見出し画像

寄り道:東京国立博物館・東洋館(2024.10.17)

※ タイトル画像 「ルリスタン青銅器」東京国立博物館 蔵

「はにわ」展の帰りに寄り道してトーハク東洋館へ。
こんなのあったよ〜という、サラッとしたメモ。

2024.10.1.tue-11.10.sun 東洋館で毎年恒例「博物館でアジアの旅」。
今年のテーマは「アジアのおしゃれ」。
スマホとイヤホン持っていくと、音声ガイドが無料で聴けます。

ファッション誌風の小冊子が楽しくて、つい買ってしまった。600円。

4F 8室 中国の絵画・中国の書跡

張択端ちょうたくたん 款《清明上河図巻せいめいじょうかずかん》(部分)中国|明時代・17世紀|絹本着色 東京国立博物館 蔵
宗時代の画家・張択端(12世紀)が描いた清明上河図巻は、中国における都市図の金字塔となり、以後多くの画家が同じ図巻形式で街の賑わいを描いた…とのこと。(小冊子より)

この《清明上河図巻せいめいじょうかずかん》については、かわかわ さんが詳しい記事を書いてくださっている。

この図巻の隣の《慶豊図巻けいほうずかん》は撮影不可なんだけれど、こっちのほうが人物が大きく描いてあって楽しい。
1089ブログに、この作品の詳しい記事があるので、下にリンクを貼る。

荘蘊寛そううんかん 筆《行書周天球七言絶句軸ぎょうしょしゅうてんきゅうしちごんぜっくじく》中国|中華民国15年(1926)紺碧金銀彩絹本墨書|東京国立博物館 蔵
紙の色にビックリ!この他の展示の紙も、金や黄色、水色、ピンク、オレンジと鮮やか。

3F 5室 中国の青銅器

饕餮文瓿とうてつもんほう》中国|殷時代。前13〜前11世紀|青銅|坂本キク氏寄贈
このキリンのツノみたいのがついてる饕餮文瓿は、お気に入り。
これはわりと、ずっとここにいる気がするんだけど…
七宝罍形瓶しっぽうらいがたへい》中国|清時代・18〜19世紀|神谷伝兵衛氏寄贈
このカラフルな饕餮とうてつは初めて見た…と、思う…たぶん…

2F 3室 西アジア・エジプトの美術/インド・ガンダーラの彫刻/西域の美術

《ルリスタン青銅器》イラン|前2千年紀末〜前1千年紀初頭
ルリスタン青銅器がツボ
このモチーフ、山羊なのかなあ?


舎利容器しゃりようき》中国・伝スバシ|6〜7世紀|木製布貼彩色
この《舎利容器しゃりようき》が東洋館の激推しのようで、ショップで各種グッズを販売していた。
【公式】東京国立博物館ミュージアムショップ on Instagram: "【アジアの旅2024】 今年のテーマは「アジアのおしゃれ」 グッズもひーひー言いながらたっっっっくさん作りました! 舎利容器のクッション、マグネット インド製のビーズチャーム 如意形時計のブローチ もう書ききれません! 東洋館ショップがグッズであふれてますよーーーー! ぜひご来館下さい! #東京国立博物館 #東京国立博物館ミュージアムショップ #ミュージアムショップ #東洋館 #アジアの旅2024 #アジアのおしゃれ #舎利容器 #如意形時計 #クッション" 517 likes, 8 comments - tnm.shop.jp on October 1, 2024: "【アジア www.instagram.com


B1F 11室 クメールの彫刻

《ガネーシャ坐像ざぞう》カンボジア、ブッダのテラス北側|アンコール時代・12〜13世紀|砂岩|フランス極東学院交換品
さすが象が生息するカンボジア。リアルだ。

B1F 12室 インド・東南アジアの考古

銅鼓どうこ》(部分)タイ北部出土|15〜17世紀|青銅|タイ国ダムロン親王寄贈
これも大好きで、そしてだいたい、いつもここにあると気がするけど、微妙に展示替えしてるぽい。

ササッとしか見ていないので、できれば 11月10日までにもう一度見に行きたい。
11月12日〜12月22日の特集「中国書画精華」も気になる。





いいなと思ったら応援しよう!