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【読書感想】荒ぶるや 空也十番勝負 九 佐伯泰英
この本の概要
京の都。祇園感神院の西の御門前で空也は、往来の華やかさに圧倒されていた。法被を着た白髪髷の古老が空也の長身に目をつけ、ある提案を持ちかける。姥捨の郷では眉月らが空也の到着を待ちわび、遠く江戸の神保小路ではおこんや磐音がその動向を案じるなか、武者修行は思わぬ展開を迎えることに。そこへ薩摩の影が忍び寄り…。
空也くん、広島を抜けて京の都に入りました。最終ゴールとしている紀伊の国まで近付いてきております。
今回の空也の修行は面白かった。
体がでかいという理由でお祭りのお芝居で武蔵坊弁慶役をやることになっちゃって、まさかの役者空也爆誕。お相手の牛若丸役は、舞妓の桜子さんで、ちょっと惚れられそうになるものの想い人の存在を気付かれもちろん恋には発展せず。
空也のお父さんの磐音も、昔、桜子さんて人にめっちゃ好かれてたわ〜〜〜。懐かしい。
さらにさらに。一日だけだけど牢屋に入れられちゃったりもするので、今回の空也はいつもとちがう感じ。
このちょっとドタバタしてる感じが浪人時代の磐音みたいでいいのよ。
次の勝負は佐伯彦次郎なんだろうな。
空也シリーズが終わってしまう〜。
寂しい。