はじめて自分が納まるところ
わたしは現在、職についていない。
転職はよくしたが、ここ10年は間をあけずに働き続けた。
しかし今回はちゃんと休みをとろうと心に決めていた。
世が外出自粛モードをキツイものと捉える中、わたしは正直助けられた気分になった。世がこうでなくてもわたしは引き篭もり生活に入る予定でいたから。
そうしてだんだん世が再開させていく中、わたしはまだお籠もり無職生活を続けている。その生活はとにかく思いつくまま、体が動くがまま(動かないときは動かないまま)を実行する生活にしている。
そういう生活の中で、以前からよく記事を読ませて頂いている写真家の幡野広志さんの文章の中に、「HSP」という単語がでてきた。「幡野さんってHSPですよね?」ってよく指摘されるらしいのだ。
わたしはその単語をそのとき(2020年7月19日)初めて聞いたので、すぐに調べてみた。その動機は、幡野さんが持っているHSPという特徴はどういうものだろう?だったと思う。
だけども、これが、、
自我が芽生えて以来ずっと私の中にあったワダカマリを溶かしてもらえることになろうとは。
HSPについて色々な記事を読みすすめてみると、出るはでるは、今までにお目に掛かったことのあるどの占いよりも、的確にわたしのポイントをついてくる。
HSPのセルフチェックでは27項目中、
○:19
△:3
実際は△は該当する、に入れるらしいので、
22 / 27が該当。(14以上で該当者になる。)
ザッピングを進めるとHSSなるものも発見し、こちらもチェック。
○:16
△:3
19 / 20が該当。(男の人は13以上、女の人は11以上で該当者になる。)
つまり、わたしは「HSS型HSP」の人に当たるらしい。
この事がどれだけ、わたしにとってビックイベントであるかを説明するのは、とてもむずかしい。
簡単にいうと、人生初めての所属感!
学校、会社、友達、家族。全ての生活で所属感を味わったことのない私がはじめて納まるところを見つけたのです!♡
まさか私のこの特徴に名前が付けられているとは。
名前がある=ひとりじゃない。ですからね!!
そう、私はずっと、ひとり。と思っていたんです。
それも当然なこととして。人がひとりひとり顔が違うように、それぞれに人知れず悩みがあるように。私もこんなあんなの特徴があるのだろう。それにしてもまぁ扱いづらい人間だなぁ、と。
「来世は普通ど真ん中の人として生まれて人生を謳歌したい」が頭の中での口癖なほど。
それが一変!
しかし、HSS型HSPに当たる人は、人口の約6%程度いる。というのだけど、そんなにいる?と思ってしまう。それなりに長く生きてきたのだから出会っても良さそうなのに。
体感で言えば1000人中6人ならそうなのかも、と思える。
それならば、出会う前に力尽きて探しきれなかったのだろうと思える。
数日前に「HSS型HSP」というカテゴリーに出会えたことが、今年人生をUターンすると決めたわたしにとって大きなプレゼントに感じている。noteというソーシャルネットワークに文をあげてみようと思えて、実際にあげるに至ったのも、この所属感を得られた高揚感、安心感の賜物です。
さいごに、「HSP」のキーワード(ホントに人生の「キー」ワード)をくださった幡野さん、そしてHSPを研究してらっしゃるElaine Aronさんに感謝いたします。まだキーワードを得たばかり、はじめての所属場所についてまた書かせていただけたらと思います。