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化粧品メーカーOLがワインの資格を取ろうと思った理由と実際に動き始めたきっかけ

ワインエキスパートの受験を決めてから、1次試験まで半年。2次試験まで8ヶ月。

その間、もーーーぅ、めちゃめちゃ勉強しました。

大学受験の時ぐらいに。
1次試験前日にナゾの蕁麻疹が出るぐらいに。(その後数週間引かなかったし。あれ何だったんだろう…)

勉強関連の話はまた別に書くとして…。


別に仕事で必要なわけでもないし、
取るのにお金も時間もかかるのに
どうして受験しようと思ったのか、よく聞かれます。

理由は、

ワインエキスパートの資格を取ることで見える世界

を見てみたかったから。

その世界の私はなんだか今よりもっと楽しそうな気が、なんとなーくしていたから。です。

それだけです。
なんとなく楽しそうな気がしたから。です。

動機がフワリとしているのでなかなか本気になれなかった訳ですが、そんな私が、実際に取ろう!と踏ん切りをつけたきっかけは、『転勤』でした。



ワインエキスパートの資格を取りたいなぁと思い始めたのは、何もここ最近の出来事ではなくて、

うっすら思っていたのも含めると
足掛け約10年。

取りたいな〜取ろう〜取ろう〜、と言い続けていました。長い。


一人でそう思っていたわけではなく、同じ志を持つ親友とその旦那様と3人で言い続けていたのでした。

3人で毎年「今年こそワインエキスパート取るぞ〜!」と年始に乾杯しつつもみんな同様に、仕事で必要とかじゃないのでなかなか本気になれず・・・

本気になれないから、ワインエキスパート受験料の約3万円を払って申し込む勇気もでず・・・

申し込んでないから当然スケジュール的ゴールもなく、ゴールがないから特に詰めて勉強する気にもこれまたなれず・・・

そんなこんなでハヤ10年。
いつの間にやら10年でした。早い。


今思うとその間に飲んだ数々のワイン達、知識がありながら飲んだらきっともっと味わえたんだろうなぁ、と思ったりもするけどまぁそれはそれで。


3人で飲み比べセット、のようなものを買って独学・手探りであーだこーだとせっせとテイスティングで品種の知識を付けようとしていたけど、

今ならわかる。

「テイスティングよりもまずは座学だよ!!!!!!」

と。


※モンテス飲み比べ


そんなノラリクラリな10年を経て、やってきた突然の転勤。

ほぼ毎月ワインパーティー(通称ワイパ)を開催してきた私達に突然の別れが・・・。
言い続けてはや10年の「ワインエキスパート取るぞ〜」のセリフさえ言う機会をなくしてしまったのでした。

このままだとわたしの人生「ワインエキスパートじゃない人生」になっちゃうけど…それでいいんだっけ?!

と自分に問いかけた結果、私は

ワインエキスパートになる人生

を選んだのでした。

そしてワインエキスパートになった人生は前述noteにしたためたように。120%で素敵な人生でした。


新しく何かを始めようと思った人のうち、実行に移す人は全体の25%ほど、というのをどこかで読んだ気がします。

気づいていなかったけど、自分もずーっと75%側にいたんだなぁ。


継続できる人はたったの5%。

5%に入ってみたらもっと楽しい世界が見えるかな。

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