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#60 内装見積もり2と、補助金申請

こんにちは、こんばんは、こんばんは!

2週間あいだがあいてしまいました。
この間、いろいろ書きたいことが溜まっておりますが、まずは大きな前進がありましたので、そちらのご報告から。

長らく進めることすらできていなかった、村の補助金申請。

これは村で新しく事業を始める人たちに、その事務所の設立を補助しますという支援で、かかった費用の半額、最大で100万円が支給されるというもの。

しかしこちら、実のところ要項を読んでもいまいち要領を得ず、事務所設立と言ってもどの部分が対象になるのかが明確にされていないので、どのように申請していいものか全くわからない。聞く人聞く人いうことが違うし、いったい何を信じていいのか他所から来たわたしには知る術がないといったところ。

役場の担当者に直接聞いたところで、とにかく申請してみなければこちらもわからないの一点張。
なお、申請が通る前に少しでも着工してしまうと無効になりますとのこと。

つまりは降りるかどうかもわからないけど、申請結果が出るまでは前に進めるなということ。

はぁーーーーーーーーーーっっっっっっ!!!!


毎日叫び出したい気分でヤキモキしておりました。

でもこちらをまず進めないと、内装工事に入れないのでとにかく進めるしかありません。
最大100万円の支援を受けられるかもしれないのに、面倒だからとあきらめてしまえるほど、わたしには余裕がありません。
正直、この支援がダメならばクラファンで皆さんにお願いするしかなくなるかもしれず、かなり切実な問題。


さてこれを、進めるためにはわたし一人の力ではもちろんどうにもならず、商工会議所にて講習を受けることと、工務店さん、大工さんと話し合い、細かい部分まで見積もりを出していくことが必要になります。
とにかく探りながらこれらをこなしていくだけで、これだけ長い時間がかかってしまいました。

先月、無事商工会議所での講習は終えて、修了書はいただくことができていました。
その後書いていたように見積もりに関しては一度出していただいて、それで良いのかと思っていたんですが、そちらはあくまでもおおよその見積もりということで、何をどれだけ申請するのかの詳細なものがやはり必要だということで、、、

先々週、ようやくその見積もりを出すための打ち合わせをすることができて、かなり細部まで大工さんと話すことができました。

この大工さん、地元の方ですが、なんと独学で大工になったんだそう。それでも腕は確かで仕事も早く工務店さんが信頼を置いているらしい。
本当に気さくな方で、ちょっと一見とっつきにくい印象でありながら、かなり細やかな気遣いをしてくれるような人でした。
打ち合わせでは一つ一つわたしの意見を聞いてくれ、それをかなえるためにはどうしたらいいか、いろいろ案を出してくれました。

床に前住人が掘りごたつとして使っていた穴が空いているけど、それを隠すにしてもつなぎ目が目立ってしまう、かっこ悪いからむしろ目立たせてオシャレなタイルを貼るとかどう?とか、トイレの手洗い場もなるべく場所を取らないで見た目の雰囲気も壊さずにつけようとか細かいところまで気配りしてくれます。

建築家さんならわかるけど、大工さん。しかも一人で改装してくれるんだそう。知り合いに頼んで材も安く提供してもらうからと、コスト面の配慮も最大限にしてくれて、こういうのも縁なんだけど、とてもいい縁があったなと思える出会いでした。

細かい要望はお伝えして、あとはこの大工さんに委ねて大丈夫だと安心できるような打ち合わせとなったので、もう完成が目に見えるようでその夜は少し興奮気味で寝たのを覚えています。


さて、それでもちろん終わりじゃなく、ここから工務店さんと水道や電気関係をやってくれる技術屋さんと再度打ち合わせしてもらい、詳細な見積もりが出るのが5日くらいかかりました。

でもなんとか先週、その見積もりが出まして(正直最初の想像の半分くらいの値段だった、、、また後日実際にかかった額などは書こうと思います)、それを記入して役場へ行き、よろしくお願いしますと提出をしたのでした。

その後すぐに1カ所訂正があるのと添付して欲しい書類があるのでそれを持ってくるようにと言われ、訂正箇所はともかく添付書類については以前聞いたときに全く言われなかったことなので、どういうこと?と思いつつも言われたものを持って訂正書類を書き直し、再度提出いたしました。

現時点で不備などの連絡がないので、おそらくは無事に受理されたのかなと思います。

なんというか、役場の人いい人なんだけど、こちらが聞いた質問に0.8くらいの答えしか返ってこない。
これわかる人けっこういませんかね。
なんかこれ役場体質なのか、全国割とどこもそうじゃない?って思うんだけど、肝心なところや細かい部分がもれていて、こちらがしっかりすべてわかってないと不備があり、再度書き直したり出直したりする羽目になるというオチ。

しっかりしてない自分が悪いと言われればそれまでだけど、ネットであまり情報を見ることができないお年寄りとか、そりゃあ怒るよって思うこともありますね。

はい、愚痴はこの辺で。

その他やったことは庭に植物を植えたり、タネを撒いたりなんかしています。
道志村のもくめ書店ができる場所の土地はもともと川だったとのことで、かなり地中に石が多くて掘れないところも多々あり、きれいな庭にしていくのは至難の技ですが、こちらも少しずつ少しずつやっていきたいと思います。

まずは下生えにクリーピングタイムという可愛いお花が咲くタイプの苗を取り寄せて、あちこちに植えてみました。
まだまだ小さいのでハゲちゃってますが、これから大きくなると絨毯のように広がってくれる、、、はず。


これと、ワイルドベリーの種ももらったのでまきました。シロツメクサのタネを買ったのでそれもまいていこうと思います。


あとは、所々の花壇に気に入った花の苗をちょこちょこと植えていってます。
花が少し増えるだけでも庭が華やいで嬉しくなりますね。

グングン雑草が伸びていってるので、これも適度にとっていかねば、、、
夏が来るのが恐ろしいほどの早さです。

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もくめ書店〈酒井七海〉
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