昭和レトロを愛する娘15歳とサカナ愛が止まらない息子13歳が借りた本と今日の朝ご飯
最近、子どもたちが立て続けに面白い本を図書館から借りて来たのでご紹介します。
昭和レトロに興味津々の高1長女が選んだ本がこちら。
純喫茶に夢中になった著者が、いつの間にか1300軒以上の全国の純喫茶を訪れ、そのうち約1000軒を掲載した圧倒的情報量の本です。
センスのいいレトロ感満載な店内の内装や小物、コーヒーやトースト等の写真と、それぞれのお店への愛情たっぷりなコメントが秀逸で、素敵な世界観を醸し出しています。知っているお店も多数あり、思い出が甦ります。思わず、純喫茶沼に引き込まれるように読んでしまいました。
著者が夢中になったきっかけが、当時好んで着ていた古着のワンピースのイメージに、純喫茶がぴったりな場所だと気付いたこと、だそうです。そんな入り口もありですよね。
ちょうどパパさんと、ステイホームの辺りから「昔の喫茶店の雰囲気いいよね。うちをそういう感じにしたいよね。」と話していたので、どうして両親の好きなインテリアの方向性に沿った本を娘が借りたのか不思議でした。本人に借りた理由を聞いてみると、「昭和レトロが好きだから。古着も買ってみたいんだよね。蚤の市も行きたいんだよね。」と。
完全に趣味が合う!よしよし、母娘でお出かけしようじゃないかい。古着は下北沢や原宿で、蚤の市は大江戸骨董市がいいかな。東京蚤の市が再開されたら両方叶うのになあ。再開を首を長くして待っています。
我が家のさかなクン、中1次男が選んだ本はこちら。
先日、葉山の磯だまりで幼魚を初めて採集し、大事に育てている息子は、iZoo(イズー)の園長白輪さん、「池の水全部抜く大作戦」(テレビ東京)の加藤先生、さかなクンに続き、著者の鈴木香里武くんをリスペクトしています。もちろん、生き物大好き母ちゃんも同じくらいリスペクトしています。
大学で心理学を専攻した香里武くんは、鑑賞魚の癒し効果を研究し、フィッシュヒーリングを提唱。この本では、岸壁幼魚採集家として多くの生き物を観察したものを、月別に可愛らしい幼魚の写真を掲載して、子どもにも分かりやすくまとめています。よくぞ図書館で見つけて来た!面白いまとめ方に感心し、子どものように見入ってしまいました。
「来年は死滅回游魚捕りに行きたいんだ。」と次男。真夏の海水温が高くなる時期に黒潮に乗って、チョウチョウウオやカクレクマノミが関東の海にやって来るそうです。「冬になって水温が下がると越冬できずに死ぬから、死滅回游魚と言うんだよ。でも最近は死なないのもいるんだって。」と教えてもらいました。
水槽の中の小さな魚達を見ていると、確かに癒されます。フィッシュヒーリングなんですね。
お兄ちゃんの大学受験が終わったら行こうね。それまでみんなの得意な下調べをして、計画立てようね。
今朝の朝ご飯は、「きのう何食べた?シロさんの簡単レシピ2」のキャラメルりんごのトーストです。実家からりんごがたくさん届いたので、作ってみました。
お砂糖を中火でキャラメル色になるまで焦がし、くし形のりんごを入れ、全体がくったりと煮詰まったら出来上がり。昨晩仕込んでおきました。
トーストした食パンにバターを塗って、りんごとバニラアイスを乗せ、仕上げにお好みでシナモンシュガーをかけます。ふわーっと広がるシナモンの香りと甘酸っぱいりんごの黄金バランス!朝からバニラアイスは罪悪感ですが、今日も1日頑張るぞ、ということで。
奥の野菜スープの器はニトリのものです。シリアルやスープに、重宝しています。