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足りないものを数えると・・・

 小学生の時も、参観会に春翔の家は時々お父さんが見に来ていて羨ましかった。そうだった! だから私は、春翔と疎遠になっていったのだ。相手がもっているものに嫉妬してしまう自分が嫌だったから。
(中略)
 どれも私には足りない欠落した部分だった。明日からも素直な気持ちで春翔に接することができるだろうか?

【小説】「コールドムーン」第6話より


無意識に足りないものを数えたり
誰かと比べたりすると
泣きたい気持ちになる

でもそれは自分が今どこにいるのかを
模索しようとする気持ちの表れで
否定しなくても良いもの

必要なものは
根拠のない自信
存在自体が尊いと思える
自己肯定感のようなもの

自分をまっすぐに
見つめることができたら


あたなは「自分を愛している」と
言えるのです


全てはそこから始まるらしいですから
大切な一歩を


自分を愛することが難しい場合は
誰かの優しさに触れてみるのが
一番の処方箋なのらしいです


それは人でなくても音楽だって文学だって
映画だっていいのです


優しさに触れた時の涙が
あなたを癒し
あなたの心を満たしてゆくのですから



優しさに出会うと
人は心が動きます
だから「感動」というものは
だれかの「優しさ」に触れているのかもしれないと最近思います・・・

どんむさんの素敵な画像を使わせて頂きありがとうございます。

Kenji Nさんの素敵な演奏をリンクさせて頂きありがとうございます。
Antipov Romance アンティポフ ロマンス