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革命機ヴァルブレイブ(2013年)【アニメ感想、ヤメマスカ。それともアニメ、ヤメマスカ?】
ロボットアニメなんだけど、
評価がものすごく微妙。
いや、悪い。
私は敵の独裁国家のイケメンたちが来ている制服が、
この制服はイイ!
と思って、それだけで視聴したんだ。
なんということだ。
まあ確かに、ロボアニメ系列としては微妙な感じだったけど。
なんか、変にエロくて物議をかもしたシーンもあるし。
(まあ事後同意だったから)
注意:付言しておくと、この件は実は主人公のせいではないのだ。以下詳細。
***
日本をモデルとした宇宙コロニー国家と、
謎の宇宙独裁国家の間で。戦争の危機が高まる。
その時、とある学園に謎のロボットが出現。
それと契約した少年たちは。
見事、独裁国家の軍団を撃破することに成功する。
だが、この契約を交わした人間は、
不老不死の超人になってしまうのだ。
また理の当然ながら。
「大人にそれを渡しなさい」
と言われるんだが。
(当然だよね。ガンダムは戦時少年兵としてごまかしたけど)
しかし肝心のロボットは(AIナビが女性)
「大人は要らん。子どもだけを寄こせ」
と言わんばかりに大人のパイロットたちを爆殺するんだ。
このAIナビ(女性)が宇宙サイコパスみたいな価値観の合わない連中なので。
なんだったら主人公の事件もこいつがハックしてやらせたりしてる。
ヤバい連中と知り合ってしまった。
というわけで、学園の仲間たちだけで、祖国を守るために戦うことになる。
おお。
少年リアルロボットの王道をうまく説明している。
そして、少年たちの中には、
敵の軍事独裁国家からのスパイ少年も混ざっている。
そうだ。敵のエース少年団も、
男性アイドル集団みたいな奴らだが。
(いやあ、制服が良いんだ)
そこでひとり裏切るやつが出るんだ。
そう、キムタク(嘘)
(ただいま不適切な表現がありました)
エルエルフとかいうイケメン少年。
もうちょっと名前!
ええい、イケメンなら許される。
まあいい、次だっ
こいつが軍師としてまともな作戦を考えてくれるから、
学園は敵を撃退し続ける。
さっすがプロの兵士は違うぜ。
学生が戦うという筋に無理があるところ、隙が無いぜ。
がしかし、こいつにはある野望もとい希望がある。
それは軍事独裁国家のお姫様を自由にすること。
そうだ。すべてを敵に回して戦う所存。
それに対して、正統派少年アイドル主人公。
とにかく正統派なことしか言わない。
まあ、こいつらは仲が悪いんだ。
それにアイドル系少女たちが絡んで。
がやがや。
ゾンプラのも貼っておこ。
***
しかし、私はこの作品を割と評価しています。
というのは、作中、いきなり後日談が出てきて、
登場人物の少女アイドルが未来で大活躍してるシーンが出るんだよね。
つまり彼女は生き残るんだ。
ということは、学園の仲間の運命も、割と良いものな訳じゃない??
しかもその戦闘シーンがすさまじくダサい。
いかにも適当に作ったような。
ここが良い(いや、それどうでもいい)
つまりだよ。
こういう遠い未来のエピソードがポロンと出てくるので、
まあ、みんな助かったんだな。
と思わせるでしょ?
でも、ここから点と点をつなぐ妄想が、
視聴者の頭の中に果てしなく繰り広げられる。
こいつは製作者側としてハードルを一段上げてきたってことだ。
あのラストにつながるには。
途中の流れは、どうなるんだ?
と、ここでどんでん返しをして、
想像を絶する展開に持ち込むんだ。
すると「どうやってあの後日談に持ち込むんだ!」
という悲鳴の妄想が始まる!
これは上手い。
作品として高く評価されてないけど、
こういう技法はすこぶる旨い。
というわけで、紹介したみることにしたけど。
そして未来編の驚愕のラストを見て、
最後に視聴者はまた、もんもんとしちゃうんだ。
この物語の空白を埋めるのは、
視聴者であるあなたの妄想力だ。
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