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中卒おっさんが行政書士試験合格した話2



思ったよりも多くの方にお読み頂いたみたいで嬉しいです。直ぐに記事を書こうと思っていた矢先に肺炎を患ってしまい、ようやく症状が落ち着きましたので続きを書いていこうと思います。
引き続き長い上に、文章が下手なので読み辛い点が多々あるかと思いますが温かい目で見て頂ければ幸いです。

講座を選ぶポイント2

前回も書きましたが、私が重要視した点は長時間(自分基準で1~2時間)聞いていても「飽きない」「疲れない」を最重要視しました。
相性が悪い講師の講義って苦痛以外の何ものでもないので、とにかく堅苦しい法律を柔らかく聞ける、理解をするって本当に重要だと思います。

前回の繰り返しになってしまいますが大半の講師の方は、説明上手だと思いますし、ポイントをしっかり絞って講義をされているのは分かりました(お試し講義等の活用です)。その中で、「あ、この講師は柔らかく伝えてくれる」と感じた方に私は運良く出会う事が出来ました。

分かり辛い事を柔らかく分かり易く、特に民法なんかは自分がどれだけその場面をイメージ出来るかがとても大きなポイントだと思っていましたので、ピッタリと当てはまった感じがしました。

今にして思えば、前提としてイメージを膨らませるのに「カバチタレ」や「ナニワ金融道」等の漫画は役に立っていたと思います(もちろん漫画のシーンが実社会でそのまま使えるわけではありませんけど笑)

自分に当てはまった感じがしたら、後は迷いはありませんでした。さっそく講座の申込です。「短期合格を売り」にしていたコースを選びました。
あるあるかも知れませんが、慎重になり過ぎて、調べ過ぎて時間を失い続けるのも勿体ないですし、この辺は自分の勘を信じるしかないと思います。

どの講座、どのコースを自分が選ぶかさっさと決断をしたのは良かったと思います。これは後から改めて分かった事なのですが、初動で迷ったりしていると、試験直前に思いっきり響いて来るのですよね。

あと一週間あれば・・とか、一週間どころか、あと1~2日あれば・・とか。迷っていた1~2日ですら非常に大きい影響になりかねないので、自分の決断を(自分の場合は勘ですが)信じて、行動して良かったと思います。

・・・すみません、1つだけ訂正します。

自分の場合、7月上旬に行政書士(試験)とは何ぞやと下調べをしつつ、講座をどうしようかな~呑気に考えていて、気が付いたら7月中旬になっていたので、そもそもじっくりと選んでいる時間が無かったのも本音です。
自分の勘と決断を信じたのはその通りですが、自分の怠慢もあって、
じっくりと選ぶ時間がなかったのも付け加えさせて下さい。
言い方を変えると「さっさと決断して勉強始めろや」という状況でした。

己を知る(思い出す)

講座を選んだ後は、いよいよ勉強を開始するだけ。
ここで私が重要視したのは「己を知る」という事です。己を知るというと有名な兵法書みたく重厚に感じますが、何の事は無い自分の弱点を前提として考えるという意味です。

自慢じゃありませんが、私は義務教育時代、春休み、夏休み、冬休みの宿題を完遂した事は1度もありません。すなわち、計画通りに進める事が大の苦手(単にサボっているだけですが)でした。

勉強されている方を見ていると、学習時間をアプリ等でしっかり管理したり予定をしっかりと立てている方が結構多い印象を受けました。私も最初は、1日〇時間やって、一日何も無い日は最低でも10時間学習はやれるのでは・・・という皮算用をしておりました。・・・が、己を知るというより、思い出しました。計画通りに進めた事が無いことを。

大枠で1日〇時間は勉強しようと決めましたが、あくまでも大枠で詳細な計画は立てるのを止めました。ふり幅を持たせて、平日は1日3~5時間、仕事が無い日は8時間位出来たら「嬉しい」位の軽い計画のみ立てる事にしました。詳細な計画を立てても自分の性格上、その通りに進むわけないと思っていた次第ですし、勉強してみないと分からない部分が多過ぎると思っていました。学習時間のみに囚われると自分は良い事にはならないと自覚していた次第です。大切なのは時間よりも内容であると自分に言い聞かせました。


案の定

講座に申し込みをし、7月中旬には勉強開始出来る・・いや、始める!と意気込んではいたものの、仕事のトラブルが起きたり、飲み会が重なったりと色々あった結果、予定がずれまくって結局勉強を開始出来たのは7月下旬・・限りなく8月に近い日からスタートとなりました。
そもそも勉強すると決めたはずなのに、さっそくの飲み会に行く辺りは自分らしいと後から己を反省した次第です。

勉強スタート

講座に申し込みをし、さっそく教材が届きました。
教材はインプットテキストが5冊。
①民法が2冊②行政法1冊③商法・一般知識1冊④基礎法学・憲法が1冊

アウトプット過去問題集が3冊。
①民法1冊②行政法1冊(特にクソ厚い)③基礎法学・憲法1冊
問題集は全て一問一答ではなく、多肢択一でした。ページ後半には記述式問題も掲載されていました。

手元に届いた感想は・・率直に「量多いな」「多過ぎじゃね?」と思った次第です。これを3カ月ちょっとで消化するのか。やり切れるのか・・と不安になったのが本音でした。申し込んだ以上はやり切るしかないのですけどね。その他に、自分で用意した教材は、「ケータイ行政書士ミニマム六法2023」そして、自分にとっては最大の戦友となった「合格革命肢別過去問集2023年度版」です。テキストに記載されている以外、判例集等は一切買いませんでしたし、何なら一切見ませんでした。

判例集などを別途用意しなかったのには私なりの理由がありましたので後程記載します。

勉強のやり方・戦略的に・・?

合格を目指す為の武器は手元に揃いました。
私が選んだ講義では最初にガイダンス的なものがありまして、先ずは試験に対する向き合い方、そして効率的な勉強のやり方を動画で学ぶところから始まりました。

自分が取った戦略は至ってシンプルで、そのガイダンス通りに学習を進めるという事です。私は自覚しておりました。そもそも勉強に慣れていないし、やり方を知っているとも言えない。挙句に、勉強のセンスも無い。
それであれば、プロ(私から見れば講師の方々は大半がプロ)のやり方を素直に取り入れるのが一番合理的であるという事です。

テキストを開きつつ1コマ15~30分講義動画をまとめて2~3個見る(1.2~2倍速)→講義該当箇所の過去問をやる→過去問で分からない部分を再度的を絞って動画で確認する(2回目以降は全て2倍~3倍速)基本がこの流れでした。分からない部分は何度も見ました。多い講義で行政法でしたが、3回以上は的を絞って見ました。

勉強に限らずだとは思いますが、仕事でも伸びる方や覚えが早い方って、先ずは出来る人のやり方を素直に真似てる人が多い様な気がします。
言い方悪いのですが、伸びない方・・私の仕事先にも居るのですが、しっかりと基本的な部分が出来上がる前に「謎の独自アレンジ」をする方って伸びが悪い印象を持っていました。

基本が出来上がった上で自分なりに正しくアレンジするなら良いと思いますが、出来上がる前にアレンジしてもあまり良い結果にはならないと個人的に思っていますので、勉強センスの欠片も無い自分は、出来る人(プロ)のやり方を素直に真似る事を最初に取り入れました。


再び長くなってしまったので一旦区切ります。
読んで頂き誠にありがとうございました。



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