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晩酌やめてみる・Sober Spring・日々の大切な習慣・推しの存在

いつもとはちょっと違う感じのタイトルですが。
実は毎晩の晩酌をやめて2ヶ月になります。#日々の大切な習慣 というタグにちょうど良いと思ってnoteします。

短文SNSとか色々やめたものがある2024年、半年が過ぎようとしてますが、晩酌をやめたのは、その中でも一番大きいことかもしれません。

Sober Springというのは、イギリスの断酒サイトが期間をもうけて活動しているもの。

Sober Spring is a three-month alcohol-sabbatical, running from 20 March to 20 June.

Alcohol Change UK

提唱している期間が短過ぎず長過ぎず、音の響きが心地よくて、自分に対して「Sober Spring」だよ、と声掛けしやすいと、使わせていただいてます。

体が重くて、服がきつく感じて気づいたこと

私は長いことほぼ毎晩、晩酌してました。

今は記録をつける習慣になったので、食事や出来事を振り返れもしますが、ダラダラと気分でお酒を飲んでた時のことは、「記録にございません」。
記録してないので、どんなペースだったかわからなくなっているという感じです。

酔っ払って忘れている、のではなくて、気持ちよくお酒片手に動画みたりネット見てたり。
だらだらと過ごしていたので、記録がないんです。
だらだら過ごしていた記憶はありますし、だらだら過ごせるって楽しみでもあったし。

独立して仕事を始めて食費を切り詰めるほどだったのに、頂き物のアルコール類が切れることもなかったので、飲んでました。
夕飯の代わりがビール1缶だったり。

私は酔いたいというより、お茶やジュースが得意ではなく、お酒の苦甘い感じが夕食の定番のお供にぴったりという感覚でした。
ビールの味が好きで、クラフトビールやら、造酒所を訪ねるのが目的の旅も何度か。

そんな晩酌生活でも成人の時の身長160cm体重48kgをだいたいキープしてきたんですが、ここにきてなんだか体が重くて服がきつくなって、やだなこの状態と思うようになりました。

ライブに行って楽しく過ごした翌日が、筋肉痛とは別に体重くて動きづらくなってるなんて、今までにはなかったこと。
体重計を引っ張り出してみたら、人生で二番目に重い体重になってました。
重いわけだよ。(最大に重かったのは思春期。かなりの黒歴史。)

減量するにはと、ネットを漁った結果、きちんとした栄養バランスで食事するのが最短ルートぽいと結論づけました。
そこから、晩酌やめるのが手っ取り早そうと始めてみたんです。

お酒はエンプティカロリーとは思っていたので、飲みながらの夕食は炭水化物抜きの、おかずというかおつまみという感じでしたから、お酒を炭酸水にかえれば、カロリー下がるでしょ、と。

いつの間にか依存していたアルコール

考えが甘かったと思ったのは、飲まなかった3日目の夜。

全く寝付けない。

元々寝つきは良い方で、寝ようと思ったら眠れるのが一種の特技(旅先で寝るのが惜しい時ですら眠れる。)
それが、どうやっても眠気が来ず、なんでなんで?となっているうちに朝が来ました。10代以来の完徹。

毎日晩酌と言っても、休肝日とか飲まない日も作ってきていたんですが、1日おきに飲んでいたぐらいで、連日飲まなかったのは随分と久しぶりだったんですね。

そういえば、入院した1週間もよく眠れなくて辛かったんだけど、それ、手術の痛みや病院のベッドのせいではなくて、飲めなかったからじゃないの?と。

ネットで禁酒とか断酒のメリットは、睡眠が良質になるってこと書いてなかったっけ?

少し突っ込んで調べたら、断酒して半年から1年は睡眠が安定しないことが判明。
お酒なしに脳神経がリラックスできない状態になってしまっているという説明に背筋が寒くなってしまいました。

眠るために飲んでたわけじゃないのに、飲まないと寝付けなくなってたなんて怖すぎる。

休肝日なんて、ちょっとした気休めにしかなってなかった。
お酒無しに睡眠が安定するまで、どれほどかかってしまうんだろう。

痩せるためどころの話じゃありません、こわいこわい。

お酒をやめて1週間は体調ガタガタ、その恐怖

晩酌の習慣があるけど、酔うほど深酒していないから大丈夫、と思っていたのが、そもそも酔っていたというか脳神経にキテたんじゃないかと。

禁酒3日目に眠れないことに気づいて動揺し、4日目は頭痛、5日目には倦怠感。
寝つきが改善傾向になった10日目ぐらいまで、わけもなく不安になったり、焦燥感に苛まれたりするほど、気分が悪かったりしました。

禁酒最初の1週間は、体調不良という不安で怖くて仕方なかったんですね。
ただ、この不安を和らげるのに、飲んでしまうのはもっと怖くて。

不安解消法を探して、禁酒の勧めとか、やめなきゃダメという啓発系の動画とか見漁ったのですが、案外、離脱症状に近いような辛さに言及がないんですね。

そのことで、私は依存症のボーダーラインに立っていて、今回は自力でなんとかできた気になっているけど、また毎晩飲んだら、依存症まっしぐらだろうと自己判断してます。
その恐怖感で、飲まないで済んでいるというか。

