Film is Not Dead <LEICA M6 is Back!>
さて、とうとうLEICA M6の復刻モデルが発表されましたね。まさか今になってM6が復刻されるとは思いませんでした。ライカのフィルムに対する情熱に感動です。噂では500台の限定モデルかつ廉価版にあるとのことでしたが、LEICA MPやM-Aと合わせて通常モデルとしてラインナップされました。価格はMPよりも$400安い設定になっています。一方、昨今の急激な円安に対応した価格設定をしたのか、日本ではMPよりも33,000円高くなり逆転現象が起きています。もしかしたら、MPは近い将来80万円を超えるかもしれませんね。日本では、今買うならMPかも!
オリジナルと大きく異なるのは、トッププレートとボトムプレートが亜鉛ダイキャストから真鍮になっています。またファインダーもMPからの流用でフレア耐性が上がっています。その他、フォントが異なったりレザーが違ったりしていますが、見た目はほとんど同じです。
M6を組み立てるビデオを見ていると、職人が丁寧に組み立てる姿に感動します。
さて、この復刻モデルの発表に合わせて「Film is Not Dead 」キャンペーンが催され、全米のライカストアの各店でILFORDの35mmフィルムが先着100本限定で1本ずつフォトグラファーに無料で配布されました。このフィルムで自分の街を、本物の恵み、喜び、小さな罪、優しさというテーマで撮影して、11月1日までにライカストアに提出すると、サンフランシスコのラボ「The Darkroom」 にて無料で現像してくれます。太っ腹の企画ですね。
残念ながら私が住んでいる地域にライカストアが無いのですが、ニューヨーク・マンハッタンで働いている親戚がいるので、彼女にお願いしてライカSOHO店でフィルムのピックアップをお願いしました。しかし、10時の開店で11時半には無くなっていたそうです。彼女が店に行けたのは3時だったので、残念ながらゲット出来ず。でも、こういう企画は良いですね。