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【読書日記】2021年7月29日

夏休みも一週間が過ぎ、少しだけ子どものいる生活に慣れてきたような、そうでもないような。毎年訪れるはずの夏休みだけれども、我が家は毎年勝手が違うので、親のほうがアタフタしてしまう。「親」といってもこの場合、私一人限定の話。夫は毎年、仕事オンリーで何一つ変わらない日常をお過ごしでござる。羨ましいような、そうでもないような。

一緒にいる時間が増えると、どうしても怒ってしまう時間が増える。毎日イライラしてしまって、さてどうしたものかと思っていたら、
「怒るって決めてるのは、自分でしょ」
と、自分の中から声が聞こえた。

その通りなんだよなぁ。以前読んだ本、『怒らないこと』の中に
「怒りたくないと思うなら、怒らなければいい。でも怒ってしまうのは、怒りたいから」
といったことが書かれていて、本当にその通りで首がもげるかと思うほど頷いたっけ。

本を読んだ時は、
「怒ってしまうのは自分の責任だから気をつけよう」
と考えるけれど、時間とともに本の内容を忘れていくし、日々の生活に追われて「怒る」ことを選択してしまっている自分が居たことに気づいた。

どんな状況にあっても、自分が「怒らない」と決めてしまえばそれで済む話ではあるけれど、ついつい出来ていない自分に言い訳をしてしまう。誰も責めてなんかいないのに。しいて言えば、責めてるのは自分かな。

まだまだ続く夏休みを、どうやったら楽しく過ごせるのか。そちらに意識を向けていきたい。「怒らない」と決めて。

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