やり手社長の裏の顔は殺人鬼でした『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』見た感想
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こんな方におすすめ
サスペンスが好きな方
人間の二面性に興味がある方
ちょっと暴力的な表現も大丈夫な方
会社の社長のもう一つの顔。それは完璧な殺人をいくつもこなしてきた殺人犯。人間の二面性、心理を描いた作品。人には二面性があるといえどここまで両極端なことあるかいな…!最後まで結構ドキドキが続く感じで、油断しちゃあかんなと思いました。
主人公のブルックスさんはケビンコスナー。まじ渋いんだなこの人が。。殺人する時の表情がガチ無。って感じでさ~、家族といるときとか社長の時の姿とかと全然違いすぎてギャップが。。。マーシャル役のウィリアムハートとの殺人会議もね。。。。不気味さ満点で見どころの一つかな。。。
※ネタバレ注意※
主人公のブルックスは会社の社長。妻と大学生の娘が1人いる誰が見ても羨むようなパーフェクトヒューマン。だけど彼にはもう1つの顔がありまして。証拠も残さず完璧な殺人をこなす殺人鬼だったのね。サムプリントキラーって呼ばれてて、警察もずっと捕まえれてなかった。
ほんでブルックスの心の中にはもう1人の彼がいてそれがマーシャルっていうおじさんなんやけど、そのおじさんにいっつも誘惑されて殺人をしてたのね。というか、ブルックスにもともとある「人を殺したい欲」を増大させるようなことを言うみたいな感じ??
天使と悪魔の悪魔だけ心に飼ってるみたいな。。。。
で、ブルックスは殺人やめたいけどやめられんみたいなある種依存症?ぽかって、禁酒会に通ってだいぶその欲求を抑えることができてたみたい。
でもある日久しぶり(2年ぶり?)に殺人したところを現場の向かいのマンションのスミスって男にうっかり見られてその上写真まで撮られちゃうんですな。
今まで完璧に殺人やって来たのにこんなバレたら終わりやー思うかもやけどあんま取り乱さずに一旦スミスの要求を聞きます。
スミスは別に警察に通報しようとかは思ってなくて、次の殺人に俺もついてっていいか?みたいなこと言うんだわ。ブルックスの現場を見てだいぶエキサイトしたらしい。
あの興奮をもう一度味わわせてくれよ!ってことで殺人に同行させてくれたらこのことも黙ってるみたいな要求だったのね。こいつもだいぶクレイジー。
で、次の殺人の機会やらターゲットやら窺ってる間に娘が退学した大学で殺人事件があったってことで自宅に警察がやってくる。単なる聴取として来てたけど、ブルックスは察します。娘はその殺人事件の犯人だと。
この殺人の欲求が受け継がれるのではないかという不安が現実になってしまい、どうするかと考えたあげく出した結論は、同じ殺人の手口でもう一度大学で殺人事件を起こし、連続殺人犯に見せかけて娘を容疑者候補から外すこと。
そしてスミスが同行する殺人を最後に、もう二度と殺らないと誓い、家族や世間に自分が殺人鬼だとバレる前に消えてしまおうとします。
家族には病気で先が長くないという偽りの遺書を残し、殺人に興奮してたスミスに自分を殺してもらうことに。
で、最後の犯行のターゲットに選んだのが、サムプリントキラーを追ってた刑事の離婚調停中のクズ旦那(とその不倫相手)。
証拠を残すことなく殺しを終え、人気のない墓地に移動、スミスにさぁ殺してくれと言った直後、スミスの拳銃が言うこと聞かない!
え。何で?と思ったらやはり。ブルックスの小細工。
急に気が変わったってことで、スミスはそのままブルックスに殺されます。なんかね~~~~殺人に華麗とかいう言葉使っちゃいかんのやろうけど何というか無駄がないといいますか。。。。
捜査の結果、完璧な殺人鬼と呼ばれてたサムプリントキラーの正体はスミスとなり(スミスだけ証拠残してた)、そのスミスも死亡。連続殺人は幕を閉じたと。
人の心理って不思議ね。。。。うまく言えんけど、行為は自分がやることに違いないんやけど、思考は自分じゃない誰かの介入が可能というか。。。
正直快楽のための殺人は許せんけど、言うて人って色んな面があるのが当たり前よな~と改めて思うなどした。
ではでは👋
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