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中卒おっさんが行政書士試験合格した話3
勉強のやり方・戦略的に・・?2
動画講義を見て過去問へ進む。この流れを主軸に勉強を進めておりましたが、最初の段階で早々に壁へ大激突しました。
私が選んだ講義ですが、「短期合格」を売りにしていただけあって、的を絞りまくった講義だったのですけど、テキストをガンガン飛ばしまくるのですよね。もう鬼の様にガンガン飛ばしまくる。
テキストをガンガン飛ばしまくるから、当然飛ばした箇所の過去問って解けないわけですよ。過去問集が多肢択一ですから余計に解けない。もちろん何の根拠もなくテキストを飛ばしているわけではなく、的を絞った効率的な講義である事は分かっていたのですが、それでも過去問解けな過ぎて「これで良いのか・・」と不安になったのも事実です。
そこで、アレンジというよりは「補足」する意味で、何かないものか・・と調べた結果、結果的に最大の戦友(繰り返しですみません)となった「合格革命肢別過去問集2023年」に行き着きました。
肢別過去問集なので一問一答で私にとっては非常に使い易かったですし、周回もやり易かったです。問題に対して、シンプルに解説が載っていますのでポイントを把握する上で、とても大きな戦力となりました。
これによって、講義動画を見る→該当箇所を主軸に合格革命肢別過去問集で復習をする→分からない部分は再度、動画もしくはテキストで確認するという流れが出来上がりました。講義動画で飛ばした部分も肢別過去問集は一切飛ばさずやりました。当然、講義を受けていないので、一問一答の肢別過去問集でも間違います。それはもうガンガン間違います笑
ガンガン間違っても気にせず、回答解説を読み、ポイントをノートに書いてしっかりと覚える事を意識してやりました。本番で勝てば良いだけなので、過去問で間違いまくっても私は一切気にしませんでした。ましてや1回目ですからね。間違って当然、当たればラッキー位の感覚でいました。
肢別過去問集をある程度進めてから、多肢択一に挑戦するという流れにしました。個人的にですが、これが大正解だったと思います。多肢択一はある程度、学習が進むか知識が定着しないと、問題を間違いまくってかえって自信を喪失してしまう可能性もあると思っています。
上記の流れを実直に続けていた結果、最初の頃、苦戦しまくっていた多肢択一を瞬殺で解ける様になってくると・・グッと自信が付いてくるのですよね。確実に自分に力が付いてきているのを実感出来る瞬間です笑
勉強のやり方・戦略的に・・?3
私の勉強のやり方ですが、勉強が得意な方もしくは勉強に慣れている方からすると非効率の極みかも知れませんので、参考にならないと思った方は遠慮なく読み飛ばして下さい。
先ず、勉強出来る系のYouTubeやブログを見ていると、「書く事」と「蛍光ペン多用」を否定している方々がいらっしゃいます。もちろん、それ自体は成果を出された経験則に基づいているのでしょうから自分自身が否定する事はありませんが、私は「書きまくり」「蛍光ペン多用しまくり」の勉強方法でした。
理由は至ってシンプルでして、私は「書かないと覚えれない」タイプの様でとにかく書かないとダメでした。蛍光ペンも昔から読書等をする時気になる箇所に線を引いておりました。しかもガンガン。
結果的に、蛍光ペンで線を引きまくって、気が付いたら1ページ丸々蛍光ペンだらけという事も珍しくありませんでした笑
多分、勉強が得意な方からしたら何て見辛い状況になっているのだろう・・とか、書いてる時間が勿体なくね?勉強のセンス無いな・・などの突っ込みは多々入ると思います。
流石にテキスト1ページを丸々書き写すなどの様な事はしませんでしたが、それでも肢別過去問集の解説やテキストの一部を的を絞ってですが、ボチボチの量を書いたと思います。色々な勉強方法があると思いますし、当然勉強出来る方々からすれば、より効率的な勉強方法を模索した結果、「蛍光ペンは使わない」「書かない」という勉強法に辿り着いたと思います。
しかしながら、私みたく書かないと覚えれないタイプの人間も居ると思います。挙句に蛍光ペンも多用しカラフルノート&テキストを作ってしまうタイプです笑 戦友も勉強が進み周回を重ねる程、解説部分がどんどんカラフルになっていきました笑
私はそこは割り切って、自分が覚えやすい方法を取りました。蛍光ペンも3色ふんだんに使って、結構な本数を消費しました笑結局は自分が覚えやすい方法が一番良い気がします。ただ、その代わり、書くからには1発で覚えてやるぜ!絶対忘れてなるものか!位の気合で書いていました。・・・結局、1発では覚えれなかったので何度も書く羽目にはなりましたが・・・。
一部ですが載せます。字の汚さとセンスの無さを笑って下さい。
