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いきなり「ながらシャドーイング」するのが難しいとき

こんにちは!
翻訳者/英語コーチのMariです。

前回の記事で、シャドーイングには自分が読める/聞けるレベルよりもずっと簡単な教材を使うのがおすすめ!ということを私の体験を交えて書きました。

とはいえ、簡単と思える教材を選んだけれど、

「やっぱりいきなり何も見ずにシャドーイングするのは難しい・・・。」
「うまくシャドーイングできない箇所があるときはどうすればいいの?」

というケースもあると思います。

今日はそんなときの対処法について書きたいと思います。

シャドーイングの下準備

いきなり何も見ずにシャドーイングするのが難しい場合は、次のような「下準備」をやってみましょう。

①何も見ずに音声を聞く。
②スクリプトを見て聞き取れなかった部分を確認する。
③わからない文法や単語があれば調べる。
④1文ずつ音声を止めて、スクリプトを見ながらリピートする。
⑤スクリプトを見ながら、音声に合わせて音読する。

ここまでやって⑤がすらすらできるようになってから、何も見ずに別の作業をしながらやる「ながらシャドーイング」に挑戦しましょう。

ただし、②③の段階で、わからない単語や文法だらけで調べ物に時間を要する場合は、やはりあなたのシャドーイングに使う教材としては難しすぎる可能性が高いです。調べれば理解できるし、読めるのに・・・と思うかもしれません。でも声に出すトレーニングをするときは、音や口の動きに集中するためにも、自分がスムーズに理解できるものを使うほうが好ましいです。

上記の下準備は机に向かってやらざるを得ませんが、ここをしっかりやっておけば、何か別のことをしながらトレーニングができます。これができると忙しい中でも学習を継続しやすくなります。

いきなり何も見ずにシャドーイングはハードルが高い!という方は、この「下準備+ながらシャドーイング」という組み合わせで、トレーニングをうまく日常生活に取り入れてみてください。

簡単な教材を使ってみたけれど、
うまくシャドーイングできない箇所がある
というときの対処法はまた次回お伝えします。



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