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先取り学習について思うこと
教育熱心なご家庭が、何学年も先の学習をやっているのを見掛けると、そのたびにスゴイなぁと思うのです。そしてその眩しさに私は、バルスを叫ばれたムスカのごとく、目が潰れそうになります😇
先取り学習に対する考えの変化
実は私も以前は、積極的に先取りさせようと考えていました。理由は、高学年になったら基礎でつまずいている暇は無さそう、という漠然とした不安があり、低学年の比較的余裕がある今のうちに、出来ることは進めてしまいたい。そう考えたからです。
ですが、毎日娘の学習を見ているうちに、うちの子の特性や性格や素質を考えると、今は別のことに時間を使うほうが効率が良さそう?と思うようになっていったのですよね。
最初にことわっておくと、先取りをしていないわけではないです。国語については、漢字は学年以上を学習しています。慣用句や四字熟語なども(机上の勉強ではないですが)日常的にしています。公文の国語も、学年より上の進度になりました。
算数の先取りについて
先取りを積極的にしないと決めたのは算数です。理由は単純で、娘には学年以上を進められるだけの、算数的な思考力がまだ充分に育っていないと判断しました。
と言っても、計算は早いし、暗算もそこそこ出来るのです。宮本先生のドリルは得意だったりもするのです。(アピールに必死)
なので悲観まではしてはいないのですが、困ったことに計算以外が、私の想像の斜め上をいく奇想天外さ。クイズ番組なら確実に色物枠です。はらたいら枠ではなく、篠沢教授枠です。(例えが古すぎる)
少しひねった文章問題となると、どこから湧いてきた?!と聞きたくなるような、文章中に一切出てきていない数字を使って計算することも度々。
「我はシヴァ、創造の神である!」と言わんばかりに、新たな数字を産み出すので、問題文を2・3回音読させてみるのですが、創造神は「あぁこっちかぁ〜」と言いながら、今度は別の新たな数字をお造りあそばれます。(さっき納得してた「こっち」って一体何だったんだ!)
でもまぁ、1年生の頃も同じように奇想天外な答えを導出していた娘さんですが、さすがに今は1年生の問題はもう大丈夫です。ちゃんと成長しているのですね、シヴァ神も。だから悲観しすぎも良くない。
それに女子と男子の差というのもあると思います。女子の算数的な思考力が育つのは、男子よりも少し遅いと言われていますし、もれなく娘はそのタイプのようですので、現時点で算数に負荷をかけることは効率が悪いように思いました。
国語の先取りについて
逆に、国語は女子のほうが発達が早いと言われているので、多少の先取りをしています。といっても漢字や慣用句や語彙って、覚えることがメイン作業なので、低学年の高い記憶力のうちにやるメリットも大きいと思ったのですね。
機械的な暗記とは少し異なるとは思いますが、「詰め込み教育に一番適しているのは何?」と聞かれたら「 漢字でしょ!」と。んで、いつやるか?今でしょ!ってね。(©林修先生)
さいごに
先日もつぶやきましたが、「高学年になってから余裕を持たせるために、今のうちに先取りをする」よりも、「塾の授業だけで大半理解してこれるだけの頭を今のうちに作る」が私の理想です。(当初は前者でしたよね?というセルフツッコミで終わります)