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![](https://assets.st-note.com/img/1709714478149-DFGz4LaBh9.jpg?width=1200)
書きまくった結果、A4サイズノートは基礎法学・憲法・民法・行政法・商法・一般知識を全部合わせて4冊ほどになりました。特に憲法・民法・行政法を中心でしたので、基礎法学・商法・一般知識はほぼ書きませんでした。
基礎法学・商法・一般知識は申し込んだ講座に過去問アプリも付いてきましたので動画や紙ベースの他にそちらを中心に勉強しました。
蛍光ペンで色分けすると視覚的にも私は覚えやすいし、色分けで重要な部分を思い出せる様に心掛けていました。日々勉強の中で、「何時間勉強した」ではなく、目の前にある動画講義やテキスト、過去問をどれ位進めたかに意識を置いていました。
余計な教材は買わない
同じ教材をとことん使い倒す。何度も回す。最良だと思います。私が判例集等を買わなかったのは、そこまで手が回らないのもありましたが、20年以上前に宅地建物取引主任者(現・宅建士)の勉強をしていた時、周りで判例集に手を出していた方が居たのですが、誰一人合格をしてなかった経験を思い出したからです。
判例集を読み込むより過去問をしっかりと解く。その方が遥かに効果的だと個人的に思います。合格する事が第一目標なはずですからね。判例に詳しくなりたいなら合格してからでも十分に勉強出来ると思います。
他の士業では分かりませんが、恐らく宅建士や行政書士であれば判例集って要らないと個人的に思っています。ただ使用する事に否定的なわけではありません。自分が使わなかったというだけです。
お馴染みとも言える重要判例は、余程じゃない限り各講座のテキストに記載されているでしょうし、講義の中でも触れられるはずです。当然、過去問にも出て来ます。試験に合格する為にテキストや過去問集に掲載されている最低限度の重要判例をしっかりと読み込んでおく、これで十分だと思います。
私は最終的に、合格革命肢別過去問集を4周、講座に付いてきたアウトプット過去問集を各科目3周しました。特に肢別過去問集は慣れてくると、1日で数百問解く事も全然可能になりました。回数を重ねる程、どんどんスピードアップしてきます。
当然、答えを覚えてしまっている問題もありますが、私はそれでも気にせずグルグル回していました。答えを覚えるにしても、肢別過去問集では○☓の答えだけを覚えているのか、何故その回答になるのか迄しっかりと覚えておくのでは意味が違いますからね。私は全てではありませんが、なるべく理由まで言える様に心掛けて勉強していました。・・・ただ結局、丸暗記になってしまった部分も多々あったのは否定出来ません。
講義以外でのテキストの読み込みは、あまりしませんでした。
どうしても覚えれない、理解が追い付かない時だけテキストは見直しをしましたが時間的に余裕があったわけではないので最小限度に絞って再読み込みや講義の再視聴をしていました。
肢別過去問集をグルグル回す
一問一答肢別過去問集をとにかく中心で回してました。
ここで不思議と(単に自分の物覚えが悪いだけだと思いますが)何度やっても間違う問題が出て来ます。しっかりとポイントを書き込み覚えたはずなのに・・・何度も間違う。これって地味に精神的なダメージになりました笑
間違う事を気にしないとは先に書きましたが、流石に何度も間違えると「自分はすっげー馬鹿なんじゃ・・」と思い始めてきました。そして、これがもし本試験に出たら・・と不安にもなりました。
そこで画像にもありますが、AとBランクに絞って、何度も間違える問題には問題自体に「一言メモ」を入れる様にしました笑 何度も引っかけに釣られてしまう場合は素直に考える意味で「素直に」とか書き込みました。
他にも問題に対するツッコミの様な感じで書き込んだりしました。
自分なりに考えた苦肉の策だったと思います。何度やっても間違えるなら、むしろ丸暗記に近い状態、もしくは自らヒントを与えておいて、それを元に回答をする。もろにカンニング状態です。
3回やっても間違えた段階で「一言ヒント」を問題に書き込む。お勧め出来るわけではありませんが、自分にはこのやり方が合っていたと思います。
ただ何度も同じ問題を間違うよりは、ずっとましでしたし結果的に多少なりとも記憶の定着に繋がったと思っています。
8月~10月下旬までは、講義動画の他に、復習も兼ねてひたすら一問一答肢別過去問集、アウトプット過去問集を中心に勉強しつつ、基礎固めと自分にあった勉強スタイルの構築を目指していました。
いつも長くなってすみません。一旦区切ります。
お読み頂き誠にありがとうございました。