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精神障害者保健福祉手帳⑥ 交付と各種割引登録など

精神障害保健福祉手帳が無事交付されました。前回まで、交付までの諸々を書いていったので今回からは交付されてからの諸々を書いていこうと思います。

申請→交付までの期間

実際手元に届くまで3ヶ月半ってとこでした。私は紙の手帳発行にしたのでこれくらいだったけど、カードの発行なら4ヶ月くらいかかったかも。

そろそろ結果が来ても良い頃だけど連絡ないなと思って一度都庁に連絡したところ

「結果はでたけど、審査がおりたかは電話では伝えられない。お住まいの市区町村に『都庁が発行したって言ってるけどいつ頃近くの区役所派出所に届く?』って聞いてみて。」

と言われたので、区役所に問い合わせて「最短で〇日につくよ」と教えてもらった。ちなみに本当は区役所から「取りに来てね」のお手紙が届いて取りに行くのだが、私は区役所に問い合わせた際に「電話で教えてくれれば取りに行くからお手紙いらないよ」って伝えた。早めにほしかったし。

手帳の受け取り

なんだかんだ手帳を申請するのは忸怩たる思いがあったので、いざ手帳を見たら泣いちゃうかな~どうかな~と思いつつ、区役所へ。本来は「取りに来てねのお手紙」と本人確認書類があればいいそうだが、私は電話で「届いたよ」連絡をもらっていたので本人確認書類(パスポート)とマイナンバー通知カードを持っていった。

手帳は仕事柄見たことがあったので「ああ名刺より断然大きい」とか「このケースの色目立つなぁ、どうやって持って歩こう」とか思ったが、それくらい。

都営交通無料乗車券の発行

果たして無事、手帳を手に入れたので、その足で都営交通無料乗車券の発行に行ってきた。都営交通無料乗車券とはその名の通り都バスや都営地下鉄が無料になる乗車券である。(都バスは都内での利用に限る)


無料乗車券は紙、磁気カード、ICカードの3種類から選べるらしく、それぞれの特徴は以下の通り。

紙:駅員さんにいちいち見せないといけない。

磁気カード:切符が通る改札に入れればOK。

ICカード:PASMOやSuicaのように改札にタッチでOK

都営交通無料乗車券は「手帳申請書だよの書類控え」では発行できない。手帳が発行されたら恩恵に早く預かるためにさっさと発行するに限る。

渋谷駅の窓口に行ったところ「渋谷でも発行できるけど、ココで発行できるのは紙の無料乗車券だから、磁気カードやICカードにするなら違う窓口に行かなきゃダメ。」と言われる。

よく見たらそんなことも書いてあったな、と手元の資料を見ながら新宿へ向かう。紙の乗車券だと改札を通る時にいちいち駅員さんの窓口に見せないといけないらしい。それは面倒だな~今持ってるPASMOと一緒にしたいなーと思いながら新宿へ。

都民歴長いのに、私にとって新宿は魔窟である。行く機会が少なすぎて未だに道がよくわからない。ルミネが多すぎるのよ。地下鉄も、ギリ徒歩圏内に新宿駅と新宿西口駅と都庁前駅があるのわけがわからんのよ。渋谷もダンジョンだが、新宿も大概である。(余談だが大手町も苦手だ。)

そんなこんなで都営大江戸線新宿駅の窓口で無料乗車券を発行したい旨を伝える。窓口のお姉さんが「紙、磁気カード、ICカードの3種類あるけど、どれにする?」というので「今持ってるPASMOに一緒にしたい」と答えたところ「定期PASMOと無料乗車券は一緒に登録できない。」と言われる。私は今持ってるPASMOにぎりぎり前職の定期が残っていたため定期を取るか、無料乗車券の登録をとるかの二択になるらしい。しかも、もし今持ってるPASMOを無料乗車券として登録してしまうと、今後定期を作る際は別のICカードにしなくてはいけないとのこと。

め、めんどくさい~!ICカードにまとめられたら、いちいち改札で駅員さんに見せなくていいから便利と思っていたが、定期と同じカードに登録できないとなると今後定期を作ったらICカード2枚持ちになるってことだ。結局改札で駅員さんに精算依頼をしないといけない、うーん。

しかも一度ICカードで都営交通無料乗車券を作ると、紙や磁気カードへの変更はできないそうだ。逡巡したが、磁気カードで作ることにした。これなら切符が通る改札機を通れるしICカードに変えたいと思ったら変更ができる。都営交通無料乗車券を作ると、障害者手帳に「発行済み」のスタンプを押してくれる。

これで都バスは無料である。ほくほく。

都バスで飛ばすぜぃ!ってテレビあったなぁ。京本政樹と柳沢慎吾が出てた。その頃はバスに乗ることなんてほぼ無かったから全然ちゃんと見てなかったことを今更ながら後悔。

ミライロIDの登録

障害者手帳の登録ができるアプリ「ミライロID」をダウンロード。

障害者手帳を写真にとって登録すると、使えるらしい。登録には数日かかるとのことで早速写真を撮って送ってみた。

写真を撮るページが足りない(2枚撮らないとダメ)と審査がはねられた。ごめんよ、審査員さん。。と思いながら再度登録。無事アプリが使えるようになった。

この時初めて気づいたが、いわゆる顔写真を貼ってあるページには「精神障害保健福祉手帳」と書いてないのである。知らなかった~、普通ここに書いてあるのでは、、とちょっと思った。

まだ使ってないけどコンビニや外食産業で割引を受けられるよう。他にもミライロIDに登録している事業者は増えていっているみたいだ。余談だが、ロイヤルガーデンカフェが10%オフらしく、それらを調べていたら、ロイヤルホストとロイヤルガーデンカフェが同じ会社だということを知った。

携帯料金の障害者割引の適用

携帯料金は各社割引があるとのことでキャリアのお店に行ってきた。今はコロナで来店予約をして枠を押さえている人が多いらしく、私が行った時間はラッキーなことにたまたま空いていた。今は来店予約したほうが良さそう。

基本プランが安くなると聞いていたのだが安くなるのはたった200円だった。割引額小さすぎるだろと思って他キャリアも調べてみたがどこも似たようなものみたいである。

ちなみに私のキャリアは一度障害者手帳登録&障害者割引を適用してしまうと自動更新されるらしく、手帳更新の度に手帳を見せる必要がないそうだ。(機種変のときは必要と言われた気がする。)

身体障害者手帳と違って、精神障害者手帳は2年毎の更新なのにそんなザルな運用でいいんだろうか、と他社ながら心配になった。せいぜい200円くらいだしいいのかな…

ちなみに家のWifiや今の携帯プランも含めて見直しをしてもらった。機種変などしないので、サクサクと30分ほどで手続きが完了。

ちなみに申込日の翌月から適用になるらしい。私は3月31日に行ったので、ギリギリ4月1日から割引が適用されることになった。よかった!

その他、割引について

事前登録が必要な割引は他にはNHK料金があるが、私はTVを持っておらずNHKをネットでも見てないのでスルー。

光熱費は調べてみたが、割引対象外だった。

あとは手帳かミライロIDを見せると割引できるものが色々あるが長くなるので別記事でまとめようと思う。


とりあえずこんな感じかな。これもあるよーとかこれ聞きたいよーとかあったらコメントに返していけたらと思います。

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