#11大切な本お預かりします
悲しいかなわたしの周りにはなぜだか本好きが少なく。
SNSで繋がる出版関係の友人たちはもちろん別なんだけど、家族や地元の友人や書店を含めた今までの職場の人たちを入れても、本が好きで好きで家中本で溢れているなんて人はちょっと思い当たらないくらい。
類は友を呼ぶんじゃないのかと不思議なんですけど、でも実際はそのくらい本を読む人というのが限られてしまうということなのかもしれません。
ちょっぴりさびしいけど。
でもうれしいことにうちの義母の周りには本が大好きという方が多く、よくたくさん本を読む方たちの話を聞いていました。
今回、わたしが一念発起して本屋を始めるということを義母が周りの本好きさんに話してくれていて、なんと何人か本を寄付したいと言ってくださいました。
その一部がこちら。
児童書!!
本を寄贈していただいたというだけでも本当にありがたいのに、それが一番力を入れたい児童書で、そして内容も詳しい方は見てわかるかもしれないけれど、とても素敵なラインナップ。
これはまだ一部の写真で、このほかにも岩波書店の箱入りの児童書がたくさん入っていました。
そしてほかにも雑誌 ”ウッディライフ” を創刊号から持っているという方もいて、わたしはその雑誌のこと知らなかったのですが、ナチュラルライフとか森で暮らすとかそういったテーマの雑誌では有名だったそうで、そちらも全部寄付してくださるそうです。
これはキャンパーの方達も、道志村移住者の方達も興味ある人多いのではないかなと思い、ものすごくありがたいです。
調べたらウッディライフ今年復刊していました!
季刊なのかな、またファンが増えたら楽しいですね。
どれもきっと大切にしていた蔵書だと思いますが、捨てるよりも次の人に手渡せたらという気持ちで申し出ていただいたんだと思います。
その大切な本たちをまた次の人に手渡すのがわたしの仕事。
実際にそんな愛されてきた本を手にすると、背筋が伸びる思いがします。
これが古本屋の醍醐味かと初めて感じました。
大切に手渡していきたいと思います。
【そんなこんなでお願いが!】
本屋の蔵書としてはまだまだまだまだ足らない状況です。
資金も限られているので、もし本を処分したいと考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
ジャンルはとりあえず問いません。寄付していただけるのであれば状態ももちろん問いませんので、どうぞよろしくお願いします。
また大切な蔵書だし、せっかくなら売りたいという方、まだ値付けの勉強ができていないので、時間がかかってしまうかもしれませんが、それでもよろしければご連絡いただければ嬉しいです。
お近くでしたら取りに行きます!
とりあえず関東近郊でと限らせていただきますが、一度ご相談いただければと思います。
あなたの大切な本をお預かりし、次の方へ手渡すことができればこれ以上ない喜びです。