自動車を走らせることも、歩きもブレーキが大事
こんにちは!
森政弘氏の著書『退歩を学べ』(アーユスの森新書)で
ホンダ自動車の創業者である本田宗一郎氏との逸話が語られています。
「自動車を走らせなるならアクセル
自動車を止めるならブレーキ」
「これでよいか?」と本田氏から質問され、
「よろしいです」
と答えたら、違うと叱責されたというものです。
本田氏いわく「ブレーキがない車は怖くて走らせられない」というのです。
さらに、車庫に車を上手に停止させるためには、ブレーキだけではなく、アクセルとブレーキの踏み分けをして微調整が必要です。
わたしたち、現代人は、何か一つだけにしか注目しない傾向があります。
ウォーキングもしかり
ウォーキングは健康にいいと信じて、頑張って歩いても
歩き方が悪いと身体に負担がかかり、怪我したり、病気を悪化されることがあります。
疲れたと感じたら、休む。ブレーキも大切なのです。
すべてのことは、何か一つで動くのではなく、陰と陽のバランスで動いているのです。
一歩一歩歩くことも、アクセルとブレーキを入れ替えながら前へ移動することが歩きです。
歩くとは「止まる」の下に「少ない」と書きます。
止まる時の衝撃を少なくすると怪我をしない、身体に負担のない歩きができるようになります。
前への移動するアクセスだけではなく、ブレーキを意識しながら歩きたいものです。
それでは皆様素敵な一日をお過ごしください!
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