ふるさと
新年明けまして1週間。今年もつれづれなるままにnoteを楽しみたいと思っています。
暮れに身内の不幸があり、2年4ヶ月ぶりにふるさとに帰って来ました。久しぶりの雪景色も駅のホームのピリッとした寒さも、お別れの一連の流れもすべて非現実的に思えて、あまりの辛さに、俯瞰から見つめている自分がいて、それは今も続いています。
ただ、悲しんでばかりもいられない。母として現実生活を回さなければ。家族がいてファルコンがいて、やることだらけの日々を過ごしながら、喪失感と向き合い、穏やかに歩み始めました。1週間後には長男の共通1次テストを控えています。年末年始は悲しみのショックで勉強に身が入らなくなりましたが、やるしかない。頑張れ息子よ。母ちゃんは栄養をつけてあげることしかできないけど、天国のおばあちゃんがついてるからね。最強の守り神だね。
実家に1人残された父に、水曜日ちゃんのようにお惣菜や手紙や写真を送るようになりました。今年は連休が多いので、コロナの隙をみて孫の顔を見せに帰ろうと思います。ずっと会わないままでのお別れは、もう二度としたくないです。何て世の中なんでしょうね。
今日は2週間の隔離生活を終えて、ようやくスペインの妹が母に会える日です。お葬式の日に帰国したのに、不憫です。ウイルスの脅威の無い世界に早く戻りますように心から願います。
帰省の際に青森駅で可愛い雪だるまに出会いました。「笑う門には福来たる」で行こうと言っているようでした。いつものルーティンで平常心。非常時こそ変わらない日常の営みが回復につながるはず、と雪だるまを見てハッとし、まずはお土産に工藤パンのイギリストーストを携え帰京したのでした。