いきなり「ながらシャドーイング」するのが難しいとき
こんにちは!
翻訳者/英語コーチのMariです。
前回の記事で、シャドーイングには自分が読める/聞けるレベルよりもずっと簡単な教材を使うのがおすすめ!ということを私の体験を交えて書きました。
とはいえ、簡単と思える教材を選んだけれど、
「やっぱりいきなり何も見ずにシャドーイングするのは難しい・・・。」
「うまくシャドーイングできない箇所があるときはどうすればいいの?」
というケースもあると思います。
今日はそんなときの対処法について書きたいと思います。
シャドーイングの下準備
いきなり何も見ずにシャドーイングするのが難しい場合は、次のような「下準備」をやってみましょう。
ここまでやって⑤がすらすらできるようになってから、何も見ずに別の作業をしながらやる「ながらシャドーイング」に挑戦しましょう。
ただし、②③の段階で、わからない単語や文法だらけで調べ物に時間を要する場合は、やはりあなたのシャドーイングに使う教材としては難しすぎる可能性が高いです。調べれば理解できるし、読めるのに・・・と思うかもしれません。でも声に出すトレーニングをするときは、音や口の動きに集中するためにも、自分がスムーズに理解できるものを使うほうが好ましいです。
上記の下準備は机に向かってやらざるを得ませんが、ここをしっかりやっておけば、何か別のことをしながらトレーニングができます。これができると忙しい中でも学習を継続しやすくなります。
いきなり何も見ずにシャドーイングはハードルが高い!という方は、この「下準備+ながらシャドーイング」という組み合わせで、トレーニングをうまく日常生活に取り入れてみてください。
簡単な教材を使ってみたけれど、
うまくシャドーイングできない箇所がある
というときの対処法はまた次回お伝えします。