八月から大晦日までの俳句など
●八月以降まったく俳句が作れなくなってましたがBFC辺りからナンとか回復?今はぽちぽち作れています。
●今年はナンと言ってもイグBFC3同着優勝ですね。
●あとは冬乃くじ『サトゥルヌスの子ら』に完全にヤられましたな。
というコトで2022年のnoteの総括みたいなの↓
●以下は八月以降のツイッターにつぶやいた句など。
空蝉の樹上に蟬の屍地に
蟬果てて指に湿度を残しけり
グラインドコアの帝王蟬時雨
秋隣午前六時の中華まん
中華まん掴むトングや秋の蝶
あんまんの妙にしよつぱい秋思かな
向日葵や赤児にわれの見えており
嬰児の見るとき止まる日輪草
ふにやふにやのうどん京都に三島忌に
三島忌の紅の柩にくわんぜおん
存在を確かめるために生きてきたわけじゃないけど牢獄はなかった
隣家から大岡越前冬ぬくし
路地裏にひとのゐるなり冬の暮
天動の鍋焼饂飩語らずや
地球平面釜揚饂飩昇天す
菓子パンを貰ひて熟すクリスマス
菓子パンのクリーム減りし聖夜かな
クリスマス名前にケーキとつく菓子パン
●数年ぶりに友人の家に、クリスマスにお呼ばれしました。
その間に母となった友人との再開とその御子との初対面が嬉しく幸せのひととき。
子供に遊んでもらって友人手製の御馳走に舌鼓を打ちつつ、途中から友人の御母堂とその御友人と四人で夜まで愉しく過ごさせてもらった。
離乳食以外久しきクリスマス
ミートグラタン盛れば自壊す冬日差
汁物にポトフ出てくる冬館
わが町に見ない冬菜や友の家
海鞘の塩辛独りで養育する証明
友の子を膝に抱きて聖菓食ぶ
●2022年もお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
目八拝
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