【読書日記】2021年9月20日
三連休最終日。子供たちのワガママは日に日にエスカレートしていき、最終日は怒っていた記憶しかないぐらい。毎日どこにも出かけられずに、家の中でじっとして過ごすなんてことは、子供たちにとってストレスなんだろうと思いつつも、だからといってどこへ行こうというのかね、と心の中のムスカが問いかける。
今日は疲れもあって本は少しだけにしようと思い、読みかけだった大原扁理さんの『不安は9割捨てました』を。
家族についての話があるのだけど、その家々の「フツー」は普通ではないよね、という話があって共感しながら読んでいたら、いつも怒っているお母さんが実はアルコール依存症でした!というオチになったのでちょっとビックリしてしまった。
ずっと酔っぱらっている母を見ていた大原さんは、どこのお母さんも酔っぱらっているものだと思っていたらしい。なので友人に「お前のお母さん、酔っぱらってるね」と言われて衝撃を受けたのだとか。日常にひそむ恐怖のように思えた。
これを読んで、自分が育ってきた環境はどうなのだろうか、「フツー」と思っていたけれど本当は違うってことがあるんだろうな、などと考えていた。その「フツー」ってそもそも何よ、多数の人がしているから「フツー」ってのも違うだろうに、なんて自分にツッコミを入れたりしているうちに寝てしまった。