【最新版】カニューレバンドの作り方Ver.2(前半)
過去3回に分けてカニューレバンドの作り方をまとめましたが、実は記事を書くのをさぼっている間に大幅モデルチェンジをしていました。(うんうん、よくあるよねそういうの…)
なので、今回は2回に分けてモデルチェンジした新しいカニューレバンドの作り方をまとめていきます。
そして、これはあくまで自分のための備忘録なのですが、どこかの誰かの…ほんの少しでも…参考になれれば、という思いを込めて書いています。
私のように、裁縫のことはほとんど分からないけど自分で作ってみたい、もしくは病院からせっつかれている…という人がきっといると思うので…(大変ですよね、お疲れ様です)
なので、文章もですます調とかめちゃくちゃになっています。悪しからず…
それではさっそく。
前回との変更点は大きく分けて2つ。
1つは、作り方をシンプルにしたこと。型紙も使わず作れるようにしました。
もう1つは、バンドの厚みを半分にしたこと。スムースニット生地を四重にしていたものを、二重にしました。(半分にした理由は、娘の体重が増えてきて顔回りにお肉がたくさんついてきたから、ですw)
※ただし前回は『面会中にもある程度できる』ことを前提に作っていたが、今回はそれはほぼできず、すぐミシンで縫う作業に入ります。
そして、これから紹介する作り方は、以前の記事で紹介した道具を使っていることが多いので、一応その記事を貼っておきます。
手順
かーなーり、ざっくりとした手順ですw
Ⅰ バンドのサイズを決める
Ⅱ 布を切る
Ⅲ 一直線に縫う
Ⅳ 伸び止めテープを貼る
Ⅴ 端を縫う
Ⅵ 裏返す
はい、以上です。簡単!
Ⅰ バンドのサイズを決める
まずはバンドのサイズを決め、メモ帳に書いておく。
決める場所は次の3つ。
① 首の周りの長さ ※カニューレの端から端までの長さ
② バンドの端からマジックテープまでの長さ
③ バンドの幅
① その子によって違うので、しっかり測っておく必要がある。娘の場合は17㎝(体重が増えたので前回と比べかなりゆとりを持たせた)。
② カニューレの種類にもよると思うが、私は過去0.5㎝→1.0㎝→1.5㎝と作ってみた結果、1.5㎝がベストだった。短すぎると、カニューレに通すマジックテープのフチが首に当たるのだ(そして擦れて赤くなった)。ぜひ、その子に合ったベストの長さを見つけてくださいね。
③ これまた好みによる。4㎝だと、マジックテープを上下から包み込むようにできるので、ほっぺがぷっくりしてる子や首が短い赤ちゃんに合っていると思う。 首回りがスッキリしているお兄さんお姉さんには、1〜2㎝くらいがいいのかもしれません、多分(無責任)
この3つを決めれば、大体の布の大きさも決まる。
Ⅱ 布を切る
布はスムースニットという生地です。
二重にするので、縦はⅠで決めた③の長さを2倍+2㎝くらい、横は②+①+②+2〜3㎝くらいの大きさでざっくりと切る。
これは縦10㎝×横24㎝くらい。大体で!
Ⅲ 一直線に縫う
切った布を、表が内側になるように縦に折る。
折れ目から4cm(Ⅰの③の長さ)のところに印を付ける。
反対側にも印を付けて、一直線に結ぶ。
左右の切れ端が多少ズレていても全く問題なし!
線を引いたところを一直線に縫う。
こんな感じ!多少ズレても気にしない!
Ⅳ 伸び止めテープを貼る
縫ったところが真ん中にくるように布を広げ、ヘアアイロンでクセを付ける。
きっちりクセが付かなくてもOK!
さて。伸び止めテープは『平』で片面アイロン接着のものを使っている。15mm幅。前回使っていたものより大容量のものを見つけたので、即購入(カニューレバンドは消耗品、そしてよく失敗するもの…涙)。
伸び止めテープを2本切り、ピロピロしている部分を隠すようにアイロンで接着していく。
もしもピロピロの部分が長すぎる場合は、少し切ってしまおう。
※下の写真では分かりにくいが、明らかに横の長さが長すぎるときは伸び止めテープは右端まで貼っていない。長い部分は後々切ってしまうからね。
Ⅴ 端を縫う
片方の端だけ縫う。この時、伸び止めテープも一緒に縫うこと!
こんな感じ。
縫ったところから5mmくらいのところを切ってしまう。ここが長すぎると、裏返したときに分厚くなってしまうのだ。
Ⅵ 裏返す
縫っていない方から布をゆっくり裏返す。
角を整えて、はい、とりあえずここまでー!
まぁ細かいところは気にしない気にしない。
次の記事で完成です!