ぽっちゃり女子が輝く作品が好きだ
ぽっちゃり女子が輝く作品が好きだ!!という話を今日はしたいと思う。
なぜなら私も太っている…と思わされて生きているから。
小さいときに「でぶ」といじめられ(からかわれ)、深い傷を負ったわたしは太っている、というアイデンティティをこじらせながら約30年生きてきた。
ただ「太っている」なんて、どこを基準にした話?ともおもったり、自分が人より脂肪を抱負に蓄えているということはもはやアイデンティティと化しているので、わたしは太っていて素敵な女の子が活躍する作品をたっくさん見たいのです!!
ただし!!!物語の序盤で「痩せる」ことは許しません。終盤でも嫌だけど。
ぽっちゃり女子がぽっちゃり女子のまま素敵に活躍するお話が見たいのです。
ということで、
近年そういった作品が少しずつ日の目を浴びてきたので、記録としてこちらに残します。
(まじで、途中で急に激やせする話は許さねえ。なんで痩せないとぽっちゃり女子は幸せになれないみたいな価値観を再生産するのかもわからないし、痩せた彼女を彼氏が「前の方がよかった」とか言ってると「努力がわからないのか!?」とか「デブ専」ってコメントが付くのも地獄だ。という話は脱線するので控えます。
あと正直デブって言葉はあんまり好きじゃないので、作品の中身はいいのにデブとかブスとかつくのはきちい~~~って思ってます。いまはインパクト重視の漫画アプリが多いのだと思うけど、やめてくれ~な気持ち。
漫画の場合はね、小顔で首が太ってないのは認めません。あと手が太ってないのも認めません。クリームパンみたいに描いてくれ!それが我々の魅力なのだから!という気持ち。
あとかつての美術作品とかはお腹の肉とかがあってとても良いよね、と思う。人間らしさを感じる。
ということで早速紹介。
①デブとラブと過ちと!
最高~~~~です。記憶喪失でめちゃくちゃ自信満々になっちゃった☆なぽっちゃり女子が大活躍します。かわいい。
ドラマ化もしたらしいけど、主人公である夢子がとにかくいい!!
自分のことを一切卑下しない上に他人のことも全く馬鹿にしない、全肯定。
名言が多すぎて、日めくりカレンダーが欲しいレベル。
落ち込んだ時こそ夢子を思い出して自分を愛して生きていきたいなと思わされる。
「しっかり食べているからこのプロポーションを維持しているの!」とか
いいよな~前向きで。
②自由主義時代の子どもたち
短編集でそれぞれに描かれる事象や人柄がとてもよい…のだけれど
ナチュラルに自分のあるぽっちゃり体系の女性(まりあさん)が出てくるお話があります。よき。
自殺しようとしてネットで知り合った学生と老婆の話も好き。
③やまとは恋のまほろば
主人公ほのかはぽっちゃり…というほどでもないかもしれないのだけれど
人間の心情によりそった良い作品。
絵の描き分けの描き方も「地味だけど美人で…」とかそういう感じがなくふつうの女の子のよさを描いてくれている姿勢が好き。
④I feel pretty
海外作品になると増えるんだよな~~~~~つれえ
ある日いきなり美人になった…!!わけではなく
美人になったと思い込んだ!!という話。
それでもギャグとしてではなく「結局は自己肯定と自信の問題…?」であると教えてくれる作品。おすすめです。
⑤Isn't It Romantic
これも海外作品。90分なのでサクッとみられる。
陰キャな私がラブコメ世界に迷い込む!的なお話。ギャグも聞いてるし面白いし泣ける。
「自分は恋愛なんてすべきじゃない」とか華やかな生活に抵抗感とか部外者感のある人がみたらいろいろと持ち帰ることができる映画だと思う!!
⑥ヘアスプレー
言わずと知れた名作。
主人公であるトレイシーだけでなく母エドナにも目線が向けられ、かつ機会が与えられていく感じがとてもよい~~~~~
ボディポジティブだけでなく人種差別についてのメッセージもつよい作品
どんな人でも前に出て踊っていいんよな~
※おまけ:ブス嬢
性風俗がメインなので注意
これもね~~ブスとか入ってるから嫌なんだけど、なぜかブスだし太ってる百華様が風俗店の伝説の嬢であらゆる性別のあらゆるセクシャルな悩みを一発解決していく!っていうギャグマンガです。でも百華様の魅力がすごくてマンガアプリ(LINE漫画)では信者がコメント欄にたくさん出てきてて楽しかったのでおまけに記載。
媚びない、気高く自信にあふれた百華さんにどうしても惹かれてしまうのでいれました。好き。
半分ギャグとして決め顔とか怒り顔とか描かれているんだけど、それでも百華様が絶対的な存在だから安心してよめる。
以上!
思いついて勢いで書きちらしましたがどんどん増やしていけたらいいな~
ぜひ皆さんも元気が出るような、よいぽっちゃり女子が活躍する作品があったら教えてくださいまし。
小さいときにこういう作品があったら自分の心の傷ももう少し浅かったのかなあ、等と思いながら一生懸命傷を傷でないことにしようとする今日この頃です。
でもだいぶ昔より自分がそのまま好きになれているきがするよ。
ありがとういろんな作品。