スミソニアン国立航空宇宙博物館 スティーブン F. ユードバー ハジーセンター<EOS R6>
今日は、バージニア州にある、スミソニアン国立航空宇宙博物館 スティーブン F. ユードバー ハジーセンターに行きました。
沢山の飛行機が所狭しと展示されています。写真手前はコンコルドです。乗ったことはありませんが、昔、JFKで現役のコンコルドを見た事があります。
大好きなSR-71ブラックバードが、展示場中央に堂々と展示されています。どす黒いチタン合金ボディは、独特の凄みがあります。
上から見ると、ヒラメのような造形で戦闘機に見えません。
広島に原子爆弾を落としたB-29 エノラ・ゲイです。巨大な航空機で、こんなのが日本の上空に原子爆弾を持って来たと思うと恐ろしいです。以下、ウキペディアからの引用です。この機体の重要性が分かります。
1995年に、国立航空宇宙博物館側が原爆被害や歴史的背景も含めて、レストア中のエノラ・ゲイの展示を計画した。この情報が伝わると、アメリカ退役軍人団体などから抗議の強い圧力がかけられ、その結果、展示は広島への原爆被害や歴史的背景を省くこととなり、規模が大幅に縮小された。この一連の騒動の責任を取り、館長は辞任した。
その後、レストアが完了し、スミソニアン航空宇宙博物館の別館となるスティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター(ワシントン・ダレス国際空港近郊に位置)が完成したことにより、現在はその中で公開されている。重要な常用展示機体であり、その歴史的背景から破壊行為などが行われないよう、複数の監視モニターにて監視され、不用意に機体に近づく不審者に対しては監視カメラが自動追尾し、同時に警報が発生するシステムを採用。2005年には映像解析装置も組み込まれるなど、厳重な管理の元で公開されている。
コックピットのデザインは、昆虫の複眼のようで異様な雰囲気を出しています。僕も、写真を撮りまくっていたので、監視カメラに自動追尾されていたかも知れません。
B-29 エノラ・ゲイの横には、日本帝国軍機も複数展示されています。その中で、特攻機の桜花が異様な雰囲気を出しています。奥にある「R」は、B-29 エノラ・ゲイの垂直尾翼です。原子爆弾を落とした機体と特攻の機体が並んで、人類の愚行を示してくれています。
展示場奥には、目玉のスペースシャトル・ディスカバリー号です。スペースシャトルは、カリフォルニア・サイエンス・センター(ロサンゼルス)のエンデバー号、ケネディ宇宙センター(フロリダ)のアトランティス号につづき3機目です。ちなみに、原寸大モックアップは、合衆国宇宙ロケットセンター(アラバマ)のパスファインダー号と、ジョンソン宇宙センター(テキサス)で見ました。
このディスカバリー号は、大気圏の突入した時のダメージをそのまま残しているので、とてもリアルです。とくに耐熱タイルは見応え感がありました。
いや、なかなか迫力あるテクスチャです。
カメラ:CANON EOS R6
レンズ:EF 16-35mm F4L IS USM
出力:Adobe Lightroom Classic