!!と、 歯も抜けて、指も折れた血まみれの顔で言われる『大丈夫、俺

    • 切り裂いて【Mommy】

      ドランさん作品の中でもかなり好き。 77分から、束の間広がる視界。 自転車をこぎながら、力むほど笑うカイラになんだか泣けてしまう。そういう時間を抱きながら、選択したよねカイラも。都度都度していく選択が間違っているか正しいかというのは大して問題じゃないんでない?それよりも、振り返って、『あの日選択をしたときの、忘れられないシーン』というものが刻まれている人は強く、そしてなんとか生きていける気がする。カイラみたいにね。 どうしてもうまくハマれないスティーヴと、何とも不器用なお

      • 俺らはまだやれる【佐々木インマイマイン】

        絶妙な線の層にのみ響く映画ですなぁ。形容できないものやジャンルでこの世は成り立っているのかねぇ。この映画が好きな人と、全く響かない人がいるから、世の中のバランスが一見とれているように見える。 佐々木のような、内に狂気持ってる人の話し方が本当に苦手なんだけど、でも小刻みに頷きながら話すあの仕草する人が好きだ〜。 『ゆうじ、やりたいことやれよ。お前大丈夫だから。堂々としてろよ。』 こういう人がふとシリアスに話す時にもうほんと世の中のそのものが全面に現れて怖くて怖くてゾッとしちゃ

      ふざけやがって【宮本から君へ】