村岡ダブルフルウルトラランニング⑥第21エイドまで
今回は第21エイドまで。
高低表では蘇武岳に次ぐ高さ。
頭の中では蘇武岳が最難関だと思ってたし、
それをクリアさえできれば大丈夫だろう!と
楽観的に考えてたんですが。
ん、砂利?
これがずっと?
舗装されていない・・・?
それがつづら折りで?
というコトで大変な悪路でした。
私の周りもほとんど走る人はなし。
それでもここを登らなければいけない。
「もはやマラソンより、ハードハイキングやで・・・」
とかブツブツ言いながら歩いてピークを目指す。
途中、ボランティアの方が軽トラで
給水を用意してくださってたのが
ホントに救いでした。
ひょっとして天使かよ・・・
まあフツーに地元の男性でしたが。
ヘトヘトになりながら
ようやくたどり着いた頂上。
特になんの感動もなく、
はじまった下りを走りだした時。
あ、あのテントは・・・!!
第19エイド!
すっかりヘトヘト、お腹はペコペコ。
トイレもすませ、しばしまったり。
スタッフの方が
「厳しいコースだったから来年は変えて、って
アンケートで書いてくれたらええで~」
みたいな事を言ってて笑う。
西日本豪雨の影響でそれまでのコースが
去年から変更になったのだとか。
エイドを後にして
下りを再開。
当然ながら下りも砂利。
下りは好きだけど
走りたいのはこーいう下りじゃな~いっ!(エコー)
そのうち道が砂利ではなくなったのですが
今度は固いコンクリート道。
この斜度&うねうね。
ブレーキかけながらの下りで
足にかなり負担のかかる衝撃。
特に腿裏が厳しく、下りを後ろ向きに
歩く方がいました。
余談ですがレース翌日、
ダメージが残りまくりのため
階段の上り下りが大変キツく。
その時、この日のランナーを思い出し
後ろ向きで階段降りてました。
たいへん楽でしたが
他の人には奇異の目で見られました。
そしてここで第20エイド。
ランナーの皆様、
山のキレイで冷たい水を頭からかぶったり
下りで疲弊した膝にかけたりしてました。
そして下ると言う事は地上に近づくわけで。
ずっと山の中を走ってきたために
帰省感が凄い。
あとフツーの民家の庭にぶっ刺さった
距離表示板が面白くて写真撮った。
ようやく久々のシャバに(言い方)。
平地を走る感覚、
すごく懐かしくてなんか嬉しい。
道中に自販機を発見。うおおおっ
エイドではずっと
水かスポドリかコーラだったので
ブラックコーヒーを購入。
これまで摂取してなかった味が沁みわたって
胃も気分もスッキリ。
少し気分も上がってコースに復帰。
もうこのあとずっと平地走りたいわ。
第21エイドに到着。
学生ボランティアの皆さんが元気に活動してる。
もうホント、若さがまぶしいな・・・
100kmと88kmの選手はここで
預けてた着替えなど受け取れるようになってます。
66kmの私は素麺を3杯ほどいただいて
のんびり。
時計を見て
ぼんやり最終の制限時間から逆算。
まだ余裕ありそう。
さー、ここからもがんばるぞー
つづく