舌くんと歯っくん
歯の矯正器具が、床矯正からワイヤーへと変わったちゃん坊。
着けて数日は、痛いと聞いていた。
そしてやはり痛がってなかなか食事をしないちゃん坊。
子どもがなかなか食べないとか、食べるのが遅いとか、遊んでて食べないとか、そういうのは、なんか、すごく寛大になれる。全然平気。食べてるのを邪魔されるのはイライラするけど。
たぶん、赤ちゃん時代にあまり食べなかったから。食べないのが標準だったというか。それで、無意識だろうけど、設定してる期待値が、ものすごく低いのかもしれない。勿論、当時はすごく悩んでいたけれども。
人に期待しないって、対人関係において大事と言われるが、こういうことかー、となんだかやっと分かった気がした。
そして今。ちゃん坊の舌は、おいしい食事を求めているものの、歯が痛くて食べられない、という状態らしい。
「『ごはん、おいしいよー。食べたいなー』『アッ?こっちは痛いんすよっ!』『痛いとおいしいは、別でしょー』『ハァ?なんすー!?』『えっえっえっ…』」
ちゃん坊の舌くんと歯っくんが、ケンカしていた。
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