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AIマンガ

AIマンガ バラヒ荒原のアマト №5
AI生成画像だけで作っている。画像の編集、セリフ、シナリオは自前だよ。まだ、進行にぎこち無いところとかあるけど、映像作品としての形は出来ていると思う。反省点は多いけど、修正可能。フルAI生成画像によるマンガ制作にめどは付いたと言えそうだ。

マンガを作るには主人公の、顔のアップ、バストショット、全身像が必要だけど、今回それが上手くとまでは言えないけど生成することが出来た。全身像は人形みたいだけどね。
 積み上げたブロックをよじ登って行く場面が生成された。これができるなら日常的な動きはだいたい作れそうだ。
人との絡みは、さらに難しくなると思うけど、ストーリーを工夫すればどうにか出来そう。
      たとえば。
 タクマは亡くなった父の書斎を整理している時に、分厚い黄ばんだ封筒を見つけた。中には古くて写りの悪い写真があった。どうも何処かの山の中のコテージのようだった。
 タクマはスマホのアプリを使って、古い写真を修正してみた。鮮明な画像に修正された写真を改めて見ると、タクマは写真に写っているコテージに見覚えがあった。
 見覚えはあるのだけど、記憶が無い。さらに写真を見ていくと、幼い頃のタクマと思える子供が写っていた。自分が幼い頃、どんな容貌だったかは分からないが、子供が手にしているロボットヒーローのフィギュアは、タクマが大切にしていたものだ。それと陰気な雰囲気の中年男性が写っている写真があった。誰だかは分からない。
 写真を見ているうちに、タクマは落ち着かない気持ちになった。暗く重い澱のような気分が胸の中に広がっていく。自分の過去には、自分が知らない、知ってはいけない何かがある。
 コテージの後方には富士山が写っている。それを見て、タクマは閃いた。富士山の大きさと角度から、此のコテージがどこにあるのか計算できるのでは無いたろうか?
 タクマには、数学が得意なノギワラ モキという変わり者の知人がいた。彼なら、このコテージがどこにあるのか分かるかもしれない。彼にコテージの写真を添付してメールを送信してみた。
 しばらくしてから返信が来た。地図の写真が添付してあり、赤いサインペンで地図に丸く囲んだ部分があって、下手くそな字で《 たぶんここだ 》と簡潔な説明書きがあった。コメントを読んでみた。
 《 計算するまでもない。この角度で富士山が見える直線上には、この別荘地とあとは海辺の漁港しか無い。グーグル・アースで見たけど、この別荘地は今は使われていないぞ。家の前の駐車場に車が1台も見当たらない。ここは、第二の人生をのんびり過ごしたい人のための分譲地だから、車が全然見当たらないのは不自然だ。ネットで検索しても最新の情報が見当たらない。だけど、ここでは15年前に、不可思議な連続殺人事件が起きてる。未解決で犯人は捕まっていない。この別荘地が廃村になったのは、それが原因じゃないかな。》
 タクマは驚いて、病気療養中の母にメールで、この別荘地の事を尋ねてみた。しかし、母からの返信は、《 あなたには関係無い事です 》のひとことだけだった。問い直しても、それ以上母からの返信は無かった。
 タクマはこのコテージに行ってみることにした。自分の過去には暗い秘密がある、そしてそれが現在の自分の苦境を招いている。そう感じられたからだ。
 愛車のランドクルーザーに必要と思われる荷物を積み込み、富士の樹海近くにある謎のコテージに向った。
 そのコテージで、タクマは自分の過去の驚愕の事実を知ることになるのだった。
 まぁ、こんな感じの探索ものストーリーだったら、AI生成画像だけで作れそうだ。
 
 
 


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