ネットなどの情報だと、お酒をやめたメリット、にはすぐアクセスできますが、やめてからの体調の変化についてはあまり解説がありません。
やめてすぐ体調が良くなるうちは、体がお酒に依存してないんですよね。

被害妄想に苛まれるとか、仕事中も飲まずにいられないとか、そういうのが依存症かと思って、自分には関係ないと思っていたんですが違いました。
止めようとお酒を抜いて、体調が悪くなるのでは、自力ではやめられなくなります。
それが、飲まずにいられない、という段階に上げてしまう。
怖いことです。

お酒は美味しい飲み物だと知っているけども、自分の脳つまりは心をじわじわと蝕んでしまうものだということ、意識し続けたいです。

記録をつける習慣と推しのありがたみ

禁酒を始めて2ヶ月とはいえ、晩酌ではなしに仕事のお付き合いでビールは1杯、美味しくいただきました。
ただ、その後にダラダラとアルコールにいかず、炭酸水に普通に切り替えられたので、自分を褒めました。

Sober Springからしたら、飲んじゃダメでしょう!なのですが、飲んだら元通りの生活をしてしまうのか、自分に問いたかったのもあるんですね。
そもそも、好きな飲み物なので、健康への害が大きい不安はあれど、適度には嗜みたいという未練もあります。

なので月1回程度は、美味しく飲む日はありでいいけど、記録して「記録にございません。」は無しにすることが条件と自分に課しました。
体と心を蝕むものっていう恐怖と美味しさを秤にかけて、私なりのぎりぎりです。

そうそう、体重が減ることに関しては、1ヶ月でスルスルと減りました。
体も軽くなってきていて、動くことが億劫ではなくなっています。

それと啓発系動画で言われているように、お酒が抜けて一月経つと考え方がポジティブになり、不安に苛まれていたのが嘘のよう。
これは晩酌やめるなかで、朝のモーニングノートと、夜のバレットジャーナルで1日を振り返るとか、記録をつける習慣が身についたのもあります。

晩酌をやめる中で記録をつけることにしたのは、不安解消の方法を求めて、です。
一人暮らしの上に、仕事は個人でやっているので、お客様との会話はあっても、話題に出すわけにはいきません。

誰にこの不安を打ち明けよう、となった時に、推しのグッズのダイアリーがあるじゃない!となったのでした。
当初の不安が1週間経っても軽減せず、ひどくなるようなら、病院に行こうという一つの目安としての記録で始めたんですけどね。
推しグッズの励まし力半端なかった。

記録をとっておくと、当初の不安との戦いから、最近はうってかわって何かに挑戦してるということが増えたなということが実感を持って振り返れて、好循環です。

お酒飲みながら推しの動画見ていたのは楽しかったんだけど、お酒なしで観ている今の方が、楽しみの深度が明日への活力に直結してます。
この間、推しがコンテンツ内で「飲酒」しない事にどれだけ救われたか。
(推しとはまた次元の違う存在の飲酒トークコンテンツ、大好きだけど、割と飲まない回が多かったのと飲まないゲストを尊重する感じが尊くてそれもまた救い。)

アルコールの影響が切れたおかげで集中力が戻ってきたのか、韓国語の勉強がなんとなく上っ面だったのが、予想外に聴き取れる単語が増えてきて、音で字を連想して意味がつながってくるようにもなりました。

そうして今月。推しのコンサートがあります。
チケット取れた上に、VIP席というご褒美付き!
目一杯楽しめるように減量は続けるし、お酒も飲まないよ!!

ライブ会場で飲むのが当然というスタイルだったけど、推しのコンサートでドリンクチケットなんてないから、飲む必要ない!

お酒は文化というか、嗜めるということは大事にしてもいいと思ってはいます。
ただ体が欲するような習慣に戻らないこと。

私のsober springに推しが飲酒しないことに励まされたけど、この先、推しの飲酒しながらのコンテンツが頻出するかもしれないし、喫煙シーンもあるかもしれないけど、それに拒絶反応するほど、頭脳は冒されておりません。
韓国の大人の通過儀礼みたいなところがあるんだな、と感じているし。
ただ、習慣にしないで、健康でいてね、と。

お酒も煙草も喉にもよくないと思うので、破滅型ロッカーみたいなのを目指すのでなければ、ほどほどに、と。

推しのような21世紀生まれの世代は、体に悪いとわかっているけど大人の嗜みというようなものに価値を見出してなさそうな気もしてます。
世代間ギャップと寂しい気がしてしまうけど、依存してしまったらアウトなので、その価値観でいてほしいというか。

そうそう、カフェイン依存とか砂糖依存とか、普通の生活のつもりが依存体質になる可能性のあるもの、いろいろあるんだなぁということも知りました。
人に依存する、SNSに依存する、質もさまざま。

私はお酒で気付けたけど、知らず知らずのうちに依存していたもの、を増やさないこと、推しにも依存しない、も含めて、人生の指針にしたいなと思ってます。
何事もバランスよくが大切。

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