恋の俳句大賞受賞しました
きごさい主催の『恋の俳句大賞』、その存在を知った17回から応募を初めて、毎回入選に取られてはいましたが、特選にも至らず。
それが今回飛び越えて遂に、念願の、待望の、悲願の、大賞を手にしました。
しかも三人の選者それぞれの特選、入選も取っていて十分過ぎる誕生日プレゼントのようになりました。
以下コレまでの入選歴。
毎回5句投句しています。
17回
長谷川櫂入選
夏シヤツの濡れて意外な筋肉質
18回
松本二本入選
レモンスカツシユそれから新しい恋も
趙栄順入選
ぶらんこの止まれば君に伝えやう
19回
長谷川櫂入選
雷来たり夕立来たり恋来たり
20回
長谷川櫂入選
失恋を未だ知らざる虹なりき
21回
大賞
白息のあふるるたつたひと言に
村松二本入選
かみなりに奪はれまいと抱きしめる
趙栄順特選
白息のあふるるたつたひと言に
長谷川櫂特選
玉の汗引くを待たずに告げにけり
以上。
そもそも何故似合わない恋の句なのか。
というとやっぱり似合わない(故に?)元来甘酸っぱい、切ない物語がファンで、近年ラブコメに集中していた時期がありました。
それでBL俳句があるならラブコメ俳句やってる人もいるのでは?とちょっと調べたところ、恋の俳句大賞を見つけた、ということになります。
今回大賞を獲ることができましたが、だからと言ってそれで俳句が上達するわけではありません。
それに恋の句足り得ている、と一応言えたとしても、ラブコメ足り得ている、とは言えない。
これからも恋の句を、幻想の黒猫を追いかけてゆきたいと思います。