読書感想文【プロジェクト・ヘイル・メアリー】
今年読んだ中でダントツに面白かった!という流れで紹介しようと思ってたら、kindleアプリの履歴見たら購入が2023年12月だったという…ギリ2023年のベストじゃん!!モ人です。
SF、いいですよね。このタイトルは、映画にもなった『火星の人』の作者さんの長編三作目ということですが、めちゃくちゃ面白かったです。自分は、まったくの事前情報なしでSNS上の有識者おすすめを信じて読んでみたクチなのですが、ドンピシャ!良書にめぐり合えてうれしかったのを覚えています。
と、いうか。この本を楽しむ為には、事前情報まったく無しのほうがイイんです。下手に中途半端に前提があると、面白さが減ってしまうような気がします。一般的な地雷要素としてグロテスクな表現などなどあると思いますが、ひとまずそういうのはない、とだけ。
ハードカバーで上下巻という大ボリュームではありますが、なかなかどうして、掴みからして「え?これ、どうなるの?」「あれ?結果は〇〇だけど、回想の△とは食い違うじゃん?」というもやもやさせ方とテンポよく進む物語の妙が相まって、あっという間に読み終えてしまいました。
2024年初頭から映画撮影が始まったというニュースもあったのですが、なかなかどうして、映像化の難しい作品という事と、何も知らない状態から見るのがよいので変に映画紹介などでネタバレを目にするのは『もったいない』
年末年始、読書の為にまとまった時間を取りやすい(??よね??)と思うので、歯ごたえのある人気SF作品いかがでしょうか??
それでは せいぞんせんりゃく しましょうか