12月29日の話。
29日。お餅つきの日。今日は「妻」の実家でお餅つきかなぁ…?(息子はひとりで杵を持てるようになっただろうか?)
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今日(29日)は国際マンガミュージアムで「大乙嫁語り展」を見て帰るつもりでいたが、あれ、終わってるやん…。(涙)
で、仕方なく(?)、8時前に宿を出て、宝塚(売布)で映画「アフター・ヤン」を見る。見たかった映画。最終日。良い映画だった。
ベビーシッター役のAIロボット(ヤン)が、突如動かなくなってしまい、でも、調べてみると彼のメモリーの中には……、っていうお話。クローンが出てきたり、近未来のお話。でも、近未来だけれども、家族の在り方を考えさせられ、身につまされるというか、反省させられるというか…。道中読んでいた坂口恭平『土になる』では、「沖縄の慰霊の日とか、広島・長崎の原爆投下の日とか、終戦の日とかもろくに知らずに、『生きづらい』とか『死にたい』とか甘えたこと言うな! お前らの命はそこで死んだ多くの人々の上に成り立ってるんだってことにまずは思いを馳せろ!」みたいな話(坂口さんの言葉ではない。)があって、とりあえず怯(ひる)む。だって、仕方ないやん、死にたい人は死にたいんやから。そこに嘘はないんやから。そんなことを思いながら、そして(現在目下進行中であろう)餅つきのことなど思いながら映画を見る。
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下の写真は、昨晩(28日)いただいたゼリ沢スペシャル!
ゼリーはともかく、他の「おかず」類は、米もろくに炊かない私には消費しきれないのではなかろうかと思い、今日の帰り、実家に寄って「分け分け」をする。味噌もにしんも千枚漬けも。(「ゆば」は分けにくかったから、(そのまま食べられそうなムードだったし)私が持ち帰りました♪)
これらが入った紙袋だけを抱えて走ってきてくださったゼリ兄は、繰り返しになりますが素敵な青年でした(モノを貰ったから言う訳ではない。σ(^◇^;))。
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実家に帰ったらちょうど父母が私の贈った米朝全集を見ようとしていて、でも、なんと、実家のテレビにはDVDプレーヤーが付いてないという事実…。( ̄0 ̄;) で、「なんとか」ってうシリーズ物のDVDセットを彼ら(父母)が買ったときに付いてきたらしいポータブルのDVDプレーヤーがあったので、それで再生をする。父は、「ふふっ」「ふふっ」と笑いながら小さな画面に見入っている。テレビに繋げることもできそう(?)だったけれど、面倒だったので止める。ゴメンナサイね。
「お昼、何か食べる?」
と母が訊くので、めずらしく、
「ああ。」
と応えると、お餅が出てくる…。
そして私がお餅を食べている目の前で父が小さな画面でDVDを見ているのだが、米朝「たちぎれ線香」の冒頭で、
「丹波篠山」
というワードが聞こえてきて、ドキッ。そこは「妻」の実家があるところ。もぉ…。(T_T)
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帰り、久しぶりに**市の「家」のすぐ横のバス道を走る(実家から私の「部屋」に戻るには、どうしても**の「家」の近くを通らねばならない。)。バス道は「家」まで20mくらいの距離。駐車場だけがちらりと見える。
目をやると「妻」のクルマは無く、やっぱり今頃、丹波篠山で餅つき後の昼食でも摂っているのだろうと思う。息子の居場所が分かるのも、それがまったく分からないのもつらいけど、また別種のつらさがあるものだと知った。
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この日の晩は和歌山に住む「研究所」時代の年下の先輩と三宮で飲む予定でいたが、彼女の「退っ引きならない事情」(?)で中止となる。今年(2022年)は和歌山で彼女に一日遊んでいただいたことからスタートしたので、年末も彼女とのお酒で締めるのもいいなと思っていたのだが、残念。
で、ホントは30日も、今度は野郎3人で神戸で飲む予定があったのだけど、こちらも主役(一番病んでる人)が体調不良で中止(延期)となる。
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29日に書き始めたけれど途中で力尽き、今は30日のお昼前。もう飲み始めちゃったから、今日(30日)はもう徒歩圏内でしか活動できない。
昨日の帰り道、ラジオで、
みたいなニュースをやってた。私も、頑張って耐えなくっちゃ。
31日、紅白が見たいけどテレビが無い。うん、もちろんラジオでも構わないんだけどさ…。坂本冬美とスカパラのコラボ。
どっか、旅行にでも行こっかなぁ?