ブラッドアローン(著:高野 真之)【このマンガ紹介は、読む人の結ばれる相手が解る「本当?」あ、違った「もうっ!」】
シックなヴァンパイアもの。日常要素が多め。
それでいてシリアス。
画も雰囲気が良くて、なんというか。
このシックさ。大人雰囲気。
ヴァンパイア物はかくあれ!という感じ。
行きがかりで少女ヴァンパイアになってしまったヒロイン。
それを守るヴァンパイアハンターの紳士なおにーさん。
甘い関係。
おにーさんは、姉をヴァンパイアに殺されて。
彼女の復讐のためにハンターをやってる。
ヒロインのこと、大切にはしてくれるけど、
今ひとつ女としては見てもらえない。
少女はそれが不満なのだ。もっと振り向かせたい。
そういう甘い日常ラブコメパートと、
実際に吸血鬼と対峙する怪奇アクションの場面が、
交互に入れ替わり立ち代わり入ってくるという。
そういうラブい伝奇アクションである。
なお、結末まで読んでない。
***
作中、少女がヴァンパイアの能力を使えば使うほど、
血を与えた者。
つまり主人公の男が追いかける敵である吸血鬼に近付いていく。
そういう皮肉な設定が明らかになる。
さて、みなさん。
このお話に、皆さんならどういう結末をつけますか?
もうおわかりですよね。
***
ぐへへ。
良い設定とはいかにも。
ひとつポンと置くだけで、勝手に物語が滑り出すような設定が良い設定なのだ。
でも作者は、その方向には行かないかもしれない。
うーん。
ガンスリの時と同じ、もやもやを感じる。
なんでだ!
なんで落ちることに堕ちない!
***
また当作品は、ヴァンパイア専門用語がたくさん出てくるので、
何気に勉強になる。
レンフィールド:ヴァンパイアのしもべ。
ノウルサリート:ヴァンパイアへの転生。
噂では、なんか打ち切りっぽい終わり方らしいけど。
情け容赦なく真のエンディングへと進んでほしい。
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