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東京道中膝栗毛

約5年ぶりに、赤門を訪れました。

元不登校の中卒が少々東大に縁があるというのは、なかなか奇妙な話ですが……。

お世話になっているプロジェクトの報告会で、講堂には多数の有識者が招聘され、ユーモアに満ちた議論がなされ、拝聴している時間があっという間に感じました。

又、それこそ5年ぶりに憧れのアーティストさんにもお会いすることが出来、「大人になりましたね」という嬉しいお言葉。

翌日は池袋の書店で開店と同時に入店。
身近の書店ではあり得ない規模の書籍数で、テンション爆上がりで半日を過ごしました。

昼食に立ち寄ったお蕎麦屋さんでは「肉せいろ」という未知のメニューと遭遇し、注文。

肉せいろ、また食べたい。


喉越し爽やかな蕎麦と、味わい深いお出汁の組み合わせは、一種のつけ麺のような旨味でした。

タイトルの所に設定している画像は、往路の際に撮影したものですが、こちらは帰路の車窓から切り取った一枚です。
美しい純白を纏った富士を見ると、不思議なことにそれだけで来た甲斐があったように思ってしまいます。

画題としてこの霊峰に挑み続けた葛飾北斎に劣らぬような作品を創作するのが、僕自身としての不変の標榜しょうぼうであると、改めて感じます。

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