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「ゲンコツらじお」#110 続・旨味と蝉の声の話
前に「ゲンコツらじお」で話した内容の補足
アメリカで流行したハンバーガー
日本人が食べたらどう思う?
蝉の声はやっぱり外国人には聴こえない?
そして、ゲンコツメンバーの三つ子ちゃんの話も!
いつもどおりにゆる~くおしゃべりします!
※2022年8月27日の録音
(フクダクニヒロ、イイジマミツオ、カツワタマサユキ、アサイケンイチロウ、カミムラタカオ)
以下、文字起こし
フクダ「このあいだの収録で「UMAMI BURGER」ってイイジマさんに教えてもらったんですけど、その時は全然知らなくて」
イイジマ「調べた?」
フクダ「ウチの奥さんに聞いてみたの。結構前からニューヨークのスノッブな人たちにめっちゃ流行ってたんだよって」
イイジマ「そうよ」
フクダ「おんなじこと言ってた、イイジマさんと。結局高いじゃんって。日本人にとっては旨味って言っても他にもあるし、わざわざ行かないよねって。知らなかったんだけど、日本にもあるのね」
イイジマ「えッ、あるの? 知らなかった」
カミムラ「あります。錦糸町にもあります」
フクダ「じゃあ向こうで食べたの?」
イイジマ「オレはロサンゼルスの空港で」
フクダ「そうなんだ。あと、関東に何軒かあって。でも、セットで(バーガーの他に飲み物などを頼むと)2,000円くらいするのね。だから、5人家族で食べたら10,000円。お昼で10,000円とか嫌じゃん」
イイジマ「オレ、息子とふたりで5,000円かかったもん、日本円で」
フクダ「ハンバーガーを食べるには敷居が高い。あと、シイタケだそうです、旨味は」
カツワタ「カミムラさんも食べたの?」
カミムラ「ロサンゼルスで一回食べて、日本にできたってなった時に錦糸町で買って食べました」
フクダ「家族で?」
カミムラ「家族じゃ食べないです。嫁さんとだけで。すき焼きというか、シイタケの味が強くて個人的にはあの値段を出す…」
フクダ「価値はある?」
カミムラ「どうかな…ボクはね。ハンバーガーはハンバーガーらしい味のほうが個人的には好きかな」
フクダ「個人の感想なので、誹謗中傷じゃありません!」
イイジマ「うまかったよ。うまいと思ったけど、別にマックでいいかなぁ」
フクダ「せっかくならそういうのも食べてみたいって言う人は食べるんでしょうけど、我々ファミリー層には少なくとも刺さらないかな」
イイジマ「ファミリー層はコスパですから」
話題は変わって…
フクダ「蝉の声が日本人には聴き取れるけど、諸外国の方にはノイズにしか聴こえないって話。気になったんで調べたんです。角田忠信さんという医学者のかたが、1978年に『日本人の脳』という本を出したのかな。その本の中で、この前カツワタさんが言ったように、日本人には蝉の声が「ミンミン」とか、蝉の声として捉えられるけど、外国の人にはそれがノイズになっちゃうってことらしいんですけど、その後、科学的なところで立証されてないんじゃないかって反論が出たりして、現在ではその説を支持する脳科学者はほとんどいないと」
カツワタ「それは、申し訳ございません」
フクダ「ただ、ボクが言いたいのはそういうことじゃなくて、仮に蝉の声が蝉の声として外国の人に聴こえたとしても、古くは和歌とか、短歌とか、俳句とか、童謡とかね、蝉の声もそうだし、虫の声も、風鈴の音で涼を感じるとかっていうのは、そういうものを感情的な、エモーショナルなモノとして捉えてるのは日本人以外にそんなにいない」
イイジマ「オレもそう思う」
フクダ「そこなんです。ボクが言いたいのは」
イイジマ「このあいだフクちゃんが言ってたさぁ、日本の色はすげぇんだと。おんなじ色だろっていうのも、違う色で分けてるっていうくらいにバリエーションがあるから、その中で蝉の声っていうのが記号としてちゃんとなってて、「ミーンミーン」っていうのがミンミンゼミって記号化されてインプットされてるから聞きやすい。あとは聴かなかったらノイズだよねっていう」
フクダ「そうそう。脳科学的にとか医学的にそれがノイズじゃなくて虫の声として聴こえてますよ、なのかもしれないけど、だからと言って文化まで昇華してるのは日本人だけっていうか、ほぼそうじゃんってこと。そこがすごいよねって言いたかった」
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UMAMI BURGER
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