人力おんぶバス
私がリビングとは別の部屋にいる時。
ちゃん坊はやって来る。
変な動きをして「なんか変なの来たよ~」とか言いながら。
今日はすーっと来て、そして背中を見せ、「乗ってきんさい」と。
「えっ?いいのっ?」
「ふっ!」
そしておんぶでリビングのほうまで運んでくれた。
そして「乗ってきんさい」の言い方が、広島弁風で、なんか、懐かしいというか、なんでこんな言葉使えるんだか、不思議。ちゃん坊のいる世界ではあまり遭遇しない言葉というか。まだ「乗りんちゃい」の方がありえる気がするというか。
その後、また向こうの部屋にいたら
「乗ってくかいっ?」と、
今度はちょっとイケメン風に声をかけられ、また乗せてもらった。
ちゃん坊は私より1センチくらい背が高いが、体重は15キロくらい軽い…!!
怪我させちゃったらどうしようとか、ドキドキするけど、なんか、意外と、大丈夫。
「これって、タクシーなの?」
「違う。バスだよっ」